TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
シェアするシェアする
報告する

スタート


〜Re side〜

あれから1ヶ月、出発することになった。りんくんと奈々さんは俺らが負傷したとき用に待機ってことになったからそんなに人数いない方だけど。7人いるからまぁ多いんだよな。

kanata「しゅぱーつ」

鈴「おー」

Re「何でそんなゆるいの」

kanata「いやー……ゆるく行かないとやる気出ないというか」

かなたがみんなのこと浮かせて疾走?で飛んでいくらしい。どうか酔いませんように。そんなスピードは出ないらしいけど、その辺の加減に関して信用できないのがかなたなんだよな。普通に怖い。特異体質って前言ってたけど、どんだけ魔力多いんだこいつ。

kanata「*風嵐系統魔法・疾走*」




kanata「………大丈夫?みんな顔色悪いよ?」

だから信用したくなかった。なにがそんなスピード出ないだよ、酔うとかより恐怖が勝ったんだけど。付き合い長い方だけどあまおが死にかけてるの初めて見たわ。

末吉「加減ってご存知?」

kanata「加減してるよ」

ベル「やーい雑魚ども。鈴、大丈夫?」

鈴「…対応の差で風邪引くよ……?」

なんでベルは平気なんだよ。ベル曰く昔からこういうのに耐性があるらしい。いや、耐性ありすぎだろ。鈴は死んでるのに違いすぎて怖い。鈴は昔から体というか物理的なものにに弱いらしい。

kanata「仕方ない、少し休むか。まぁ歩いてきたらここに来るまで1日くらいかかるしいいか」

どんなスピードでここまで飛んで来たんだ。恐ろしい子…!

1時間後

kanata「回復したかー?」

末吉「まぁ、うん」

kanata「じゃあ後少しだし歩いて行こう」

鈴「はーい」

kanata「………」

かなたが急に黙った。それで進行方向を見つめてる。気になって声かけようとしたら

kanata「りーくん、メガネかけといた方がいいよ」

って言われた。

Re「え?なんで?」

kanata「いいから」

Re「わっわかった」

眼鏡かけたら、進み出しちゃった。みんな混乱しながらついていってるから、この場にいる全員がかなたがなに考えてるのかわかってない。かなたがなにも教えてくれないからすごい無言。いや、教えてくれないからというより、かなたの『話しかけるな』って圧がすごいから誰も喋んないんだと思う。で1時間くらいして、着いたらしい。なんか城というよりは古屋みたいな感じ。

kanata「………開けるよ」

鈴「どうぞ」

ギィィ

kanata「………いくよ」

入ったら、ロビー?みたいなところが広がってその真ん中に廊下が続いてるだけだった。周りに装飾とかも特にない。あるのは馬鹿でかい本棚くらい。本棚は四方の壁全部にある。ほんとに本あるんだ。

kanata「……」

タッ

ガシッ

末吉「はーい、先に退治しにいくぞー」

kanata「あぁー…」

Re「スマホ没収された子供かよ。」

かなたが本棚の方に走って行こうとした瞬間末吉に掴まれた。当たり前だろ。

鈴「……でもそのままその廊下進んでいいんですかね」

ベル「そこはなんともって感じじゃない?」

Ama「心配なら調べてからでも…そこまで広くないから時間かからないだろうし」

Re「よーし、あまおが言うなら調べるぞー!」

Ama「それ責任押し付けようとしてるだけだよね⁉︎」

Re「チッバレたか」

緋翠「癒しだな……」(小声)

kanata「鈴とあまさんが言う通り少し調べようか………」

末吉「どうした?」

kanata「……めんどくさい」

末吉「………」

鈴「末吉さんが頭抱えちゃった……」

調べようかとか言った瞬間にめんどくさいとか言い出したらそりゃ頭抱えるわ。ガンジーでも助走つけて殴ると思うよ。いや流石にそこまでではないか。普段呆れられる側の緋翠くんですら呆れてるし。

ベル「嫌なら別に大丈夫だよ、ほら行こっか」

末吉「………」(固まってる)

ベル「行くぞーってば」

Re「介護かな?」

ベル「いくよーおじいちゃん」

末吉「誰がジジイだ」

ベル「君だよ」

末吉「あ”?やっか?」

ベル「よっしゃかかってこい、魔術禁止な」

あー…末吉とベルが喧嘩し始めちゃった。めんどくさいことになったな。仕方ない、止めてやるとするか。なんでここには変なやつしかいないんだよ。まともなのあまおくら……いや、あまおも別にまともじゃないわ。変態だし

Ama「誰が変態だ」

Re「え、心読まないで!変態!」

Ama「変態じゃねぇよ!」

鈴「………*特殊鈴界魔法:Bell*」

Ama「え?」

鈴「あぁなったら二人は止まりません。放置していきましょう」

ベシッ

Ama「え?」

りーかな「「大人しくしろ」」

ベル「はい……」

末吉「じじい扱いされてキレない方がおかしいだろ!」

鈴「ウケる」

kanata「ほらいくぞ黙ってついてこい」




〜??side〜

?「誰が入ってきた」

従者1「ほんとですか?」

?「うん、6人」

従者2「……どうしますか」

?「出口側から___、___と___、___で配置して」

従者3「ヘーイ」

従者4「もし、突破された場合は……」

?「大丈夫貴方たちを信じる。突破されない。もし突破されてもワタシがいる。大丈夫」

従者3「頼もしいっすね」

?「___、もしあの子がいたら対応は貴方がして」

従者3「おまかせを」

?「ここに来た人たちはみんな強力だよ、気をつけてね」

従者たち「承知しました/わかりました」



おわり

この作品はいかがでしたか?

0

コメント

17

ユーザー

最後の言葉に「星、あの子(鈴)がいたら貴方が対処して」って言ってる妄想してた()

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚