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主
主
主
主
主
プルル、プルル 電話の音が、廊下を通って、書斎にその音が届く。
本田菊
青い着物を着て、背丈が少年ほどの男性がいた。 男性の名は本田菊 その名は霊媒師の業界では有名な名であった。 書斎で本を読んでいた本を閉じ、電話のある廊下に向かう。
本田菊
???
本田菊
???
本田菊
ここは、マンションの一番左端の部屋である。 菊はそういうとインターホンを押す。
ピンポーン
ガチャッと玄関の扉が開く。
本田菊
ロヴィーノ
菊はロヴィーノのあとについていくようにマンションの中に入る。 廊下を抜け、突き当たりにある扉が開いた瞬間ものすごい光景が目に入る。
本田菊
ベランダの窓の近くには画架がある。 その周りを取り囲むように、ヒッセンや筆などが散らばっている。 食卓の上はほぼ画材で占領されており、イスの上にも色鉛筆やら恐らく中身がないであろう絵の具がある。 床には絵の具が所々に飛び散っていた。
ロヴィーノ
本田菊
ロヴィーノはイスの上にある。 ものをただでさえものでいっぱいの食卓に置く。 何か小さな衝撃でも加わってしまったら、物が落ちてしまうだろう。
本田菊
猫
それと同時に、食卓の下でまったりしている猫を見つける。
ロヴィーノ
本田菊
ロヴィーノ
ロヴィーノは椅子の上面をぺしぺしとたたく。
本田菊
本田菊
本田菊
ロヴィーノ
本田菊
ロヴィーノ
ロヴィーノ
本田菊
ロヴィーノ
ロヴィーノ
本田菊
ロヴィーノ
本田菊
菊は思わず驚く
本田菊
ロヴィーノ
本田菊
ロヴィーノ
そう言うとロヴィーノは壁に飾ってある写真を見る。 その写真には菊から見て右側に くるんっと丸まったアホ毛のある子が写っていた
本田菊
ロヴィーノ
ロヴィーノは頭をかきむしる
本田菊
ロヴィーノは深呼吸をして、また話しはじめた
ロヴィーノ
ロヴィーノ
本田菊
ロヴィーノ
ロヴィーノ
ロヴィーノ
フェリシアーノ
ロヴィーノ
バン!
ロヴィーノは食卓を思いっきり叩く。
ロヴィーノ
ロヴィーノは震える声で言った。目のふちが赤い。
本田菊
そう言って、菊はロヴィーノの手を握る。 ロヴィーノは最初振り離そうと思ったが、 手から伝わる暖かいぬくもりがロヴィーノを安心させる。
ロヴィーノ
ロヴィーノ
ロヴィーノ
ロヴィーノ
ロヴィーノ
ロヴィーノ
ロヴィーノ
本田菊
菊はそう言うとロヴィーノのから手を離した
ロヴィーノ
そう言いながらロヴィーノは目から涙をこぼしている。
本田菊
ロヴィーノ
本田菊
ロヴィーノ
本田菊
ロヴィーノ
本田菊
ロヴィーノ
本田菊
フェリシアーノ
フェリシアーノ
フェリシアーノ
フェリシアーノ
フェリシアーノ
フェリシアーノ
フェリシアーノ
ロヴィーノ
フェリシアーノ
フェリシアーノ
フェリシアーノ
ロヴィーノは床に倒れ込んで泣きはじめる。
ロヴィーノ
フェリシアーノはロヴィーノに近づきそっと抱きしめる。
フェリシアーノ
本田菊
フェリシアーノ
本田菊
フェリシアーノ
フェリシアーノはにっこり笑ってそう言った。
本田菊
菊の視界からフェリシアーノの姿が背景に溶け込み始めた。
部屋にロヴィーノの泣き声だけが響く。
この部屋には今
菊とロヴィーノと猫の
二人と一匹だけであった
ロヴィーノ
本田菊
ロヴィーノ
本田菊
ロヴィーノが菊に何かチケットのようなものを手渡す。
本田菊
ロヴィーノ
ロヴィーノ
本田菊
ロヴィーノ
ロヴィーノ
本田菊
ロヴィーノ
ロヴィーノは手を元気よく降り菊を見送った。 それに聞くも降り返す
本田菊
本田菊
本田菊
~終わり~
主
主
主
主
主
主
主
主