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シャークん
僕は現在、シャークんに膝枕をしています。
……え?
まって、待って?!! 冷静になろう?ヤバいって!!
本当にどうしてこうなってしまったのか。
理由は簡単。 二次会想像以上に盛り上がり過ぎた。
酒が入ったやつと入ってたやつの集まりが盛り上がらない訳がなかった。 Nakamuに関しては飲むなって言われてたのに飲んでた。
そんなこんなで酔い潰れたシャークんは気持ちよく寝られる寝床を探して、そのターゲットにされたのは僕が座ってるソファーと僕の膝だったってわけ。
あーーヤバいわーー理性。
いや、耐えて僕の理性、お願いだから!!
まだきんさん起きてるし!!
……そうだ、足痺れたらスムーズに退かせられる。 起こしちゃっても焦らないし話の筋が通る。
足…
足痺れないんだけど!!?
体格差あり過ぎて!! シャークんちっさすぎて!!軽すぎない?!?
心臓はさっきからうるさすぎて向こうでスマホいじってるきんときまで聞こえてそうだし、 鼓動で身体まで揺れて、寝てるシャークんを起こしちゃうんじゃないかって心配になる。
有り得ないってのは分かってるんだけど、そう錯覚するくらいには僕の頭は正常に働いてなかった。
そんな僕の気も知れず、心地良さそうに膝の上で寝ている彼は、人狼とかPvPやってる時では到底考えられないような無垢な寝顔を惜しげも無く僕に晒している。
少し開かれた口から、その特徴的な歯が覗く。
てかさっきのなに?寝言??可愛すぎるって。
……あ、まずい。 このままだと、何がとはここじゃ口が裂けても言えないけど反応しちゃいそう。顔近いし。
何か、何か別のこと考えて気を紛らわせないと。
そうだ、素数数えよう、きりやんが前やってた。
素数、えっと、2、3、5、7…
11、13、12…じゃない、 17、19…
23、29…? 31……あぁもう!全然集中出来ない!
いやだ僕人権失いたくない! 社会的に死にたくない!!
たすけてきんとき!!
それかシャークん起きて!!
正直起きないで欲しいけど、それよりもっと大事なものを守りたいよ僕は!
きんとき
きんさん…!!
今なら惚れそう、惚れないけど。
きんとき
Broooock
微塵も酔ってないけど、 「膝で寝てる人のせいです」とか言えないし。
きんとき
Broooock
必死にシャークんから意識を逸らしてる僕を見て、きんときが首を傾げる。
きんとき
Broooock
きんとき
Broooock
きんとき
あー……
Broooock
きんとき
きんときが優しくポンポンと肩を叩くも、一向に起きる気配はない。まぁだいぶ酔ってたし。
きんとき
もう少し強く叩いて肩を揺する。
すると少し嫌そうな顔して、僕のパーカーの裾に顔を埋めた。
ヤバ、理性、しにそ。
きんとき
Broooock
急に見放された。やっぱ惚れないわ。
きんとき
Broooock
抱えるって、お姫様抱っこってことでしょ?!
うわぁ、めっちゃ緊張するそれ。僕ほんとに彼氏みたいじゃんか。
きんとき
Broooock
ゆっくり頭と膝を抱えて立ち上がる。
自然とシャークんが僕の身体にもたれ掛かるかたちになって、 うわっ、かわいい。
きんとき
Broooock
今度こそ本当に心臓の音で起こしそう。
頭だけでは思わなかったけど、こうして抱き上げればちゃんと男性の体だって分かる身体。
すぅすぅと細い呼吸の音が、酔ってるせいか少し紅潮した頬が、僕の理性を削っていく。
これで向かう先が僕の寝室なんだから、これはもう据え膳なんじゃ……
いや、しない。何もしないけど。
責任もって手を出さずに届けさせていただきます。
……でもこれってさ、ベッドに2人で寝ることにならない?
あーー僕今日寝れないかも。