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初期冨岡が冨岡とご都合血鬼術で入れ替わる話。
・時空枠が謎です
・柱稽古編まで行ってないのに炭治郎が義勇さん呼びです(今後出てくるとしたら)
・初期冨岡義勇は流れてきて書きたくなったので詳しくは知らず、完全改造になります。
・冨岡は検索で初期冨岡義勇と調べた時に出てくる格好と同じです。
・気をつけていますが現代の言葉が出る可能性があります。
・国語が苦手なので意味が違ったりしたらごめんなさい
・自衛お願いします!
前提 私の初期岡は禰豆子を見逃していますが、首を半分程切っており、初期炭治郎に少し嫌われています。
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義勇が血鬼術に掛かった。
緊急柱合会議にて、お館様がそう発言した。
「別世界の義勇と入れ替わったみたいなんだ。」
別世界、の冨岡?
「入ってきていいよ、義勇」
お館様のその言葉に、奥から「御意」といういつも通りの冨岡の言葉が聞こえ、何が変わったんだと思ったのは一瞬で消滅させられた。
普段無表情の顔は、微笑み口角をあげている。それに、服が少しだけ違っている。
冨岡はお館様の斜め後ろに座り、両手を足に乗せてている。
「別世界の冨岡義勇、階級は水柱。どうぞよろしく頼む」
「彼は別世界の義勇だけど、本来の義勇が戻る間は代わりに鬼殺を手伝ってくれるみたいなんだ、みんなと同じ任務に着くこともあるから、仲良くね。」
その言葉に柱は全員「御意」と答え、お館様様はご子娘様に連れられ、戻って行った。
「別世界の冨岡か、別世界、派手でいいな!」
宇髄が庭に降りた冨岡に絡み始める。
「そっちの俺達も違うのか?」
「そうだな、面影はあるが、基本的には違うな」
宇髄の質問に冨岡は顎に手を置いて答えた。
「へー、じゃあ竈門達も違うのかもな。」
「竈門…ああ、竈門炭治郎か。この世界でも妹は鬼なのか?」
「そこは同じなんだな。そうだ、今丁度蝶屋敷に居るはずだろ、会ってみればいいんじゃねぇか?」
その言葉に冨岡は目を丸くする。
「何故?」
「何故って、竈門はお前の事慕ってんだろ?」
「…竈門炭治郎が俺を慕っている、そうか、この世界の俺はそうなのか。」
一人で納得するようにぼやく冨岡に宇髄は首を傾げ、よく分からないと言う顔をする。そんな宇髄に気づき冨岡は言葉を綴る
「俺は竈門禰豆子の首を半分程切ったからな、竈門炭治郎には少し敵意を向けられている。」
その言葉に聞き耳を立てていた柱が反応する。宇髄は顔を引き攣らせ、「マジでか…」と呟いた。
「鬼に襲われそうになっていた奴が「妹だ、鬼じゃない」「見逃してくれ」等と戯言を言うなど、見事に滑稽だった。」
唇に指を置き、笑みを浮かべる冨岡は、何処かゾッとする笑みだった。
「俺、今初めてあの冨岡でいいと思ったわ…」
宇髄の呟きに、不死川と伊黒ですら柱全員首を縦に振った。
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初期岡さんの「滑稽」が聞きたかっただけです!!!