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私の心が騒ぐ時
いつも首元にある
チョーカーの鈴が鳴る
このチョーカーは
私が5歳のとき母にねだり
譲り受けたものだ
鈴夏
鈴夏
母
母
鈴夏
母
鈴夏
母
鈴夏
母
鈴夏
昨夜、福岡市西区にて、車の追突事故が ありました
その事故により車に乗っていた30代男性が死亡、助手席に乗っていた_____
静夜 鈴夏 セイヤ スズカ
静夜 鈴夏 セイヤ スズカ
誰彼構わず、死に関わるものには、 この鈴が絶対に反応する
体育の授業中
とあるクラスメイトが走っている 最中に転けそうになっていた
その時
"リーンッ……"
そんな鈴の音と共に
彼女は地面に倒れ込んだ
外での活動だったし
それもまた気のせいだと流した
だが、確信に近づく瞬間があった
それは、高校2年生
自主学習の時間に
リーンッ……
静かな空間に鳴り響く鈴の音
窓も空いてなければ
誰かが私の横を通った訳でもない
それに、私が動かしているのは 手だけだったから
私には不信感がどんどん募っていった
そんな時_____
ヴーヴー…地震です、地震です_____
そんな警報音が教室内に響いた
教師
教師
幸い大きな地震ではなかったが
その時、少しわかった気がした
この鈴は誰かの身に起きることを知らせてくれる
未来のことが分かるものであることが
だから、両親を殺した時も
美鈴を殺した時だって
誰かが傷ついたり
命の危機が迫っているときには
この鈴が鳴り響いていたのだ
このチョーカーには
こんなに素晴らしい能力があることを
お母さんは知っていたのだろうか
いいや、知っていなくても無理はない
だってお母さんはこのチョーカーを
普段は使わないから
知っていたとしても
多分、お母さんは
幻聴ぐらいにしか
思わなかったはず
だって、普通
"人を殺したい"
とか考えないもん
私は普通じゃないから
普通に生きてはいけないから
きっと、
また、
"これ"を味方につけていたみたいだ