少し でも 喜んで もらおうと 作ったチョコレート
袋を 片手に 彼の 場所へ 向かう
自分 の 気持ち を 伝えられたら それで いい
嫌われても 、 それでも 伝えたい 気持ち
インターホン を 鳴らし ドア が 開くのを 待つ
いふ
あれ 、 来たん ?
悠佑
おう 、 バレンタイン やから 、 チョコ
いふ
ええん?!めっちゃ嬉しいわ 、 有難う
悠佑
あのさ 、 まろ
悠佑
嫌われても 、 ええから 言いたいこと あるんやけど 、
いふ
ん ? 別に 嫌わんけど ... 、
いふ
取り敢えず 中 はいってからにせん ?
悠佑
ん ... 、
どくどくとうるさくなる心臓
破裂 しそうだ
部屋のソファに2人で腰をかけ話の続きを ... 、 と言われる
悠佑
... あのな 、 俺 まろのこと 、 好きなんよ 、 メンバーとしてとか 、 そうゆうのじゃなくて 、 恋愛対象 として
いふ
... え ?
悠佑
ごめんな 、 急に こんな話 して
悠佑
俺 伝えられた だけ で 満足 やから
悠佑
帰る、な
逃げるようにソファから立ち上がり玄関に向かおうとする
すると後ろからぎゅっと抱きしめられ引き止められる
悠佑
な、に、?
いふ
俺も,同じ気持ち
いふ
やから 、 逃げんで ... 、
まだ 此処に居って , ?
まだ 此処に居って , ?
嬉し かった その 言葉
頬を流れる水
抱きしめられている場所から感じる体温
あと数十分で終わってしまうこの日
こんな短時間だったが、自分に とっては 忘れられない 日になった
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