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琉伊

あ、あの…

村人1

ん?なぁに?

琉伊

わ、私…あの襲撃で記憶飛んじゃって…

琉伊

自分が何者なのか分からないんです…

村人1

まぁ、大変!そうだったの?

琉伊

な、なので、簡単に私の事を教えてくれませんか?

村人1

私で良ければいいわよ!

琉伊

ありがとうございます

村人1

あなたはルイって子で、このラバップ王国の国王、スサオノの孫娘よ!

琉伊

こ、国王!?

村人1

それでね、国王にはお気に入りの勇者がいるのよ

琉伊

あ…国王が言ってました…

村人1

それは3人居てね、今からそのひとりに会うのよ!

琉伊

そ、そうなんですか?

村人1

その人の名前がハルイチ様!この国1番の剣士さんよ!

琉伊

強いんですか…?

村人1

そりゃぁもう!ひとりでドラゴンを倒したのよ!

琉伊

ひとりで!?

村人1

すごいでしょ~!あ、そろそろ着くかしら?

琉伊

え…?小屋…?

村人1

ここがハルイチ様の隠れ家よ!

コンコン…

晴一(剣士)

…なんだ?

村人1

あ、こんにちは!城下町の物ですが

晴一(剣士)

…どうした?

村人1

この子がハルイチ様に助けられたと言っていて、場所が分からなかったらしいので案内したんです

晴一(剣士)

…そうか

村人1

では、私はこれで!

琉伊

え、あ…

………

琉伊

(行ってしまった…)

晴一(剣士)

…おい

琉伊

は、はいっ!!

晴一(剣士)

お前が…国王の孫娘か?

琉伊

…らしいです

晴一(剣士)

らしい…です?

琉伊

あ、あの、襲撃で記憶飛んで…

晴一(剣士)

…そうか

琉伊

あ、あのっ

琉伊

助けてくれて…ありがとうございます!

晴一(剣士)

…あぁ

琉伊

(な、なんか素っ気ない…?)

琉伊

で、ではこれd

晴一(剣士)

待て

琉伊

は、はい!

晴一(剣士)

……

琉伊

(な、なに?めっちゃみてくる…)

晴一(剣士)

確か…ルイだったよな…

琉伊

は、はい

晴一(剣士)

…覚えておく

琉伊

は…はい…

琉伊

はぁ…なんか剣士さん怖かった…

………

琉伊

あれ?道こっちだっけ?

ガサガサ…

琉伊

あれ?あれ?

琉伊

……

琉伊

完全に迷った~~!!

琉伊

やばい…どうしよう…

???「迷ってるんですか?」

琉伊

え…?

昭仁(道化師)

こんにちは、お嬢さん

琉伊

ぴ、ピエロ!?

昭仁(道化師)

あははっ、急にこんな顔されたら驚きますよね

昭仁(道化師)

申し遅れました。僕、道化師のアキヒトと言います

琉伊

道化師…さん?

昭仁(道化師)

はい。「CenturyCircus」の唯一の道化師でございます

琉伊

そうなんですね…

昭仁(道化師)

ところで、今お困りですよね?

琉伊

は、はい…迷子になっちゃって…

昭仁(道化師)

では、一緒に行きましょう。僕も帰るところなんで

琉伊

あ、ありがとうございます!

………

昭仁(道化師)

ところでお嬢さん、先程ハルイチの所へ行きましたか?

琉伊

え、知り合いなんですか?

昭仁(道化師)

知り合いもなにも、私も国王に気に入られた中のひとりなので

琉伊

え、そうなんですか!?

昭仁(道化師)

はい

琉伊

あ、あの、道化師さんも伝説あったんですか?

昭仁(道化師)

伝説?

琉伊

剣士さんみたいな…すごい伝説ありますか?

昭仁(道化師)

ハルイチ程ではないですが…ありますよ!

琉伊

なんですか…?

昭仁(道化師)

この国は、昔草木が枯れて自然が無かったんですが…

昭仁(道化師)

僕の手品で花を少しずつ出して、自然を豊かにしました

琉伊

え?手品で?

昭仁(道化師)

はい。こんな風に

ポンッ

琉伊

わ、白い花…!

昭仁(道化師)

これは、お嬢さんにあげます。お近づきになれた印で

琉伊

あ、ありがとうございます

琉伊

綺麗な花ですね…!

昭仁(道化師)

はい。この事を知ったタマちゃんが押しかけてきて大変でした…

琉伊

タマ…ちゃん…?

昭仁(道化師)

国王に気に入られた勇者のひとりですよ。科学者なんです

琉伊

科学者さん…

昭仁(道化師)

はい、そのうち会うと思いますよ

琉伊

なるほど…

転生したら3人の勇者に愛されてます

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