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※ ※ ※
――ユキちゃんの精液が、私の口の中で出てる!
口の中で一杯に広がっていく精液。しかもまだ止まらない。
ユキちゃんのを口に含んでから、とにかく私は無我夢中だった。
技術も何も無い。ただひたすらに愛しい弟の男性器を、アイスキャンディを舐めるようにしゃぶり続けた。
『出るっ――!』
そして訪れた射精は予想以上で、その余りの量に私は思わずむせかえりそうになった。
でもそれは駄目。ユキちゃんへ私が証明する為にも。
私は射精が収まり、男性器が萎んでいくのを確認してから、ゆっくりと口を離した。
口の中には大量の精液が――
「お姉ちゃん駄目っ! 吐き出して!」
それを見て取ったユキちゃんが、私にそう促す。
“ありがとねユキちゃん。でもお姉ちゃんは大丈夫だから……”
私の証明。それはこの精液を全て飲み干す事。
ユキちゃんの為に、私は意を決した――
口の中、余す所なく満たされた精液を、私は飲み込もうとする。
「――ンッ!」
だけどこの粘り気が喉につっかえて、上手く飲み込めない。
「お姉ちゃん……」
ユキちゃんが心配そうに見ている。
何時までもこうしている訳にはいかない。
少しずつ飲み込もうとするから、つっかえて上手くいかないのだ。
私は意を決して一気に飲み込む。
「んくっ――」
“ゴクリ”
――喉を通り、胃に満たされていく精液。
私はユキちゃんの全てを飲み込む事が出来た。
確かに飲み込み辛かったけど、でも嫌悪感は全然無い。
寧ろユキちゃんの精液が、私の体内に満たされた事に、ある種の満足感で一杯だった。
美味しいとか不味いとかの問題じゃない。
私がユキちゃんのを、受け入れた事が重要であって――
「ね? 汚くないでしょ?」
全てを飲み込んだ私は、不安そうにしているユキちゃんへ、そう伝えた。
「おねえ……ちゃぁ……ん」
でもユキちゃんは……また泣き出した。
「どうしたのユキちゃん? もしかして痛かった……とか?」
私は急に不安になる。歯は立てなかった筈だけど、それは私が思い込んでいるだけで、ユキちゃんには僅かな苦痛があったのかもしれない。
「違うよぉ……気持ち良かったの。嬉かったの……でも分からないの」
訳も分からず泣き続けるユキちゃん。
私はその訳にようやく気付いた。
ユキちゃんは苦痛に感じていた訳ではなかった。寧ろ気持ち良かった事。でもどう伝えたらよいか分からず、ユキちゃんは泣いているという事を。
私はそれを思うと急激に愛しさが込み上げてき、ユキちゃんを自分の胸元へと抱き締めた。
「もう泣かないの……ユキちゃんのおちんちんは、こんなに綺麗なんだから……」
そして私は再び、下腹部の方へと舌を持っていき――
“ツゥ-”
小さくなったユキちゃんの男性器に、口を近付ける。
「お姉ちゃん……あっ! あぁぁ……」
“チロチロチュパッ”
そして先端から滲み出て残っている精液を、掃除するように舌で舐め取っていた。