俺は風に揺れていた蓮の花を見て こう言った
零
綺麗だな…池に浮かぶ
蓮の花…
由香
お兄さんに話しかけた)
由香
光も闇も見て
疲れないの?
由香
月夜に響くような声だった
零
零
俺は太陽を憎んだ…
由香
太陽の様な香水の
残り香がただ虚しいだけ…
零
雫が零れ落ちた…
零
零
子供が遊んでいる様に
見えた。
由香
零
零れ落ちた雨…
零
揺れるその場所に
由香
零
由香
綺麗…
零
零
蒼蓮花にまた零れ落ちた
花の名前も知らぬのに…
零
零&由香
まるで兄妹が遊ぶ
おもちゃの様で…
零
時を共に過ごした。
だが…
由香
零
別れを告げて来た。
零
零
零
由香
もう2度と日本には
帰って来れない…
零
零
由香
由香
由香
由香
由香
由香
零
由香
零
由香
受ける為に行く…
由香
由香
由香
由香
出立する…泣
零
零
来月までここにいて…泣
零
行ってもいいから…泣
由香
由香
零
零
長い時を一緒に
過ごせれてよかった…泣
零
由香
あなたの事は手術をしても
由香
零
零
由香
零
由香
零
ハムッ…チュ…
由香
ハァ…チュ…
零
由香
私を朝まで
抱いて?
零
お望みどおりに。
そうして2人は朝まで 抱き合った…
由香
零
丁度起こしに行こうと
思ってきたけど
いいタイミングだね。
由香
零
作ってあるし。
零
由香
零
よいしょっと…
由香
お姫様抱っこ…///
恥ずかしい///
零
俺しか見てないんだから…
由香
そうだね。
零
零
由香
この味大好き💕
零
由香
明後日外国行くから…)
零
由香
こうやって
笑い合うことできないんだなって…
思ったら…辛くなって…
零
由香が出て行く日…当日…
由香
青い蒼蓮花…
これを添えて…
あなたの前から姿消すね…
あなた…泣
ありがとうございました…泣
数時間後…
零
えっ…手紙…?
零さんへ 本当にごめんなさい… あなたがこれを読んでいる頃にはもう 飛行機に乗って 外国に向かう頃でしょう… 零さんと過ごした数十年の時は 一生忘れません。 零さん…あなたは最初出会った頃… 1人で池の所に座ってましたね… 寂しく思えました。 私は本当に あなたに出会えただけで 幸せです。 今まで本当に ありがとうございました。 この青い蒼蓮花の花を添えて この手紙を終わります。 零さん大好きです。 由香より…
零
零
零
「離れない愛」…泣
零
離れる愛の赤蓮花(あかれんげ)
だからその為に咲き生まれた
蒼く綺麗な蒼蓮花…
零
2度と戻らぬ様に…ずっと…泣
零&由香
この唄が
零
零
由香ぁぁぁぁぁぁぁぁ大泣き
零
一生に一度の
蒼蓮花…
押し花にして…
手放さねぇから…泣
数十年後…
零
由香と別れ
数十年…
今もいたら
21年の付き合いだったんだな…泣
由香
零
由香
零
蒼蓮花ありがとう…泣
由香
零さん…泣
零
由香
零さん…泣
会いたかった…泣
零
由香
零&由香
夕日の前で2人の影が 重なった… 「蒼蓮花〜離れぬ愛〜」 終わり
照
深
阿
佐
翔
館
蓮
康
照
深
零
佐
「いつか枯れるけど
この唄が
君の生きる唄になります様に」が
1番よかった!!泣
零
由香
零
合わせようとして
50回くらい
やり直したもんね。
由香
阿
ありがとう!!
かっこいい…
零
零
しよっか。
由香、おいで。
一緒に。
由香
そしてまたこの話を見て 号泣していた メンバーだった… ED曲 Royz「蒼蓮花」
風に揺れていた蓮の花 人に問いかける 「ねぇ、光も闇も見て疲れないの?」 月夜に響いた「そうかもね…」 「朽ちて行くよ…」 木陰に堕ちた 僕は太陽を憎んだ 「太陽(彼)が狂うまで休んでいるから」 残り香がただ虚しいだけ 零れ落ちた蒼蓮花 花の名も知らぬのに 夜に揺れた一輪の花 まるで子供の玩具で 零れ落ちた蒼蓮花 今もまだ蒼く揺れるその場所に 花を濡らすこの雨は 空を架ける虹になる 零れ落ちた蒼蓮花 花の名も知らぬのに 夜に揺れた二輪の花 まるで子供の玩具で 紅に咲いたあの花の花言葉は 「離れゆく愛」 だから蒼く咲いた 二度と離れぬ様に 二度と戻らぬように、ずっと。 「いつか枯れるけど、 この唄が君の生きる唄になります様に」