全ての授業とホームルームを終えた
今日は部活がない日だみんな放課後どこに行こうかなんて言う会話をしている
私はただ家に帰る
友達なんてものはいないし欲しくもない
だから荷物を持ったらさっさと帰る
けど今日はそうはいかないみたいだ。
クラスのカースト上位の女子軍団に呼び出された
絶対虐められるやつだろ。マンガかよ
そう思ったけど行かなかったら行かなかったで殺されそうだったから行かなきゃいけなかった。
空き教室にはいる
入ったら目の前に女子生徒の顔
この人なんて名前だっけ…
ああ、ジヨンさんか。
割と整った顔立ちでスタイルもいいから男子は釘付け
めっちゃモテるらしい
私とは無縁だなと思いながらこれから起こであろうことに覚悟をした
ジヨン¦…あんたさ、、なんでジョングク君にあんな馴れ馴れしいわけ。
婾拏¦知らない。あんな馬鹿私興味無いし。
ジヨン¦ッ…!そういうの、そういうのが気に食わねぇんだよ!
蹴り飛ばされた
ガタンッ、!…
婾拏¦ッ、!…ゲホッゲホッ…
空き教室なもんだから机に思いっきりぶつかって背中を打った
お腹にも直撃したしまじで痛い…
ジヨン¦だっさ…よくそんなんでジョングク君の横座ってられるわね
婾拏¦好きであいつの隣じゃない…ゲホッ…
ジヨン¦…は?私だって好きであんな眼鏡陰キャの隣じゃないわよ!
婾拏¦ッ、!…
机を蹴られた
机がズレたせいで椅子に頭ぶつけたんだけど
やば、、めっちゃ痛い…
婾拏¦いった…
女子生徒¦じ、ジヨンやりすぎッ…血出てるよッ…
ジヨン¦ッ、!わ、私のせいじゃないからッ…
ジヨンさん達グループは青ざめた顔でさっさと教室を出ていった
あ~、、やばい、。意識が朦朧とする
頭から血が出てるのは確かだろう
ずっと生暖かい物がある感じがする
私って死ぬのかな…こんなことじゃ死ねない?分からないけど…なんだかもうどうでも良くなってくる
「…ッ、!ね、ねぇ君大丈夫?!大丈夫なの?!」
誰だろう、、誰かが何か言ってる
「ど、どうしよう血がッ…とりあえず保健室ッ、!」
私は声の主におぶられて保健室まで連れてかれた
先生と彼が何か話してるけど分からない
私はそこで意識を失った
目を覚ましたのは病院だった
あれから二時間ほど意識がなかったらしく
その間病院に運ばれて治療を受けたらしい
うちは両親が他界してるから一人しかいないから親はいなかった
けれど何故か黒髪の男の子が私の手を握ったまま眠っていた
この人は多分…同じクラスの静かな男の子…
婾拏¦…金君、、だよね、?
そうだ、、この子は絶対金泰亨君だ
頭が良くて本が好きで
休み時間は一人で外眺めてるような私のタイプの男の子
しかも重たい黒髪から覗く顔はとてもかっこいい
私も所詮顔なのか…そう思ってしまうがどうでもいい。
なぜここに金君がいるのか私には分からなかった
泰亨¦ん…ッあ!婾拏さん起きたんだね!よかったぁ…空き教室で血流して倒れてるからびっくりしちゃったよ…
婾拏¦あ、あぁ、うん…でも、なんで金君はここに、?
泰亨¦一人は心細いかと思って、、迷惑だと思うんだけど付き添ったんだ
婾拏¦…私と話したこともないのに?
泰亨¦うッ……やっぱり迷惑だったよね、、ごめん…
婾拏¦…ふふ、、あははッ、ㅋㅋㅋ
泰亨¦えッ、、ちょ、なんで笑って、!
婾拏¦いや、金君面白いなって、ㅎㅎ
泰亨¦お、面白い?僕が?そ、そんなことないよ…
婾拏¦ㅎㅎありがとうね、助けてくれて。
泰亨¦へ?あ、あぁ、うん…
婾拏¦…金君はさ、、どうしてそんなに自信ないの、?
泰亨¦…実は義理の弟のせいで、
婾拏¦…ふーん、、義弟さんどんな人?
きっと金君みたいに優しくてかっこいいんだろうな。あ、頭もいいかも。
泰亨¦婾拏さんも知ってるよ、。だって、僕の義理の弟…ジョングギだから、。
婾拏¦…へ、、それって、?
泰亨¦そ、婾拏さんの隣の席のアイツだよ。
婾拏¦えええ、?!…
泰亨¦ㅎㅎそりゃあびっくりするよね。だってあいつの方が断然顔も体格も運動神経もいい。勉強は俺のほうができるけどさ…ㅎㅎ
まさか、、こんな天使みたいな彼の義弟がアイツだなんて…
信じ難い事実だ…
泰亨¦ジョングギ、、家ではいい子なんだけど、、いつも迷惑かけてごめんね、、
婾拏¦…あぁ、いや、大丈夫…
泰亨¦あいつ、、仲良くなればいいやつだから、これから仲良くしてやって、?ㅎㅎ
婾拏¦へ、?あ、あぁ、うん、。
なんかあのジョングギと仲良くならなきゃいけなくなったぞ(?)
…とりあえず、頑張れ私…
コメント
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待ってください。
とりあえずジヨンちゃん恨んだ(?) 表現力が凄すぎて有料小説読んでる気分(
きたきたきたきた!!!!!!