/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
アルト
私の姉はあのフランケン…いや、
アルト
フランの妻でした
アルト
二人は決して交わることのない人間と魔物
アルト
でも、体が弱い姉が森へ迷い込んで倒れてしまった時
アルト
フランが看病してあげたんです
アルト
そこから二人は惹かれていき、森の奥でひっそりと暮らしていました
アルト
もちろん、私にも優しくしてくれた
アルト
あの日までは…
いと
あの日？
アルト
姉さんがこの国でも治せない不治の病に侵されてしまったんです
アルト
フランと一緒にいて、国民から避けられていた姉さんは
アルト
ろくに治療もしてもらえず
アルト
苦しみながら息を引き取りました
クロウ・フラン
あああ
クロウ・フラン
なんで君が…
マキラ
ああ、なんて可哀想な二人
クロウ・フラン
誰だ！？
マキラ
種族を超えた愛…素敵だわ…
マキラ
ねえ、フラン
マキラ
もし彼女が生き返る方法があるとしたら
マキラ
試してみる気はあるかしら？
アルト
姉が息を引き取ったその日からフランはなぜか人が変わったかのように豹変して、国民を襲うようになったんです
アルト
私は優しい二人を知ってる！あなた達も！
アルト
例えお化けだとしても、同じ心を持ってると思うんです！
アルト
お願いです！
アルト
フランを…止めてください
アオト
そうだったんだね…
アオト
正直、僕らがあんな化け物を倒せるか分からない
アオト
でも、やれるだけのことはしてみます！
ユニ
みそらの恩人でもあるから、仕方ねぇな…
フマル
力づくでもな
アルト
みなさん…
アルト
役に立つか分かりませんが、この花
アルト
姉が好きだった花です
アルト
二人の家の周りにはたくさん咲いていました
アルト
お守りだと思って持っていってください
ユニ
ありがとう
ユニ
それじゃあ行ってくる！
クロウ・フラン
さぁ、次はどいつを捕まえようか
ユニ
フラン！
クロウ・フラン
！？
クロウ・フラン
またお前らか
クロウ・フラン
懲りない奴だ美しくない
みそら
今度は油断しないよ！
クロウ・フラン
油断…？
クロウ・フラン
この前のが私の本気だとでも？
クロウ・フラン
あの人から授かったあの力
クロウ・フラン
見せてやろう
クロウ・フラン
ｼｭﾝｯ
ユニ
んな…！？速い！
クロウ・フラン
ｶﾞｯ(ユニの首を絞める)
ユニ
ぐっ…
アオト
ユニくん！
みそら
はーい
みそら
おつカレー(？)
みそら
next→化け物を倒す唯一の手段
みそら
お楽しみにー
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
