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バレンタインの日のまろにき

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バレンタインの日のまろにき

1 - バレンタインの日のまろにき

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2022年02月14日

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少し でも 喜んで もらおうと 作ったチョコレート

袋を 片手に 彼の 場所へ 向かう

自分 の 気持ち を 伝えられたら それで いい

嫌われても 、 それでも 伝えたい 気持ち

インターホン を 鳴らし ドア が 開くのを 待つ

いふ

あれ 、 来たん ?

悠佑

おう 、 バレンタイン やから 、 チョコ

いふ

ええん?!めっちゃ嬉しいわ 、 有難う

悠佑

あのさ 、 まろ

悠佑

嫌われても 、 ええから 言いたいこと あるんやけど 、

いふ

ん ? 別に 嫌わんけど ... 、

いふ

取り敢えず 中 はいってからにせん ?

悠佑

ん ... 、

どくどくとうるさくなる心臓

破裂 しそうだ

部屋のソファに2人で腰をかけ話の続きを ... 、 と言われる

悠佑

... あのな 、 俺 まろのこと 、 好きなんよ 、 メンバーとしてとか 、 そうゆうのじゃなくて 、 恋愛対象 として

いふ

... え ?

悠佑

ごめんな 、 急に こんな話 して

悠佑

俺 伝えられた だけ で 満足 やから

悠佑

帰る、な

逃げるようにソファから立ち上がり玄関に向かおうとする

すると後ろからぎゅっと抱きしめられ引き止められる

悠佑

な、に、?

いふ

俺も,同じ気持ち

いふ

やから 、 逃げんで ... 、
まだ 此処に居って , ?

嬉し かった その 言葉

頬を流れる水

抱きしめられている場所から感じる体温

あと数十分で終わってしまうこの日

こんな短時間だったが、自分に とっては 忘れられない 日になった

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