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すまない先生
ミスターブラック
ミスター赤ちゃん
ミスターマネー
ミユ
船湯レイ
みんな
そう皆が悩んでいたのを遮るように2人が声をあげた
紅月秋梛
秋梛は机に1枚の地図を広げた
冬羽
そう言って冬羽は赤い丸を囲んでいる場所に指を指す
みんな
皆が声をあげるのも無理はないだろう
何故ならあのブラックさえ探れなかった場所を2人で突き止めていたからだ
夢羽
レンガ
ミスターブルー
ミスターバナナ
ミスターレッド
ミスター銀さん
レル
船湯レイ
船湯レイ
冬羽
ミユ
紅月秋梛
すまない先生
みんな
すまない先生
すまない先生
ミスターバナナ
ミスター銀さん
数分悩んだが何も分からなかった
場所、位置、どこも普通の場所
そして何かが分かったようにレンガが口を開く
レンガ
夢羽
レル
みんな
数十秒間の沈黙が流れる
冬羽
という声で流れるが一気に一変した
すまない先生
船湯レイ
紅月秋梛
冬羽
ミスター赤ちゃん
冬羽
冬羽
そして冬羽は重い口を開いて、自分かのように話し始めた…
その場所は祈りを叶える神社だったそうだ
修学旅行や旅行に来た人は皆そこの行くほど人気だった
いつも
受験が受かりますように
家族や親友達が病気になりませんように
そんな願いを神社に手を合わせ人々は叶う
とある少女も皆の願いが叶うようにいつも神社に手を合わせていた
チャリンとお金を入れる音がする…
誰かいるのかな?
確か115円入れるといい事あるとかおじいちゃん言ってたっけ?
女の子はほうきを手に取り落ち葉を掃除していた
そう言って賽銭箱の前に立ち2回手を叩く
と115円を賽銭箱入れた
これがとある女の子の日課だ
雨の日も学校の日も毎日来ていた
ここの[巫女]として
ただ日常は人が砂の城を簡単に壊すように
この楽しい日常は崩れ去った
女の子が家中に響き渡るような声で言った
いつもなら[おかえり]と言ってくれるおじいちゃんもいなかった
父と母は女の子を産んで数ヶ月後に交通事故で亡くなった
おじいちゃんが居ない…違和感と恐怖に気付き家の奥へと女の子は進んだ
奥へと進んだ女の子は血に濡れている祖父を見て絶句した
ずっと支えてくれていた祖父が血に濡れ、息が絶えていた
女の子は絶望と悲しみと悔しみ、そして…憎しみで叫んだ
声が枯れるまでずっと…
そして女の子は立ち上がり警察へ連絡のため通信機器の元へ向かう
その時だった…
女の子は状況が飲み込めなかった
ただ気づいた時にはもう赤い炎が家全体に広がっていた
女の子は絶望しおじいちゃんの隣に横たわった
そう言って女の子は息を引き取った…
冬羽
この話を聞いた時皆心が締め付けられるように痛かった
幼子は悪い事は何もしていないのに家族を亡くし、自分まで死んでしまったからだ
船湯レイ
半ギレになりながらレイは応える
ミスター銀さん
ミスターマネー
すまない先生が口を開く
すまない先生
冬羽
冬羽は首を横に振る
冬羽
冬羽
夢羽
レンガ
紅月秋梛
ミスターバナナ
ミスターブルー
冬羽
紅月秋梛
レル
ミスター赤ちゃん
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスターブラック
みんな
皆の中に沈黙が流れる
ミスターレッド
レッドが口を開き周りが息を飲んだ
ミスターブルー
ミスター赤ちゃん
レル
ミスターレッド
紅月秋梛
ミスターレッド
とレッドは新聞の一部の部分を指を指し見せる
そして皆は覗き込む…
レル
ミユ
ミスターマネー
ミスターバナナ
すまない先生
すまない先生
ミスターブラック
すまない先生
ミスターブラック
船湯レイ
ミスターマネー
ミスターマネー
紅月秋梛
すまない先生
そしてすまない先生が拳を高く上げる
みんな
それに合わせ皆も負けずとすまない先生の拳の近くに自分の拳を上げる
誰か…助けて…
コメント
10件
詠……悲しい過去でこっちまで悲しくなるよ…親を失って、家と共に焼き死ぬなんて…! 皆がキレるのは納得だ!私もあの犯人に切れてるよ本当ふざけんなよ! 詠、報われたらいいね
めっちゃくちゃ最高!続きが気になる!
あの女の子…詠ちゃん…(間違ってたらごめんね)何も悪いことしてないのに…酷すぎるよ……でもこんな事が当たり前のように起こるのが現実……キレるのも無理はないよね…… めっちゃ関係してそうだけど…どうなんだろ、これからが楽しみ!!