皆様､チョウチンアンコウは知っていますか

知っていますよね。はい

雑学として､「雄は雌に一生を捧げて逝く」

が挙げられます

今回は､そんなチョウチンアンコウの在るべき場所を探す物語です

狩騒 隆 ｶｻﾞﾜ ﾘｭｳ｡

︎︎ ♀

多分稚魚の部類

チョウチンアンコウの在るべき場所__。

start

私は､ずっと暗い中で生きてきた

普通の人間なら諦めてしまうような､

ｼﾝ ｶｲ

戦場

で

だけど､そんな生活はもう嫌

私は__

ﾁｼﾞｮｳﾆ ｲｸ

普通になるんだｯ!!

⬛︎⬛︎国にて

私は今､オークションにいる

何故か?よく分からない

多分､誘拐?

『お次は目玉商品!!深海生物と人間の亜種です!!』

やっぱり｡でも､私を欲しがる人なんていない筈

『2000フィールからスタートです!!』

『2500フィール!!』

『4000フィール!!』

『6000フィール!!』

『10000フィール笑』

『10000フィール出ました!!それでは―』

『100000フィール』

『なｯ､なんと!!100000フィール!!!!!』

ｻﾞﾜｻﾞﾜ…

「…は､?」

可笑しい､私の価値は1ユド位しかないのに

『おら､さっさと歩け!!』

ｼﾞｬﾗｯ

「い゛ｯ…」

これでも商品の筈なのに…毎日暴力…

『此奴で宜しかったでしょうか?』

『うん､構わないよ』

『此方､首輪と催眠薬､媚薬でございます!!』

え､媚薬も有るんだ

確かに性奴隷として買う人も居るけど…

『…..ふ~ん』

『それでは!!』

『あ､リードやだよね!!ちょっと待ってね~』

は､外してくれんの…?そんな甘い?

ｶﾁｯ

『よし!じゃ手繋いで歩こっか~』

「…ェ」

『ぁ、やだった…?』

「ァｯ…別に…」

『じゃあ行こｯ!』ｷﾞｭｯ(手

案外良い人…?

次回>>>>ෆ‪500