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コメント
1件
うおおおおおお!!!!後編だぁぁ!!!!!!! バッドエンドだぁ!!!!もうなんて言えばいいのか… 死ぬ間際のみんなが美しすぎて感動しちゃいました… これで完結ですかね…?お疲れ様でした🎉
170
モンテネグロ
外を見てみると、もう暗い
スマホで時間を確認しようとしたけど、もう10%も残ってなかった
ボスニアヘルツェゴビナ
モンテネグロ
僕が外の遠くを見ていると、ズズズと何かが引きずられる音が聞こえた
モンテネグロ
その音の正体は、ボスニアくんが体を引きずって動いていた音だった
ボスニアヘルツェゴビナ
ボスニアヘルツェゴビナ
モンテネグロ
モンテネグロ
モンテネグロ
モンテネグロ
ボスニアヘルツェゴビナ
それでも動こうとするボスニアくんを僕は止める
流石に怪我人を動かすのもどうかと思うし、しかも重傷
死ぬかもしれない危機。だから僕は精一杯ボスニアくんを止めた
ボスニアヘルツェゴビナ
モンテネグロ
ボスニアヘルツェゴビナ
鼻で笑うけど、何となく顔が赤く染まっていた
ボスニアヘルツェゴビナ
床の方を見ると、やはり血の水溜まりがある
流石にここで寝ると服が血まみれになるということは僕でもわかる
僕は静かに頷いた
ボスニアヘルツェゴビナ
ボスニアくんは中でもまだ血がついていないソファを指差す
モンテネグロ
ボスニアヘルツェゴビナ
ボスニアヘルツェゴビナ
モンテネグロ
僕はようやく理解し、ソファをベッドの形に変えていく
そのベッドは、確かにそこまで血がついてないし、この部屋のものとは思えないほどふかふかしていた
ボスニアヘルツェゴビナ
ボスニアヘルツェゴビナ
モンテネグロ
そう言って、僕はベッドに寝転がった
確かにふわふわしてて、すぐに僕の意識はストンと落ちた
ドンッ
目の前が真っ暗になった
「家族」へ
Fin
モンテネグロ
ふと寒気がして目が冷める
ボスニアくんの方を見ると、確かにボスニアくんはいた
でも、僕の動悸はまだ収まらなかった
そして、僕の不安の勘は当たることになった
ガラガラガラと開くドア
片目に付けている眼帯
それだけで、セルビアだと分かった僕は何なんだろう
セルビア
モンテネグロ
僕はすぐさまボスニアくんを守る体勢を作る
ボスニアヘルツェゴビナ
ボスニアくんはこの状況に困惑の色を浮かべている
モンテネグロ
昨日、一昨日の僕とは違う
敵を見定めるような獣の目をセルビアに向ける
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
すると、僕の手首をギュッと掴んできた
振りほどこうとするけど、運動してない僕がセルビアの握力に勝てるはずがない
モンテネグロ
ボスニアヘルツェゴビナ
いつの間にか、ボスニアくんはセルビアの腕をギリギリと掴んでいた
セルビア
ボスニアヘルツェゴビナ
ボスニアヘルツェゴビナ
顔は見えないが、うっすら見える表情で憎悪に満ちてると感じた
セルビア
ボスニアヘルツェゴビナ
モンテネグロ
そう言われ、僕は頭の中が混乱する
ボスニアヘルツェゴビナ
そうボスニアくんに背中を押されたような気がして、僕は全力で走った
後ろを見ると、ボスニアくんとセルビアが揉めてる様子が見えた
モンテネグロ
僕はボスニアくんに謝りながら、この血生臭い場所からおさらばした
モンテネグロ
未だに血生臭い臭いは鼻の奥に残っているが、新鮮な空気が僕の肺を通る
酸欠状態で頭がフラフラしてると、大きい爆発音が聞こえた
モンテネグロ
モンテネグロ
僕の頭の中で嫌な想像が掻き立てる
モンテネグロ
セルビア
ボスニアヘルツェゴビナ
ボスニアヘルツェゴビナ
セルビア
いくら俺の腕が重りになっているとはいえ、セルビアの力にそろそろ負けそうだ
さらに、激しく動いたことで、切断面がヒリヒリと痛む
どちらにせよ、命は長くは持たない
俺は服の袖に隠していた、とある一つのボタンを取り出す
そのボタンの配線は、俺の右腕に繋がっている
セルビア
ボスニアヘルツェゴビナ
ボスニアヘルツェゴビナ
ボスニアヘルツェゴビナ
セルビア
ボスニアヘルツェゴビナ
ボスニアヘルツェゴビナ
セルビア
セルビアは離れようと俺の腕に抵抗する
ボスニアヘルツェゴビナ
ボスニアヘルツェゴビナ
そうして、俺はそのボタンを押した
最期に見えた景色は白く光っていた
気が付けば僕の家の前に来ていた
ずっとボスニアくんは無事なのか、セルビアも、爆発に巻き込まれてないのか
心配でたまらなかった
そんなことを考えていると、急に後ろに引っ張られる感覚がした
コソボ
後ろを見ると、コソボちゃんが小さい体で僕を引っ張っていた
モンテネグロ
僕はコソボちゃんの姿を見て、涙を浮かべた
コソボ
アルバニア
コソボ
アルバニア
モンテネグロ
モンテネグロ
コソボ
僕はコソボちゃんの力に促され、家の中へ入った
コソボ
モンテネグロ
アルバニア
アルバニアさんが異常なまでに驚いている
モンテネグロ
モンテネグロ
モンテネグロ
僕の視界が涙で滲む
コソボ
コソボ
コソボちゃんに水の入ったコップが渡された
モンテネグロ
水を飲んでみると、少しだけ心が軽くなった気がした
コソボ
コソボ
アルバニア
アルバニア
コソボ
モンテネグロ
僕の目線が下がる
もっとセルビアを制御させれば、もっと僕が強ければ
コソボ
コソボ
モンテネグロ
アルバニア
モンテネグロ
僕が落ち込んでると、コソボちゃんは僕の肩を強く叩いた
コソボ
コソボ
アルバニア
アルバニアさんが僕の方を見て悲しそうな顔をする
コソボ
アルバニア
モンテネグロ
僕は二人の喧嘩を止める
いつも仲が良い二人が喧嘩しているのを見てられなかった
コソボ
コソボ
アルバニア
コソボ
コソボ
二人の顔はとても寂しそうだった
コソボ
コソボ
コソボ
アルバニア
コソボ
モンテネグロ
僕はどうすれば最善なのか、その方法を考える
セルビアの暴走を止められるかつ、残りのみんなを助けられる方法を
コソボ
コソボ
モンテネグロ
強ばっていた体が一気に抜ける感覚がした
まだ二人は生きてる。その安心感が僕にとっての救い
アルバニア
アルバニア
アルバニア
モンテネグロ
コソボ
コソボ
アルバニア
アルバニア
モンテネグロ
アルバニア
コソボ
アルバニア
アルバニアさんは困ったような顔をする
モンテネグロ
アルバニア
アルバニア
モンテネグロ
僕はアルバニアさんに今までで一番鋭い視線を与える
アルバニアさんはそんな僕の様子が変に思ったのだろうか
アルバニア
大声で笑っていた
モンテネグロ
アルバニア
アルバニア
モンテネグロ
モンテネグロ
僕は頬を膨らませる
アルバニアさんは笑いを止めず、コソボちゃんまでもちょっと笑っていた
アルバニア
アルバニア
モンテネグロ
本当に、アルバニアさんはおかしく思ったのだろう
でも、それより、僕を元気づけたいっていう気持ちが、強いんだと思う
僕は静かに拳を握りしめた
クロアチア
クロアチア
僕は北マケドニアの腕を引っ張りながら路地裏を歩いていく
クロアチア
北マケドニア
昔の僕が出ていたのか、北マケドニアが怯えている
クロアチア
クロアチア
北マケドニア
北マケドニア
モンネグが言っていた通り、確かに人がいなさすぎる
ただ、僕は別の違和感を感じ取った
息を吸うと、どことなく、苦しく感じる
クロアチア
北マケドニア
人工的に作られた臭い
クロアチア
北マケドニア
そして、何となく焦げ臭さを感じる
クロアチア
クロアチア
僕は北マケドニアの腕を無理矢理引っ張る
火事だ
しかも、どうやらここはガスが漏れているようだ
すぐに逃げないと、爆発に巻き込まれてしまう
それにしても、人がいないのに、誰がやったんだ
???
クロアチア
いつも聞いていた、甘ったるく優しい声
そんな声が、鳥肌が立つほど不快感を与える
???
スロベニア
北マケドニア
クロアチア
いつもはキラキラに輝いていた瞳が
乗算で暗くさせられたようなものだった
アルバニア
アルバニア
モンテネグロ
モンテネグロ
コソボ
アルバニア
アルバニアさんの背中はちょうど僕の体に合っていた
そのおかげが、心地よく寝ることができてる
アルバニア
アルバニア
コソボ
コソボ
コソボ
コソボ
アルバニア
すると、急にアルバニアさんは歩くのを止めた
モンテネグロ
アルバニア
アルバニア
アルバニア
コソボ
モンテネグロ
僕たちがアルバニアさんに問いかけると、アルバニアさんは少し体を縮めた
アルバニア
アルバニア
そう言って、またアルバニアさんは歩き始める
コソボ
コソボ
コソボちゃんがアルバニアさんの服を引っ張る
アルバニア
アルバニア
コソボ
アルバニア
アルバニア
コソボ
僕とコソボちゃんは首をかしげる
アルバニア
アルバニア
アルバニア
コソボ
モンテネグロ
アルバニア
アルバニア
モンテネグロ
アルバニアさんの顔が少し曇る
アルバニア
アルバニア
アルバニアさんがいいかけると、後ろから足音が聞こえる
アルバニア
モンテネグロ
きちんとは見なくても、雰囲気だけで分かる
今、後ろにいるのはセルビアだって
セルビア
コソボ
アルバニア
モンテネグロ
僕は足を地面につける
セルビア
セルビア
モンテネグロ
コソボ
コソボ
もじもじしてしまった僕とは対照的に、コソボちゃんは力強くセルビアに言う
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
セルビアの瞳に炎が見える
アルバニア
アルバニア
アルバニア
セルビア
余裕そうな顔を浮かべるアルバニアさん
そして、怒りで息がかなり荒れているセルビア
確実に、その二人の間には火花が散っていた
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
セルビアがそう言い放った瞬間
アルバニア
コソボ
モンテネグロ
セルビア
クロアチア
スロベニア
スロベニア
スロベニア
ニコッと笑うその顔は本物の顔ではないと一目見て分かった
口角が変に引きつっている
クロアチア
クロアチア
クロアチア
スロベニア
少し、会話が噛み合わない
まるで、都合の悪いことは全てのなかったことにしてるようだ
スロベニア
スロベニア
クロアチア
僕はスロベニアの瞳を睨む
元々睨むような目をしないからか、スロベニアの顔は一瞬怯んだ
そして、すぐに余裕を持った笑みを浮かべる
スロベニア
スロベニア
スロベニア
スロベニア
クロアチア
僕は無意識にスロベニアの襟に掴みかかる
北マケドニア
その事は誰にも言ってないはずだ
確かに、僕は両親に捨てられた
僕のような神聖な方を育てることはできないって捨てられた
クロアチア
クロアチア
クロアチア
何年前、だっただろうか
セルビア
セルビアから見た僕は、確かにボロくさかったかもしれない
ただ、僕は確かにこう言った
クロアチア
そんな僕の言葉を信じたのか、セルビアは僕を家へ招いた
そこには、沢山の「家族」がいた
みんなは確かに僕を可愛がってくれた
今まで食べたこともなかった料理も食べさせてくれた
今まで着たことのなかった服を着させてもらった
確かに、裕福だったし、何も嫌いになる要素がなかった
ただ、僕が嫌だったのは、セルビアの人間性だった
クロアチア
セルビア
クロアチア
クロアチア
ある日、僕はセルビアに料理をプレゼントした
今ほどではないが、あの時の僕にとってはまあまあの出来映えだった
だが、あの野郎、セルビアは…
セルビア
セルビア
クロアチア
セルビア
僕の料理の出来について触れず、そのまま僕をぶった
確かに、僕の方にも非はあった
入ってはいけないと言われていた厨房に入ったんだから、そこは怒られる覚悟はあった
しかし、セルビアは料理について言及せず
しかも、食べなかったのだ
あの頃の僕は何が悪かったのかよく分からなかった
ただ料理を食べてほしい
───愛情表現が苦手な僕にとって、それが唯一の愛情の写し方だった
そこから、僕の糸は切れた気がした
クロアチア
クロアチア
クロアチア
クロアチア
北マケドニア
スロベニア
ふと、僕は顔をあげる
ニヤリと笑うスロベニアが、立っていた
墓穴を掘ってしまった。そう。僕は自分から弱点を言ってしまったんだ
クロアチア
クロアチア
クロアチア
クロアチア
クロアチア
クロアチア
北マケドニア
スロベニア
スロベニアが僕の頭を優しく撫でる
初めての感触で、僕は少し目が丸くなる
スロベニア
スロベニア
スロベニア
スロベニア
クロアチア
突拍子もないことを言ってきて、僕は情けない声しかでなかった
スロベニア
スロベニア
スロベニアの手が僕の手を握る
北マケドニア
クロアチア
クロアチア
スロベニア
スロベニア
そういって取り出したのは、ライターだ
クロアチア
ガスが漏れているところにライターをつけたら、ひとたまりもない
スロベニア
北マケドニア
クロアチア
クロアチア
北マケドニア
クロアチア
僕は北マケドニアに耳打ちをする
北マケドニア
クロアチア
僕は心配そうな目をした北マケドニアに笑顔を見せる
そして、すぐにスロベニアに目を向ける
クロアチア
スロベニア
スロベニア
スロベニア
バタリ
セルビア
コソボ
アルバニア
セルビア
アルバニアさんは肩を殴られ、そのまま後ろに倒れてしまった
セルビア
セルビア
セルビア
アルバニア
アルバニア
コソボ
コソボちゃんがアルバニアさんの事を心配していくと、だんだんとセルビアの顔が暗くなっていった
そして、セルビアは、アルバニアさんが動けない隙に
コソボちゃんの肩を力強く掴んだ
モンテネグロ
コソボ
アルバニア
セルビア
セルビア
セルビア
コソボ
気の遠くなるほどのセルビアの言葉が、コソボちゃんの心を削らせる
ちゃんと聞いていると、気持ち悪い内容だった
つまり、元々、この「家族」はコソボちゃんとセルビアのためってこと?
それだけじゃ物足りなかったから、僕たちを呼んだ
セルビアの心のなさに改めて心から嫌悪感を感じた
セルビア
セルビア
セルビアのズボンのポケットから、ナイフが出てくる
モンテネグロ
モンテネグロ
僕はセルビアの体を押し倒す
セルビア
モンテネグロ
モンテネグロ
セルビア
すると、急に僕の襟を掴み、僕の足が浮かび上がった
モンテネグロ
セルビア
セルビア
モンテネグロ
僕は宙に浮いた足をばたつかせる
そうすればするほど、僕の体は揺れ、セルビアの掴む力が強くなっていく
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
モンテネグロ
淡々と話しかけてくるセルビアの目が怖い
僕を責めているような感覚がする
セルビア
セルビア
モンテネグロ
セルビアはその言葉と同時に僕から手を離した
コソボ
コソボ
僕が思考を覚醒させる前に、コソボちゃんはセルビアに問いただした
セルビア
セルビア
セルビア
アルバニア
アルバニアさんが肩を押さえながら、セルビアに近づく
セルビア
アルバニア
セルビア
セルビア
コソボ
セルビアの言っていることは間違っていると分かる
なのに、何故、反論できないんだろう?
セルビア
モンテネグロ
セルビア
セルビア
セルビア
モンテネグロ
セルビア
セルビア
確かに、愛情をまともに貰えなかったら、変な行動をしてしまうのかもしれない
だからって、催眠をしていい理由にはならない
モンテネグロ
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
モンテネグロ
聞いてみると、セルビアは鼻で笑う
セルビア
セルビア
セルビア
狂ったような笑みで、焦点の合わない瞳でセルビアは頭を抱える
セルビア
セルビア
セルビア
あまりの妄想の加速で、コソボちゃんとアルバニアさんは顔を青ざめる
僕の顔も、かなり青くなってると思う
セルビア
セルビア
コソボ
コソボ
セルビア
セルビア
そういって、セルビアはポケットから何かを取り出す
モンテネグロ
セルビア
そこには、確かに、ある
☆のマークのついた、足の指が
コソボ
アルバニア
アルバニア
セルビア
セルビアの目から急に光が消える
セルビア
セルビア
コソボ
怯えているコソボちゃんをアルバニアさんが抱き締める
すると、セルビアの方から着信音が鳴った
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
セルビアが通話を切った瞬間
フワッとした甘い匂いで僕は目を覚ました
起き上がってみると、ふかふかしてるベッドの上にいることに気付いた
モンテネグロ
香水が軽く掛かっているような甘い匂いは、明らかにかつての家の匂い
もしかしなくても、セルビアは僕を気絶させて、ここに連れてきた?
モンテネグロ
モンテネグロ
僕はドアノブに手を掛ける
ガチャッガチャッ
モンテネグロ
モンテネグロ
僕の部屋は内鍵
ドアノブを見てみると、確かに鍵を開ける場所がある
鍵を捻ってみても、鍵は開いている
でも、いくら押しても引いても、ドアを開けることはできなかった
モンテネグロ
モンテネグロ
モンテネグロ
モンテネグロ
僕は思いっきり、何度も何度もドアノブを引いたり押したりした
モタモタしてる暇なんてない
モンテネグロ
モンテネグロ
モンテネグロ
セルビア
セルビア
クロアチア
セルビア
セルビア
セルビア
北マケドニア
さっきまで怪訝そうな顔をしてたセルビアが、僕らに会った瞬間笑顔になった
スロベニア
逆に、スロベニアの顔はセルビアが現れた瞬間、緊張感を感じる
やはり、洗脳されているというのが正解か
いざとなったら、ここで戦闘するのも一つの手だ
ただ、この家にもしかしたらコソボとかモンネグがいるかもしれない
戦闘するにしても、外でしないといけない
そうは分かっても、どうやってセルビアを外に行かせるか、だ
ここはあえての狂人ムーブを出した方がいいだろう
クロアチア
クロアチア
あいつのことだ
狂人ムーブを出しておけば逆に心配で言うことを聞くかもしれない
かなり確率は低いだろうがな
セルビア
クロアチア
セルビア
クロアチア
セルビア
さっきまで余裕そうな顔だったセルビアが急に僕の肩を掴む
北マケドニアはこれがどういう意味か分からない状態
スロベニアは仲介しようにも、体が動かない状態だった
セルビア
セルビア
クロアチア
クロアチア
セルビア
クロアチア
クロアチア
クロアチア
クロアチア
セルビア
セルビア
まずい。かなり本音が漏れてしまった
これはこれで狂人っぽさは出ていると思うけど
北マケドニアは逆に震え上がり、スロベニアは足を動かそうとする動きが見える
ある程度セルビアを肯定しながら、狂人にならなければ
クロアチア
クロアチア
セルビア
クロアチア
セルビア
クロアチア
僕はそのまま玄関の近くへと向かう
狂人というのは急に別のことをすることがある
それがセルビアに効くのかどうかが問題だけど
セルビア
クロアチア
なんやかんやそんなことを続け、僕はセルビアを外へと誘き寄せることができた
セルビア
クロアチア
セルビア
クロアチア
セルビア
セルビア
クロアチア
あくまでもこれは演技だとしても、さすがにそのセリフには頭が来る
クロアチア
僕は我慢できずに舌打ちをしてしまった
セルビア
まずい。セルビアが部屋に戻ってしまう
グッ
そう音が鳴るぐらいの強さでセルビアの襟を引っ張った
セルビア
クロアチア
セルビア
セルビアは僕の行動の意味を理解したのか、愉快そうな顔でこちらを見た
セルビア
クロアチア
クロアチア
セルビア
セルビア
クロアチア
クロアチア
クロアチア
セルビア
僕の鋭い目付きをかわすように、セルビアは軽いため息を吐く
セルビア
クロアチア
セルビアはその後、無言で剣を持ってきた
セルビア
セルビア
クロアチア
僕はズボンに入れていたカッターナイフを取り出す
クロアチア
クロアチア
セルビア
セルビアの許可もできたことだ
僕はもちろん、北マケドニアやスロベニア、モンネグ、ボスニアヘルツェゴビナ、コソボのため
そして、セルビアのため
クロアチア
北マケドニア
スロベニア
クロアチアとセルビアが玄関から出ていっちゃってから、気まずい空気が流れる
スロベニア
北マケドニア
スロベニア
北マケドニア
スロベニア
北マケドニア
僕がそう聞くと、スロベニアはちょっと困ったような表情を浮かべたの
スロベニア
北マケドニア
さっきのスロベニアと様子が違い、僕が困惑していると、スロベニアは口を開いた
スロベニア
スロベニア
スロベニア
北マケドニア
ここでようやく、僕はスロベニアがセルビアに何かされたということが分かった
本当に、モンくんが言ってたように、洗脳とか催眠なんだ
北マケドニア
スロベニア
スロベニア
スロベニア
スロベニア
スロベニアは本当に困ってる…!
今ここにいるのは僕しかいない
僕がスロベニアの意識を完璧にハッキリとさせないと!
北マケドニア
北マケドニア
スロベニア
北マケドニア
北マケドニア
スロベニア
意識がしっかりしてなさそうだったから、僕はスロベニアの頬を軽く叩いた
スロベニア
北マケドニア
ペチペチペチペチペチ
スロベニア
スロベニア
スロベニアの頬を叩いたのにスロベニアは何故か吹き出すように笑った
北マケドニア
スロベニア
スロベニア
北マケドニア
北マケドニア
確かに僕の力はそこまで強くないけど、ちょっと恥ずかしかった
スロベニア
スロベニア
北マケドニア
スロベニアの顔が自然な微笑みになった気がする
すると、すぐにスロベニアはハッとした表情を見てたの
スロベニア
スロベニア
北マケドニア
スロベニア
北マケドニア
スロベニア
スロベニア
スロベニア
スロベニアの目に光ができて、洗脳から無事免れたみたい
スロベニア
北マケドニア
僕とスロベニアはクロアチアとセルビアが行った方向へとすぐさま走った
クロアチア
セルビア
セルビア
剣とカッターナイフじゃあやはり勝敗が見える
服が壊れるぐらいで済んでいるのは奇跡というべきか
クロアチア
セルビア
クロアチア
クロアチア
セルビア
セルビア
クロアチア
流石にこれ以上本気で挑まれたら本気で死ぬ可能性がある
一体どうすれば、これを解決できるんだ…?
セルビア
セルビア
剣が振りかかってくる。 ヤバイ。死ぬ───
スロベニア
そんな声が聞こえた瞬間、セルビアの手が止まる
セルビア
スロベニア
スロベニア
スロベニア
呑気に笑うスロベニアの後ろに、心配そうな北マケドニアがいる
セルビア
スロベニア
スロベニア
セルビア
セルビアの表情が歪んでいくのが目に見えて分かる
セルビア
セルビア
セルビアはそのままスロベニアに近づいた
そして、スロベニアの首が落ちた
北マケドニア
セルビア
クロアチア
セルビア
セルビア
セルビアの目が完全にイってやがる
まずい。僕も殺される
僕はともかく、北マケドニアが殺されるのも時間の問題だ
その前に、僕がセルビアを止める……… 殺さなければ
北マケドニア
セルビア
北マケドニア
クロアチア
カキンッ
セルビアの剣とカッターナイフが火花を散らす
セルビア
セルビア
セルビア
クロアチア
僕が拳を握ると、セルビアは狂ったのか、笑いだした
セルビア
クロアチア
セルビア
クロアチア
セルビア
セルビア
セルビア
確かに、かつての僕は死ぬことが幸せ、救いだと本気で思っていた
だから、僕は沢山の人を殺して、その死体を色んな実験に扱っていた
クロアチア
クロアチア
クロアチア
クロアチア
クロアチア
僕が挑発するような発言をすればするほど、セルビアの体が震える
クロアチア
北マケドニア
クロアチア
クロアチア
僕が目でそう訴えると、北マケドニアは頷いて敷地外へと走り出した
一方、セルビアは北マケドニアが逃げたことに気付かない様子だった
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
セルビアの目が怒りに染まっているのが見て分かる
セルビア
クロアチア
僕はなっっがいセルビアの言葉に耐えきれず途中でセルビアの背後に襲いかかった
しかし、僕もかなり興奮していて、うまく動けなかったのだろうか
クロアチア
カッターナイフが入るより先に、柄頭が僕の鳩尾に入る方が早かった
セルビア
セルビア
クロアチア
かなり強め、それも人体の急所を攻撃された僕は動ける状態ではなくなった
セルビア
セルビア
クロアチア
セルビア
そうして最期に見えた景色は
かつて、僕がセルビアにやってきたようなものだった
ズチャッ
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
何回ドアノブを押したり引いたりしてもびくともしない
正直言って、僕の体はもう限界に達していた
いつも動かない僕が何日もの間休まず動いたなら、そりゃあ疲れるよね
そして、さっきから外で金属音が鳴り続いている
外を見たくても、窓は木の板で閉ざされている
でも、セルビアが誰かと戦っているっていうことだけは分かった
僕は現実から目を背けるように耳を塞いだ
もう聞きたくない
セルビアの声
みんなの悲鳴
僕はただ、「普通の」家族が欲しかった
でも、「普通」ってこんなにも厳しいんだ
今まで現実に目を向けていなかった代償が、今ここで痛感した
すると、机の上に何か紙があることに気付いた
モンテネグロ
さらっと見ただけでセルビアの字っぽさを感じる
一体、手紙で何を言いたいんだろう…?
モンテネグロ
モンテネグロへ 無理矢理ここへ連れ込んですまん。そして、一般人まで巻き込んでしまった。人がいないいないと言ってたと思うが、それはスロベニアが危機を感じて一般人を避難させたんだ。こんな頼りない兄ですまない。 ただ、これから俺たちは家族になれるんだ。モンテネグロも家族に戻ること、望んでるだろう?戻りたくないと言っているのはコソボやアルバニアに洗脳でもされてるんだろう?すぐ洗脳を解いてやるからな?大丈夫だ。怖くないからな。 もう一度、一緒になろう。 セルビアより
モンテネグロ
長文ということにも驚いたけど、セルビアの妄想に身の毛がよだつ
僕はコソボちゃんやアルバニアさんに洗脳されてるわけじゃないし、家族に戻りたいわけでもない
ただ、みんなと友達でいたい
それより、人がいなかった理由がようやく明かされた
まさか、催眠をかけられてるスロベニアくんが人々を安全なところへ行かせたなんて
確かに、スロベニアくんはリーダーシップなところあるからなぁ
でも、この部屋の事について何も書いてなかった
つまり、セルビアが来るまで閉じ込められたまま、ってこと?
そんなことを考えていると、外の金属音が消えた
外が見れるわけじゃないけど、何となく、セルビアが勝った気がする
モンテネグロ
モンテネグロ
モンテネグロ
モンテネグロ
モンテネグロ
今さら自問自答しても、返ってくるのは沈黙だけ
モンテネグロ
モンテネグロ
モンテネグロ
モンテネグロ
ベッドに横たわろうとすると、固い物体がポケットの中に入っていた
少し冷たい感覚が体を伝う
モンテネグロ
ボスニアくんから貰ったハサミが主張するようにポケットから出てきた
モンテネグロ
モンテネグロ
モンテネグロ
もしここで死ねば、ボスニアくんのところにいける
でも、あの世で会った時、ボスニアくんはどんな顔をするんだろう
絶対、悲しそうな顔をする
ボスニアくんのそんな顔、みたくない
モンテネグロ
僕はハサミを喉に当てる
モンテネグロ
死にたくない
でも、セルビアと一緒に暮らす方が苦しい
ごめん。ボスニアくん
死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない
まだ、生きたかったな
グチャッ
ゴリッ グチャッ
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
セルビアがそう言おうとも、返ってくるのは静かさだけ
しかし、彼は幻聴でも聞こえているのかふっと微笑む
セルビア
セルビア
ハキハキとした声で順当に料理をする
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
セルビア
セルビアは7枚の皿に料理を乗せる
セルビア
空いている1つの席に座るセルビア
そして、セルビアは赤い飲み物が入ったグラスを持ち上げる
セルビア
セルビア
6体の死体に向かって笑うセルビア
────料理の一部が動いた気がした