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部活帰り、夕日がきれいな帰宅路地を音楽を聴きながら歩いていく。
今日は梨花ちゃんと話せなかったから電話しよっかなーなんて呑気に考えながら。
ちらっと右側に立ち並んでいるお店を見てみると、スポーツセンターが目に入る。
何を思ったのかはわからないが、私はその店へ足を踏み入れた。
入店して一番に視界へ映り込んできたものは卓球ラケットだった。
まだラバーの貼られていない、ありのままの姿のラケット。
そしてそのラケットの隣にも同じラケットが飾られていた。
まるで、2つで1つだと言うように。
そのラケットたちを見ていると、憂太と涼くんを無意識に思い出す。
2人も、2人で1つという感じだった。
今あの2人がバラバラになってるんだな、と思うと胸の奥がきゅうっと締まる。
そして同時に、私にできることはないだろうかと考えるようになった。
私はスポーツセンターから出て、再び帰宅路地につく。
ふと憂太が私を待っている気がして、私は少し帰り足を速めた。
憂梨
ガチャ、というドアの開く音と自分の声が重なる。
リビングに行くと、そこにはソファーの上で丸くなっている憂太がいた。
やはり何かあったのだろうか。心配になった私はカバンとつけていたイヤホンをそこら辺へ放り投げ、憂太のいるソファーへ行く。
憂梨
私がそう問いかけると目をぱんぱんに腫らした憂太が私の腕の中へ泣きこんできた。
私はこんな弱りきっている憂太に微かな新鮮さを感じながら憂太の背中を優しく撫でる。
憂梨
憂太
それから憂太は私に今日の出来事を途中途中言葉につっかかりながらでも話してくれた。
涼くんにもう卓球のやる気がないと言われてしまったこと、強い言葉だけ残して自分は教室を去ってしまったこと…。
当事者でもないのに、聞いているだけで自分の心も痛くなる。
辛くて、悲しくて、でもまだ一筋の光を信じているような感情が芽生えてくる。
でも憂太は私以上に辛くて、悲しいんだ。
私は憂太を抱きしめる力を少し強める。
我慢しなくていいんだよ、よく頑張ったねと寄り添い励ますように。
憂太は落ち着いてきたのか、少し笑っていた。
音とはなっていないが、憂太からありがとうという言葉が聞こえてくる。
憂太
壁に当たってもくじけず、何度も何度も前へ進もうとしている憂太に私は感動した。
あぁ、憂太成長したな、と。
私はそんな前へ進もうと頑張っている憂太に対し、とある提案をしてみた。
憂梨
憂太は普段とは違う真剣な眼差しの私に驚いたのか、目を丸くした。
でもその後、憂太は優しく私に微笑みかけてくれた。
「頑張るね」と。
ころろん
ころろん
ころろん
ころろん
ころろん
ころろん
コメント
2件
この姉弟推せる…😭😭💕 二人でひとつだよね、ほんとに無理好き((語彙力 ここからどうなっちゃうんだ…わくわくですなっ🎶🎶