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守ってみせる【BTS】第36話

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守ってみせる【BTS】第36話

1 - 守ってみせる【BTS】第36話

♥

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2019年11月30日

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○○

望んでいた、言葉が聞こえた。

○○

その声は、とても柔らかくて、

○○

安心して、力が抜けてしまった。

テヒョン

「○○は、悪くないよ」

○○

「テ、ヒョン、さん、」

テヒョン

「…うん、そう」

○○

「なん、で、?」

テヒョン

「○○に、伝えたいことがあって、」

○○

久しぶりに呼ばれた、名前

○○

私はこの人に
名前を呼んでもらうのが好きだった。

○○

いつも笑顔で、
誰よりも私の名前を呼んでくれて、

○○

私にはそれが「君はここにいるよ」、
「君の居場所はここだよ」
って言ってくれてるみたいで、

○○

口を四角にしながら、
低い声で名前を呼んでくれる、
そんなあなたが好きだった。

テヒョン

「○○」

テヒョン

「傷つけてごめん。
信じてあげられなくてごめん。
『必要ない』なんて言って、ごめんね」

○○

「そんなっ、」

テヒョン

「○○」

テヒョン

「守ってくれて、ありがとう」

テヒョン

「○○がいてくれて、よかった」

○○

その言葉は、
私の涙腺を崩壊させるには十分すぎて、

○○

私は子どものように泣きじゃくった。

○○

ありがとう。

○○

私に勇気をくれて。

○○

昔から、そうだった。

○○

落ち込んでる時に、元気をくれるのも、

○○

わざとバカして、
私を笑わせてくれるのも、

○○

全部全部、あなただった。

○○

「ありがとうっ、テヒョンオッパ」

テヒョン

「ふふっ!どういたしまして、○○!」

○○

ありがとう。

○○

また、私の名前を呼んでくれて。

○○

やっぱり、私はあなたが大好きだよ。
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