そう礼を言うと
俺はベンチに座り 彼奴は何処かへ歩いて行った
春千夜
……
今まで俺は何をしてきた
竜胆と両想いになりたくて
竜胆の隣を歩きたくて
竜胆と笑い会いたくて
春千夜
…ふっ…ははっ…w…はっ…w
俺、今まで何やってたんだよ…w
ただ彼奴より竜胆を愛してるって
ただ竜胆を自分のものにって…。
春千夜
ただの阿呆じゃねぇかよ…w
はっwははっwふはっ…ッw
はっwははっwふはっ…ッw
面白さなんてミジンコもない 笑いなんて以ての外
春千夜
…は~…ッ…www
春千夜
……((ポロッ
春千夜
…俺…だっ…て…途、中…で…分かっ、てたん…だよ…ッ……
春千夜
お"か…しい"っ…て…
普、通"じゃ"な…い"っ"て…
普、通"じゃ"な…い"っ"て…
春千夜
で"…も"、…で"も"………ッ…!!!
"僅かな期待があった"
もしかしたら、もしかしたら
ちょっとの出来事で 竜胆が俺のものになってくれるって
そんな…そんな期待があった。
春千夜
ぁ"あ"…ッ……ッ"…
偽りの付き合いだったとしても
本当の恋じゃなかったとしても
ほんの少しのの間だったとしても
俺、すっげぇ楽しかった
だから、だから
俺の為だけに あの笑顔、見せてくれよ。