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私だけの王国！

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私だけの王国！

第1話 - 私だけの王国！

2019年06月16日

#王国

#女王様

ゆる

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ゆる

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私だけの王国！
#1 私だけの王国！ / ゆる

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ここはゾヒラン王国

この国の女王様は

この

わたし

ルミ・エリザなのだ！

エリザ

どうだ

可愛いだろー

えっへん！！

これからは

諸君ともどもにエリザ様の話を

聞かせてやるのだ！！

マシヒヌ

エリザ様

マシヒヌ

ズミンという者がエリザ様にお会いしたいと

マシヒヌ

いうことです

こいつは私の召使いの

マシヒヌなのだ！

私のお気に入りなのだ

エリザ

うむ、却下！

ズミン？誰なのかわからないのだから却下なのだ！

マシヒヌ

でもどうしてもお会いしたいと

マシヒヌ

申し出ておりますが

エリザ

はぁ〜〜

エリザ

仕方ないのだ

エリザ

入らせろなのだ

マシヒヌ

御意！

マシヒヌ

入れ！

ズミン

失礼します

ズミン

エリザ様お目にかかれて

ズミン

光栄でございます

エリザ

ふん！早く用事を済ませるのだ

エリザ

私は忙しいのだ

ズミン

はい

ズミン

自分はカンソヒノ王国という所から

ズミン

やって来ました

ズミン

あなた様に

ズミン

招待状を

ズミン

お渡しに来ました

ほう

カンソヒノ王国か

エリザ

ふむ、その招待状は

エリザ

そっちの王国の

エリザ

王様から

エリザ

なのか？

ズミン

はい

ズミン

その通りでございます

ズミン

自分達の王様

ズミン

タツノ様が

ズミン

送ったものです

エリザ

ふむ、あのタツノがか…

エリザ

よいぞ

エリザ

受けてたとうじゃ

エリザ

ないなのだ！

ズミン

本当ですか！？

ズミン

有難うございます

ズミン

では明日の朝に

ズミン

こちらまで来て

ズミン

頂けますか？

エリザ

よかろう

ズミン

有難うございます

ズミン

では

ズミン

失礼します

マシヒヌ

いいんですか

マシヒヌ

エリザ様

エリザ

いいのだ！

エリザ

楽しそうなのだ！

マシヒヌ

遊ぶんじゃないですよ…

マシヒヌ

エリザ様…

エリザ

そ、そんなの知ってるのだ！

エリザ

マシヒヌうるさいのだ！

マシヒヌ

あっと

マシヒヌ

これはこれは

マシヒヌ

失礼しました

エリザ

でも、闘いもしないだろう？

マシヒヌ

それはおっしゃる通りですが

マシヒヌ

万が一ということもあります

マシヒヌ

油断禁物ですので

マシヒヌ

ボディーガードはしっかりつけなきゃですよ

エリザ

そうだな

エリザ

キリサメ双子とアサギリを呼んでこいなのだ！

マシヒヌ

御意！

キリサメ

はい女王様

キリサノ

はい女王様！

エリザ

明日カンソヒノ王国に行くことになったのだ

エリザ

お前らもついてこいなのだ

キリサメ

御意

キリサノ

御意！

この2人は

キリサメとキリサノ

キリサメが男で

キリサノが女なのだ

キリサメ

ちなみにエリザ様に質問をしたいのですが

エリザ

ふむ、なんだ言ってみろ

キリサメ

あっちの王様の

キリサメ

タツノ様などと言う者と

キリサメ

1曲踊りになられるのですか？

エリザ

ふんっ、あんなやつと

エリザ

踊るわけないのだ

エリザ

私と踊っていいのは

エリザ

私の愛しお兄様の

エリザ

サンヒお兄様だけなのだ！

エリザ

キリサメ

は、はぁそうですか

キリサノ

ではエリザ様！

キリサノ

何しに行くのですか！？

エリザ

んーまぁ軽く

エリザ

カンソヒノ王国がどんな所か知っといて

エリザ

損はないからな

エリザ

試しに行くだけなのだ！

キリサメ

(軽いな……)

キリサノ

了解でござる！

キリサノ

では失礼するでござる

キリサメ

失礼します

エリザ

うむ

エリザ

次！アサギリ！

アサギリ

はい、エリザ様

エリザ

明日カンソヒノ王国に行くことになったのだ

エリザ

ついてくるのだ！

アサギリ

御意！

アサギリ

カンソヒノ王国はタツノ様が王様でしたよね

エリザ

うむ、そうだが？

アサギリ

タツノ様、意外とイケメンなんですよ

エリザ

ふん、興味無いのだ

アサギリ

あらまぁそうですか

エリザ

な、なにニヤニヤしとる！アサギリ！

アサギリ

いえいえ、ニヤニヤなど

アサギリ

しておりません

エリザ

しとるぞ！

エリザ

もういい！下がれ！

アサギリ

ふふっ

アサギリ

失礼します

エリザ

なんなんだ！アサギリは

マシヒヌ

多分エリザ様をからかったのですね

エリザ

全くあいつと言うやつは！！

エリザ

いつこりるのだか！

朝

エリザ

よし、行くぞ諸君！

皆

御意！

キリサノ

それにしてもキリサメ

キリサノ

今日も暑いでござるな

キリサメ

あぁ

キリサメ

具合悪くなったら

キリサメ

早く言えよ

キリサノ

ふん…

キリサノ

そんなことキリサメに言われなくても

キリサノ

わかってるでござる！

アサギリ

(あらあら)

アサギリ

(ここにもツンデレが)

アサギリ

(1人いらしたのね)

アサギリ

ふふっ

キリサノ

な、何をアサギリ

キリサノ

笑っているでござる！

キリサノ

人の会話を笑うなど

キリサノ

無礼でごさるよ！

アサギリ

ふふっ、ごめんなさいね

アサギリ

やりとりが可愛かったものでつい…

キリサノ

か、かわ！？

キリサノ

何をいーよ！

キリサノ

アサギリおかしいでござる！

キリサメ

おかしいのはお前もだろ

キリサノ

…キリサメ殴るでござるよ…？

キリサメ

殴りたきゃ殴れ

キリサノ

くっ……

アサギリ

(ふふっ)

エリザ

ちょっとキリサメ双子うるさいのだ！

エリザ

暑苦しいのだ！

キリサノ

す、すいません！

キリサメ

すいません

エリザ

まったく…

マシヒヌ

エリザ様も会話に参加すればいいのでは？

エリザ

何を言ってるのだマシヒヌ！

エリザ

私はあんなくだらない会話に参加など

エリザ

したくないのだ！

アサギリ

(な、なんと失礼な…笑)

マシヒヌ

そうですか

マシヒヌ

じゃあ、自分と会話します？

エリザ

結構なのだ！

アサギリ

振られて残念ねマシヒヌ

マシヒヌ

別に気にしてない

アサギリ

そう…

門番

ようこそゾヒラン王国の皆様

門番

カンソヒノ王国へ

門番

王宮でタツノ様がお待ちです

エリザ

ふむ、了解した

エリザ

行くぞ諸君！

皆

御意！

アサギリ

ご丁寧にありがとね

アサギリ

門番さん

門番

いえ、滅相にないです

門番

どうぞごゆっくり

アサギリ

はーい♪

エリザ

キリサメ

ここが王宮か

エリザ

ここは私1人で行くのだ

キリサノ

えっ…

マシヒヌ

それはいけません

マシヒヌ

エリザ様の身に何かあったらいけません

エリザ

マシヒヌ、そんな私が弱く見えるか？

マシヒヌ

いやそんなことは…

エリザ

じゃあ心配ご無用！

エリザ

行ってくるのだ！

マシヒヌ

ちょ…！

アサギリ

行っちゃったわね

キリサノ

エリザ様なら大丈夫でござる

キリサメ

俺たちはこの王国を

キリサメ

探索してるか

キリサノ

そうでござるね！

マシヒヌ

自分はここで待ってるよ

アサギリ

あらそう？

アサギリ

じゃあ私はどこかで

アサギリ

ゆっくりお茶でも飲もうかしら

マシヒヌ

では別行動ということか

キリサノ

そうでござるね！

キリサメ

了解

ズミン

あっ、エリザ様

ズミン

ようこそ

ズミン

カンソヒノ王国へ

ズミン

こちらがここの王国の

ズミン

王様のタツノ様です

タツノ

エリザ様！

タツノ

ようこそ来てくださいました

タツノ

僕はタツノ

タツノ

ここの国の王様です

エリザ

そんなこと知ってるのだ

エリザ

私はゾヒラン王国の女王

エリザ

エリザ様なのだ！

エリザ

よろしくなのだ

タツノ

よろしくお願いします

エリザ

本題に入ると

エリザ

何故招待状を？

タツノ

それは今日僕の誕生日パーティーがあるからです

タツノ

是非エリザ様も来て下さると嬉しいと思いまして

タツノ

招待状を送りました

エリザ

ふむ、なるほど

エリザ

だから私を呼んだのだか

エリザ

良いだろう

エリザ

今日は思う存分楽しませてくれなのだ！

タツノ

そうですね

タツノ

楽しみましょう

タツノ

では夜になるまで少々時間があります

タツノ

自由に行動していいです

エリザ

ふむ、分かった

タツノ

夜に会場まで来てください

エリザ

了解なのだ！

タツノ

では、また

エリザ

失礼しますなのだ