あの後、俺は一旦指導に向かい、夕方もう一度霞柱邸に来た。
俺働きすぎじゃね?今回のMVP俺で間違いないだろ。
我妻善逸
百萌
我妻善逸
稽古場で横になっていた善逸が飛び上がって喜んでいた。一回鏑丸に噛まれろ。
百萌
嘴平伊之助
百萌
嘴平伊之助
百萌
片手で頬を押さえながら、とっても美味しいのよ~、と説明する百萌。
嘴平伊之助
百萌
嘴平伊之助
和むわぁ…、この凍りついた屋敷での和みがいて良かったわぁ…。
目に見えてテンションが上がる伊之助を見て微笑む百萌、俺もほっこり。
嘴平伊之助
百萌
嘴平伊之助
百萌
顔熱いと思った、と手でパタパタ顔を仰ぐ百萌。
時透無一郎
百萌
百萌は時透の事を考えている時に時透が現れるのに弱い。
今も矢に打たれたように後退して心臓を抑えている。
時透無一郎
百萌
時透無一郎
百萌
時透無一郎
なんでも良いけどお前百萌に優しすぎるだと他の隊士白目剥いてるぞ。
百萌
去っていこうとする時透の袖を掴む百萌。
その行動に心臓の高鳴りが止まらず片手で頭を抱える時透。
百萌
時透無一郎
お前はまず話を聞け。
時透無一郎
百萌
善逸や伊之助、他の隊士らが風呂や眠りについている中、縁側にて正座して向かい合っている時透と百萌。
百萌
最後の方は小さく息を吐くように言った百萌。
百萌
時透無一郎
片手で目を覆い天を仰ぐ時透、とりあえず息することをオススメするぜ。
百萌
慌てて戻ろうとする百萌の手を掴む時透。
おい待てよクソ良い雰囲気じゃねーか、よし告白しろ!!
時透無一郎
百萌
時透無一郎
もう俺ソワソワが止まらねーよ、何年振りだこの感覚はよぉ
百萌
時透無一郎
そういう仕事だから。と時透は無理矢理百萌を座らせた。
百萌
時透無一郎
百萌は縁側で足をプラプラぶらつかせて時折時透に熱っぽい視線を送っている。
時透無一郎
一方の時透は霞の呼吸 捌ノ型 目からビームかなってレベルで熱っぽい通り越して赤外線送ってやがる。
時透無一郎
百萌
時透無一郎
百萌
俺かよ。
技や刀捌きではなく、自身の身体の問題が一番苦手、なんて苦笑いする百萌。
つまり基礎体力や柔軟性に自信がないわけだ。知ってる、特に柔軟性。
時透無一郎
百萌
時透無一郎
ムスッと唇を尖らせる時透に、百萌は自分の足を少し見て口を開いた。
百萌
お前は素直な奴だよ…、よく言ったな、偉いぞ。
時透無一郎
おいお前今の間はなんだよ。
何考えてやがったおい、手出すならお前の家の屋根裏が派手なことになるぜ。
翌朝の事だった。
朝イチで隊士達に指導をしたが全員ゲロってダウンだったので俺はまた霞柱邸に来ていた。
嘴平伊之助
我妻善逸
百萌
善逸にそう笑いかけて布団を畳む百萌は、昨晩真っ赤な顔で断ったらしい。
ほら、あいつピュアだから。炭治郎と百萌の会話は良いぞ、初心に戻れる。
我妻善逸
嘴平伊之助
百萌
百萌は伊之助と善逸を座らせて、食事をしようとすると、隠の奴らが慌ててやってきた。
隠
隠
全く要点を言わずに土下座する隠に、三人と他の隊士が首を傾げる。
ちなみに俺も。
隠
隠
なるほど、メンタルのメの字も残らないほどいびられたんだな、不憫だ。
隠
百萌
先に食べてて、と善逸と伊之助に言って、百萌は立ち上がった。
隠
あぁ、百萌が出てきた夢か。(確信)
百萌
そこじゃねぇんだよなぁ。
ド派手に違ぇわ。
百萌
時透無一郎
霞柱様ー、と楽しそうに呼ぶ百萌。呼んでみたかったんだな。
百萌
時透無一郎
お前絞り出た言葉が理想詰まってんの何なの?
悲鳴嶼さんのところで滝に打たれたほうが良いと思うぜ。
百萌
時透無一郎
お前一回悲鳴嶼さんのところで沈んだほうが良いと思うぜ。
百萌
目を擦りながら上半身を起こす時透と、多分もうすぐ破裂する百萌。
百萌
バタッと扉を閉めて、百萌が駆けて行く音がした。
時透無一郎
そう自分の頭を手で叩く時透、安心しろよお前既に可笑しいから。
コメント
3件
この2人いつ付き合うんだろう? 楽しみ😆✨
続き楽しみ( ・́∀・̀)グヘヘ
うへうへちゅーしていいです