現代パロ 本編とは全く関係ありません
※BL表現あり 苦手な方は自衛お願いします
リアム
この会社に務めて数年
今日も何も無く平凡と仕事をしている
「ねぇ、、リアムさんってかっこよくない、?」
「わかる。仕事も早くて凄いよね。」
「でも少し怖くない、、?」
「何考えてるかわかんないよね」
「仕事が恋人って感じ」
リアム
リアム
これが俺の"平凡"
あることないことコソコソ言われている
だからか、基本一人だ
いや、俺自身から周りと距離を置いているのかもしれない
否定する時間があればその時間は作業にあてたい
それに反して……
「あ!来たよ来たよ!」
リアム
スティーブ
スティーブ
「スティーブさんだ!!」
「ほんとあの人キラキラしててかっこいいよね…」
「背も高くて男らしいのがもうやばい…」
「ちょっと抜けてるところもまた可愛くて沼る〜🥲」
「彼女いるんだろうな〜🥲」
リアム
スティーブ
あいつは俺と正反対
多分今後も絡むことは無いだろう
恋愛等でも悩むことは少ないだろうな
あいつと俺は違う世界にいる
リアム
リアム
今の俺には重大な書類がある
そんな考えてもしょうがないこと考えるより成果を残すことの方が重要だ
リアム
カタカタと文章を打ち込み意識が仕事へ没頭してきた
スティーブ
スティーブ
なにやらこっちに近づいてくる
なんだなんだなんだ…
いやまさか俺ではないだろう自意識過剰なだけだ。大丈夫…
スティーブ
リアム
俺のデスクの前にはキラキラした男がいた
呆気に取られて見上げてしまう
こう見ると本当に高身長だ
……悔しい
リアム
スティーブ
スティーブ
あることはあるがなぜ勤務時間外にわざわざやるんだろうか
リアム
まぁいいかと思い承諾した
スティーブ
スティーブ
スティーブ
リアム
なぜ知ってる…
もはや怖い
スティーブ
リアム
手短に話を終えられヒラヒラと手を振りながら去っていった
リアム
「スティーブさん優しいなぁ…」
「ね、1人でいる人に声掛けて寂しい思いさせないようにしてくれてんだ」
「いいなー私も声掛けられたい」
リアム
周りはおかしい
ここは学校か
社会に出てまでそんなわけも分からない気遣いされる方が苦しい
……だが、あいつはなんだか違う気がする
少しだけ仕事後が楽しみだった
胸がザワザワしてこの後は仕事がろくに手につかなかったことは気の所為ということにしておきたい
スティーブ
やった…!
やったやった…!!
完全に断られるかと思ったけどOKもらえた…!!!
嬉しい……!
大丈夫だったかな…ドキドキしてるのバレてなかったかな…大丈夫だったよね…?普通装えたよね…!?
スティーブ
俺は人に言えない秘密がある
恋愛対象が女性ではなく男性
つまり"ゲイ"であること
そして同じ職場の同僚であるリアムくんに恋心を抱いているということ
スティーブ
スティーブ
スティーブ
多分向こうは一切気に止めてない
でもこっちは日々リアムくんの事で頭がいっぱいなんだよ
叶いっこないなんてことは承知済み
周りと違うってこともわかってる
だから自分の中だけで楽しむんだ
見方を変えればただ変態なだけかもしれないけど、
スティーブ
「あの!スティーブさん!」
スティーブ
「良かったら夜…一緒に夕食どうですか…!」
スティーブ
「そうですか……」
悲しそうな顔をして去っていった
ごめんねー、
「スティーブさんって女性からの誘い全部断るよね…」
「絶対これ彼女いるよ〜泣く〜😭」
スティーブ
スティーブ
案外コソコソ話してる声って周りに聞こえてるんだよね
よく俺の事も話してるのも聞く
女慣れしてそうとか彼女いそうとか恋愛上手そうとか
周りが俺の偏見をよく言うけど、俺はそんなに完璧な人間でもない
いざ好きな人の前になるとギクシャクしちゃうし、、
つまり、平然としていられるってことは…そういうこと
実際ガヤがリアムくんのことをヒソヒソ話してるの聞いて俺は不快だった
まぁいいか
彼のことをわかってるのは俺だけで充分
その方が特別感あるからいいけどねっ✨
スティーブ
リアムくんのことを考えながら飲むコーヒーは格別
彼は何の種類が好きなんだろう、甘めかな苦めかな、砂糖入れるのかな
こんな些細なことでも気になっちゃう
さっき会って話したのにもう会いたい
目の前にふっと現れないかなぁ
そう思った矢先──
スティーブ
リアム
そこにはずーっと考えてたリアムくんがいた
マグカップを持って俺を見つめている
スティーブ
リアム
リアム
ほんとに目の前に現れるなんて思ってなかったから焦り散らかした
俺ってば超ダサいやば…
頑張って平然を装おう
スティーブ
リアム
スティーブ
リアムくんの手に取っているコーヒーに目がいった
リアム
リアム
リアム
すごく嬉しかった
だってそのコーヒー
俺が買って置いといたやつだから
スティーブ
リアム
リアム
少し驚いた顔をして小さく微笑んだ
なにそれ、ずるいよ
リアム
リアム
黒いマグカップに入ったコーヒーを混ぜながら淡々と話していた
コーヒーのほろ苦い香りが俺たちを包む
…踏み出せ俺、今がチャンス
スティーブ
リアム
リアム
スティーブ
スティーブ
リアム
普通の会話だけどすごく緊張する
何気ない雑談なのにこんな真面目に話してて傍から見たら面白い光景だろうな
リアム
リアム
リアム
嬉しそうな顔だった
こんなに優しい顔するんだ
まだまだ知らないことばかり
スティーブ
リアム
でも少し、今日はあなたを知れた気がします
リアム
昼頃に入れたコーヒーを見つめながら考えた
さっきのあのスティーブの顔が忘れられない
あの照れくさそうな笑顔
ただの会話なのにどうしてあそこまでなる必要があったのか
あれからずっと考えている
注いだコーヒーを1口含んだ
リアム
元から美味しかったが、なぜだか以前よりも美味しく感じた
スティーブが置いてくれたと分かったからだろうか
リアム
リアム
そうだ。あくまでも向こうはこの部署のカリスマ的存在
誰もが憧れる社会人
俺に優しくしてくれるのも、ただ彼がみんなに好かれる優しい人だから
誰にだって話しかけるし、誰にだって優しくしてくれる奴だ
少し話せたからって勘違いしすぎだ。俺は
リアム
気持ちを切り替えてパソコンに向かった
時間が経ちあっという間に定時
パソコンを閉じてふぅ、と一息ついた
スティーブ
リアム
すると前にはスティーブがいた
目をきらきらさせてこちらを見ている
犬みたいだ
こいつに今突然耳としっぽが生えても違和感はないだろう
スティーブ
にこにこしながらこちらを見る
……周りの視線が痛い
「え、、リアムさんとスティーブさんって仲良かったでしたっけ」
「いいな〜どこいくんだろ」
「なんでリアムさんなの?ずるいー、」
リアム
荷が重い
こうなるのも無理は無いよな
日頃あまり人と関わらない愛嬌もない奴にこの男が絡んでいたら反感買うのも納得がいく
スティーブ
スティーブ
リアム
スティーブだって聞こえてるはずだ
だけど知らないフリして俺に向き合ってくれている
だったら、俺だってちゃんと答えてあげなければ失礼に値するだろう
スティーブ
俺にしか聞こえない声で、俺にしか分からない笑顔で、一言放った
この一瞬のおかげで俺の心の締め付けがふっ、と解けた感覚を憶えた
リアム
不安になり目を逸らしながら一言問う
ちらっとスティーブの表情を確認したが
その表情は少し驚いているように見えた
そして小さく笑って言った
スティーブ
リアム
まっすぐと俺を見て笑ってくれる
スティーブ
スティーブ
らしくない
ほんのりと耳が赤くなっている
スティーブ
照れ隠しかのように俺を急かした
そんな姿を見て俺も少し頬が綻ぶ
カバンにパソコンや書類などをしまって立ち上がった
リアム
スティーブ
そして俺の手を掴み進んで行った
急な仕草に驚く
スティーブが俺を引っ張るように進んでいるため背中しか見えない
大きな背中だ
どんな表情をしているんだろう
気がつけばスティーブのことで頭がいっぱいだった
でもやっぱり耳は赤い
スティーブ
スティーブ
大きな声で職場に挨拶するもんだからみんなこちらを見てしまった
リアム
俺も挨拶をする
不思議な気持ちだ
さっきまでは見られたくなかったのに今は全然不快じゃない
人の少ない廊下まで来た
未だに手は繋がれたままだ
リアム
スティーブ
名前を呼んでもこっちを見てくれない
ずっと俺の手を引っ張っている
リアム
リアム
スティーブ
スティーブ
ぶっきらぼうな返答だ
相変わらず顔は見せてくれない
スティーブ
でもなぜだろう。わかる気がする
リアム
スティーブ
リアム
スティーブ
リアム
こんな一面があるとは思ってなかった
正直前までは女性をたらしてばかりのヘラヘラした男だと思っていた
だけどそうじゃなかった
知らないスティーブを見れた
だから受け入れられる
俺はこんなヘラヘラしたたらしに興味を持ってしまったんだな
心底情けない
でも
リアム
少し我儘を言いたくなるのは、なぜだろう
こんなにも心を許してしまうのは、どうしてだろう
スティーブ
俺の手を握る手が少し強くなった
力強い、大きな手
それとは反対に、実は繊細で暖かい心
思わず俺も握り返した
リアム
スティーブ
リアム
思わず声が出てしまう
見たくないのか…?俺の事を…
リアム
リアム
スティーブ
そう言って思い切り振り返ったスティーブの表情は
真っ赤だった
リアム
スティーブ
スティーブ
リアム
リアム
そういうことにしておく
可愛らしい一面もあることを知れた
"もっとスティーブを知りたい"
そう思ってしまうのは、俺の我儘だろうか
無事に着いたはいいけど…
さっきの俺めっちゃダサかったよね…
ほんと恥ずかしい…絶対引かれた…
スティーブ
席に座って息を吐く
少し落ち着こう。焦りすぎてる
リアム
スティーブ
パソコンと書類を取り出しながら話を切り出した
リアム
スティーブ
スティーブ
リアム
スティーブ
俺のパソコンを覗くために体をこっちに近づけてきた
微かに肩が触れる
急な接近に心が追いつかない
サラサラの黒髪が俺の頬をくすぐった
やばい、いい匂いする
リアム
どうしよう、教えてくれてるのに全然集中できない
話が頭に入らない
あああぁ…やばい…幸せだ…
リアム
スティーブ
リアム
困った顔で俺を覗いた
なんだその表情は
上目遣いで近距離でそんな顔されたらもう俺…
スティーブ
リアム
スティーブ
口元を抑え必死に抵抗した
このままだと理性ぶち壊れて勢いのままキスをしてしまいそうだったから
耐えろ俺…耐えろ……
スティーブ
スティーブ
スティーブ
リアム
リアム
ため息をつきながらもちゃんと教えてくれる
ツンデレでかわいいなぁ
スティーブ
スティーブ
リアム
スティーブ
スティーブ
スティーブ
リアムくんの仕事の速さには毎度驚く
要領がいいとはこのことだろうな
リアム
スティーブ
なんだ、赤面して照れてるんだけど
さっきの褒めは別に意図してやったわけじゃなくてほんとに心から思ってた…んだけど……
リアム
いやもう頂きました
貴方の可愛らしい赤面を
スティーブ
思わず深い息を吐いてしまう
そうでもしないと窒息してしまいそうな気がした
やばい、もっとリアムくんのこと知りたい
今までよりも気になる
もっともっと深く知りたい
この後もずっと一緒にいたい
少し考えて、勇気を振り絞って俺の家に呼ぼうと思った
……一線は越えないように頑張るけど、
スティーブ
リアム
リアム
頼んだコーヒーを口に近づけながらこちらを見た
そのコーヒーの近くにはあどけなくピンクに色づいた唇が映えていた
やばいキスしたい
まってまってまって、抑えて俺…今こういう場面じゃないから…
せめて……せめて家まで我慢して…
スティーブ
リアム
スティーブ
驚いた顔して見つめてきた
その表情を見て俺の今の発言のやばさに気づく
恥ずかしさのあまり咄嗟のごまかしが口からポンポンでてきた
スティーブ
スティーブ
スティーブ
リアム
スティーブ
笑った
リアムくんが口に手を当てて小さくだけど笑っている
かわいい
リアム
スティーブ
リアム
首を傾げながらあざとく俺に聞いている
センター分けの前髪が横になびいた
なにそれ…ずるいよ…
本当に俺は情けないな
こんなに意気地がないくせに意地だけは張ってて
でも…
スティーブ
そうやって君が笑うから、俺もおかしくなるんだよな
今俺と俺の好きな人が俺の帰路を共にしている
前代未聞だこの状況
緊張して全然気が気じゃない
自分から誘っておいて変かもしれないけど、、
リアム
でも勇気出して言えたからいいのかなぁ、、
リアム
でもこの後のこと何も考えてないよどうしよう、、
リアム
リアム
スティーブ
思い切り手を後ろに引かれた
その瞬間、目の前に車がスピードを出して通り過ぎていった
リアム
守ってくれた……?
スティーブ
リアム
ふと左手を見ると手が繋がれていた
さっき俺の手を引っ張ってくれた時のが残っているんだね
リアム
リアムくんも繋がれたその手を見る
そして手は繋いだまま少し照れくさそうに言った
リアム
スティーブ
ずるい
君は本当にずるい人だ
リアム
リアム
俯いたまま手を握る力が少し強まった
そんなふうに思ってくれてたんだ
スティーブ
スティーブ
スティーブ
あまりにも儚くて、愛しくて
思わずリアムくんの頭に手を乗せてしまった
スティーブ
リアム
リアム
俺が守ってあげないと
そういう意志が強く、強く抱かれた瞬間だったかもしれない
来てしまった
今俺の家に好きな人がいる
なんだこのドキドキは
高校生の恋愛ぶりかもしれない
スティーブ
来てもらったはいいが何もその後を考えてなかった
……あ
スティーブ
リアム
スティーブ
スティーブ
リアム
スティーブ
むしろ使ってくれるんですか
ご褒美に近い
リアム
スティーブ
……これは別に変な意味とかじゃなくて普通に体調気にしてるだけだからね
…と自分に言い聞かせて落ち着かせてるってだけ
リアムくんにバスタオルを届けに脱衣所まで来た
決して覗きではないです
決して
スティーブ
スティーブ
リアム
扉越しにリアムくんの背中がシルエットになって薄く見える
小さい体に薄くあるくびれ
まるで女性かのよう
スティーブ
スティーブ
おいしっかりしろ
こんなところでぼーっと眺めてる場合じゃない
スティーブ
そそくさとこの場を後にした
リアム
リアム
リアム
リアムくんが入ってすぐ俺もシャワーを浴びた
今はお互い綺麗な状態となった
スティーブ
隣に座るリアムくんがいい匂いすぎる
それでもってサラサラな黒髪
よく筋の通った鼻
美形すぎるなんだこれは
リアム
リアム
スティーブ
そう言うと目を瞑り顔を俺に近づけた
「何か付いてるなら取ってくれ」と言わんばかりのしぐさ
そんな表情をするな
我慢できない
俺は手をリアムくんの頭の後ろにやり、優しくキスをした
スティーブ
リアム
さすがに驚いたらしい
取り乱した表情が愛おしい
スティーブ
リアム
理解が追いついていないのか、赤面しながら顔はハテナだった
…もう今しかない
スティーブ
スティーブ
顔を赤らめながら真面目な表情をしてスティーブは言った
「好きみたい」
突然のことに驚きを隠せなかった
スティーブ
スティーブ
スティーブ
スティーブ
スティーブ
スティーブ
そして少し俯いた
スティーブ
そんな顔をしといてその発言は無理があるだろう
…わがままなんかじゃないのに
スティーブ
リアム
スティーブ
話の途中で我慢できなくなり俺もキスをし返した
リアム
スティーブ
リアム
スティーブ
リアム
リアム
スティーブ
リアム
スティーブ
なぜだか緊張はしなかった
口から当たり前のように出てきた言葉
リアム
スティーブ
泣きそうな顔をしている
なんだ、案外泣き虫じゃないか
リアム
俺だってわがままを言いたい
いや、スティーブだから言いたい
スティーブだから言える
スティーブのおかげで言えるようになった
スティーブのおかげで、俺は変われたんだ
リアム
スティーブ
目に涙をいっぱい溜めて俺を見つめた
職場ではみんなのカリスマ的存在
いつでもキラキラ輝いていて、男女問わず愛されている
そんなお前が、俺に今涙を零している
告白されて驚いている
こんな姿、誰が想像できただろう
きっと俺にしか分からない。俺にしか知らない。
俺だけの、俺だけにしか見せないスティーブなんだ
こんなに泣き虫な男、放っておいたらこっちが心配だ
俺が守らないといけない
ずっと。ずっと。
スティーブ
リアム
俺の肩に顔を埋めて泣き始めた
リアム
スティーブ
スティーブ
リアム
スティーブ
スティーブ
スティーブ
スティーブ
スティーブ
スティーブ
スティーブ
スティーブ
そうか
そうだったんだな
寂しかったんだな
リアム
スティーブ
スティーブの背中をさすった
スティーブの頭を撫でた
リアム
今は、いや、これからはもう寂しくない
リアム
スティーブ
俺よりも体の大きいスティーブが寄りかかると、俺はスティーブに倒されたような形になった
リアム
今目の前にいるのが、俺には幼い子供のように見える
リアム
スティーブ
真っ直ぐ天井を見ればそこにはスティーブの顔がある
泣いたからか目が赤くなっていた
リアム
リアム
スティーブ
リアム
スティーブ
スティーブ
俺がただ告白しただけになってしまっている
ちゃんとスティーブからも聞きたい
スティーブ
俺を見つめて少し恥ずかしそうに笑った
つられて俺も恥ずかしくなった
リアム
急に羞恥が俺を襲いどうしようも無くなった
スティーブ
リアム
スティーブ
照れ隠し代わりにスティーブの服を引っ張り無造作にキスをした
スティーブ
リアム
ずっと押し倒されたままも気が狂う
でも───
スティーブ
リアム
思い切り抱きしめられた
リアム
スティーブ
スティーブ
今俺の目の前にいるのが本当のスティーブならそれでいい
周りが理解しなくとも俺が理解するからそれでいい
どんなスティーブでも、俺はどこまでも受け入れる
こんなに健気で素直なら、受け入れられないことはない
だって俺もスティーブが大好きだから
リアム
力強く抱きしめるスティーブに俺も抱きしめ返した
スティーブ
スティーブ
リアム
スティーブからキスをしてくれた
優しいキスだった
安心する
これなら、スティーブに委ねても大丈夫だ
もう少し、このままでもいいか。
リアム
スティーブ
目を覚ますと横には規則正しい寝息を立てて寝ているスティーブがいた
あぁそうだ、俺たち交際したんだ
いい意味で実感がわかない
昨日たくさん泣いていたから疲れたらしく全く起きない
リアム
スティーブの頭に手を置き優しく撫でた
「スティーブさん!」
スティーブ
「昼食ご一緒してもいいですか…!」
スティーブ
リアム
スティーブ
スティーブ
「相手…?」
リアム
リアム
リアム
スティーブ
リアム
スティーブ
リアム
スティーブ
「え…?リアムさんとスティーブさんってあんなに仲良かったっけ…」
「絶対なんかあったよ…」
「さっきでも"相手"って…」
「え…………!?」
リアム
スティーブ
スティーブ
リアム
リアム
スティーブ
憂鬱だった職場も、今では至福の場所ともいえる
底抜けに明るく優しいお前が───
愛情深く優しい君が───
俺しか知らない貴方が──
大好きだ
よりもと
よりもと
よりもと
よりもと
よりもと
よりもと
よりもと
よりもと
よりもと
よりもと
よりもと
よりもと
よりもと
よりもと
よりもと
よりもと
よりもと
コメント
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お久しぶりです!!! もうほんとにッッッッ、好きだー!!!! 最高すぎる!!
よ り も と 様 久 し ぶ り す ぎ て 泣 け て き た … っ (?) ス テ ィ リ ア 最 高 す ぎ で す ッッ ( ; ; ) 神 作 品 で す よ ぉ お お ぉ ぉ …
うわぁぁぁあお久しぶりすぎますぅぅぅぅぅ😭 相変わらず小説の書き方が上手いぃぃぃ!!