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どうもなおです。
今回はマッッジで趣味全開です。
相変わらずjp愛されです。どうも愛されとは思えないほど暗いですが。
あと、jpさんが人殺しまくってます。キャラ崩壊待ったなし。
異世界モノです。そこまで目立ってないけど。
一部のメンバーさんの見た目少し変えてます。(髪とか服)
死ネタです。死ネタです。(大事な事なので二回言いました)
noさんがメイン主人公のつもりで書きました。
jpさんがヒロインです。忘れないでね。
一話完結なのですこーし長いです。電子小説苦手な人にはお勧めしません。
(私も電子小説あまり好きじゃないですが() )
ちなみに、あとがきもあるので見てみてね。
それでは、長い夢の世界へ。
何処で、一体何処で間違えたのだろう。
人々の喚きが木霊する中一人考える。
美しかった街並みは自分の放った業火により崩れ落ちている。
周りにはこんな俺を慕ってくれる仲間達。
気紛れに、隣にいた桃色の髪の愛らしい女性の頭を撫でてやる。
すると、途端に頬を薔薇のように赤らめ、ふわりと笑った。
後ろから自分達にも、という声が聞こえた。
後で沢山撫でてやるよ、と言えば途端に機嫌が良くなる。
可愛らしい奴らだ。この場には到底似合わないが。
さて、用事は済ませた。帰ろう。
___________
________________
______________________
________ぁ-ぁ。
第一章 歪。
※ ※ ※ ※ ※ ※
この物語は、
主人公が大罪人を殺すかもしれない物語である。
※ ※ ※ ※ ※ ※
裏社会の先導者、krpt。
彼らは世界中を支配しようと企む、所謂、悪の組織。
彼らが何故世界を支配しようとするのか、それを知るのは、krptのボス、
jpだけ。裏では血も涙もない悪魔、等と言われてる様だ。随分な呼び名だね。
まぁ、そう言われるだけのことはしたか。
「jpさーん、朝ですよ〜!」
「大丈夫、起きてるよ」
「……また、寝なかったんですか?」
「うん。どうにも寝付けなくてね」
「今日で一週間ですよ……?」
「大丈夫。寝なくたって生きていけるよ」
「………」
「……naさんのご飯食べれば、元気になるから」
「! そうですか!」
暗い顔が途端に明るくなった。
やっぱり、彼女には笑顔が似合う。
ずっと、笑ってて欲しいが、
……まぁ、自分が言えることでは無いな。
「あ、髪の毛かなり伸びてますね。切りますか?」
「いや、結ぶからいいよ」
「そうですか……」
「naさんも伸びてるよね。…いや、伸ばしてるのかな?」
「ふふ、」
「似合ってるから」
「あら嬉しい」
「さ、皆さん待ってます。行きましょう!」
「うん」
彼は、薄い笑顔を浮かべた。
とても、本物とは思えない笑顔を。
※ ※ ※ ※ ※ ※
「jpさん、どうですか?」
「……ごめんね、やっぱり、なんの味もしないや」
「そう、ですか……」
いつからか、好物のご飯すらも味が無くなっていた。
大好きだったnaさんのご飯すらも。
しかし、人間とは不思議なモノで、飯を食わねば生命活動は停止するらしい。
だから、どんなに味がしなくても、食べなくちゃいけないのだ。
「mfくん、今日の国の状況は?」
「相変わらずだよ〜」
「分かった」
「出かけるの?」
「うん。最近食料が無くなってきたから」
「んじゃ、俺の出番かな?」
「俺も!!」
黒く短い羽織を羽織った、茶髪の男、ur。
真っ白の長い髪に上等な着物を着た男、dn。
二人ともうちの自慢の用心棒だ。
「ん、よろしくね」
「まかせろり!」
「jpさんに寄り付く不届き者は全員切る!」
「後半物騒だな……」
「一番物騒なのはjpさんですよ?」
「no兄だって物騒じゃん」
「etさんが一番でしょ!」
「おいhrくん?」
「いやぁー! バット取り出さないでぇぇ!!」
「まてゴラァ!!」
「……svさん」
「ん」
何時もの仮眠をとる時の合図だ。
俺の執務室に連れて行ってもらう。
_________
「はい、おやすみ」
「……svさん」
「んー?」
「少しだけ、傍にいて」
「あらあら、珍しくデレちゃって」
「…………」
「ははw 冗談ですよ〜、そんなに睨まないでくださいよ〜w」
「……svさんはさ、なんでこんな俺についてってるの?」
「んー……jpさんが大切だから、かな?」
「……どうして?」
「どうしたもこうしたも、今まで一緒に活動してきたから、かな?」
「…たった四年でしょ」
「四年って結構長いっすよね!?」
「それに俺、結成前からたまにjpさんの動画出てたし……」
「そんな事もあったね。あの頃は、何も考えずにやってたなぁ」
「ま、活動者にはよくある問題ですよね〜」
活動者ってのは、知名度が低いうちは、有名になりたいと願いながら自由奔放
に遊んでるようなもので、いざ有名になれば、あれもこれも我慢ばっかりで。
目上の人からは強制されて、モノにされて。
もしかしたら、有名にならない方が幸せだったのかもしれない。
だから、こんな世界に呼ばれたのかな。
何もかもを捨てて、新しく始める。
……まぁその代わりに大きな代償も受けたけど。
「……あの日から、何年だっけ?」
「んー三年近くかなぁ?」
あの時、全てが崩れた。
何もかもが、壊れて無くなった。
アイツらは、許してはいけない。
アイツらを殺す事が、俺の本懐。
絶対に、殺してやる。
それまで待っててね、
__。
※ ※ ※ ※ ※ ※
「久々の街歩きもいいですな〜!」
「お! あれ美味そう!」
「……ur、dn」
「ほらur、ちゃんとjp守んないと」
「dnさんもはしゃいでたよね!?!?」
「二人とも」
「「ごめんなさい……」」
「さっさと食料買って帰るよ」
まるでペットだな……とほのぼのとしたことを考えていた。
その時、ふと背後から気配を感じた。
「……あぁ、お前居たの」
「おい、jp、戻ってこいよ」
「……何処へ?」
「あっちの世界だよ」
「はっ! あんな世界、もうどうだっていいね」
俺は、世界一の大罪人になったんだ。
今更あっちに戻るなんて、無責任にも程がある。
__それに、まだ “目的” を果たせていない。
“目的” を達成するまで、戻らないし、
……戻れない。
「jp、お前、なんでそうなっちゃったんだよ」
「………」
「お前には、分からないよ」
「っ!」
「じゃあね、もう会わないことを願ってるよ」
「” yaくん “」
「ッッ! まてっ、jp!!」
アイツとはもう、分かり合えない。
顔ももう、合わせられない。
※ ※ ※ ※ ※ ※
「今日はあの組織潰すよ」
「あいあいさー」
「何その気の抜けた返事」
「本に出てきたキャラの口癖で、それを真似してるらしいです」
「ちょぉ! バラすなよ〜!」
「urってばすーぐ影響受けるんだから〜w」
「……」
(たまには、こういう風に笑いあってもいいかな)
「jpさん?」
「……なんでもないよ。urってすぐ影響受けるんだね」
「jpさんまでぇ!!」
「あっはははw」
「noさんツボはいっちゃったよ!!」
「だからurって俺の服真似てたの?」
「それはjpさんが好きだから!!」
「うお、主張強」
……なんだか、昔を思い出すな。
なんで、こうなったんだっけ。
……………思い出さなくてもいいや。
今はただ、この時間を過ごしたい。
「あ、そういえば俺の下着、結構前に一着無くなってたんだけど」
「…………urさん?」
「こんな時はな……」
「逃げるんだよォォォ!!」
「etさん! 捕まえてください!」
「はいはーい!!」
第二章 大罪人。
ザシュッ、ザシュッ、ザシュッ。
斬る、斬る、斬る。
頭を空にさせて、牢獄に響く悲鳴を無視して、
唯ひたすらに、斬る。
かつての、” 家族 “ を。
「う、あああッが!」
どんなに悲痛な叫びでも、無視、無視、無視。
「j、pッぐああああッ!!」
……どうして、名前を呼ぶの。
どうして、そんな目で見るの。
俺は大罪人だ。同情の余地も無い、人間の屑だ。成れの果てだ。
なのに、どうして……
どうして、そんな優しい目で見るの。
そんな目で見ても俺は辞めない。
君に、殺したい程憎まれるまで。
彼の綺麗な金髪が、肌が、顔が、血に塗れる。
彼の綺麗な首を死なない程度に絞める。
蝶の様な痕が付いた。
それでも彼は、睨まない。
どうして、どうして、どうして。
こんな所業をする俺はもはや家族なんかじゃない。
なのに、なのに、なのに、なのに……
貴方は俺を恨んでくれない。
「……どうして?」
「どうして、お前は、恨んでくれないの?」
「…………jpが、大切やから」
「……嘘はやめて」
「俺は、お前が嫌いだ」
「…………大嫌いだ」
「ん、それでええよ。それで、ええ」
「っ……」
本当に、貴方は、
どうしようもないくらい、優しいんだね。
「……大嫌い」
「大好きやで」
「…………………………ttのばか」
「やっと名前呼んでくれたなぁ」
「あ、」
「もう何年も名前呼ばれなくて忘れそうやったわ」
「っ、今日はもうこれくらいにするから」
「また明日も名前呼んでくれよ」
男は、笑った。
昔と同じ、カラリとした、爽やかな笑顔を。
____憎たらしい、あの笑顔を。
「お前なんか、大嫌い」
※ ※ ※ ※ ※ ※
「yaくん、変わってなかったね」
「そうだな〜」
「yaくんも仲間になってくれると助かるんだけど…………」
「なー」
「んま、こういうのは嫌なんでしょ」
「yaくん、そういう所は優しくないよなぁ〜」
「……でも、これも単なる、俺らなりの優しさってだけだよ」
「……jpには、お世話になったから」
「優しさ、ねぇ……」
「……これが本当に優しさって言えるのかね」
「しょうがないよ。これくらいしか方法はなかったんだもん」
「…………もっと、幸せになれる世界もあったのかな?」
urが呟いた時、
低く、落ち着いた声がこちらに話し掛けた。
「何を話し込んでるの?」
「「!」」
jpだ。危ない、迂闊にあんな話をするもんじゃないな。
「なんだか暗い顔してるけど」
「な、なんでもないよ!!」
「……ふぅん」
「…………ご飯の時間だよ。あんまり長く話し込まないでね」
そう言い、jpは足早にリビングへ行った。
明らかに何かあるだろう、と分かってはいるだろう。
だが、反応的に話せないと察し、分からないフリをしてくれた。
jpなりの、優しさだろう。もしくは、どうでもいいとか。
彼にとって、” 目的 “以外の全てがどうでもいいのだろう。
まさに、盲目だ。
自分達には、憐れむ事しか出来ない。
全ての歯車が止まったあの時から狂ってしまった家族を。
「…………こんな方法しかないなんて……」
「ur」
「分かってるよ。もう行こうか」
「うん……」
自分達も、盲目だ。
どうしようもないくらい。
※ ※ ※ ※ ※ ※
「俺も、あっち側に付くべきだったのかなぁ……」
黒髪に赤メッシュの少年、ya。
かつてはあの大罪人の家族だった人。
「jp……」
あの時の彼の笑顔が忘れられない。
あの時の、無邪気な、笑顔を。
なんで、こうなっちゃったんだろう。
俺はただ、みんなと平和に暮らしたかっただけなのに。
「は、は……結局、俺は、みんながいないとダメじゃん……」
今更、自分の無力さに気付いた。
俺は一人じゃ何も出来ない。
みんなが、jpがいないと、ダメなんだ。
「さみ、しいよ……」
かつての家族を思い浮かべて放った一言は、
誰の耳にも届く事などないのだろう。
____________
_________________
________________________
「はぁ……」
疲労の混じった溜息を吐く。
どうやら仕事をしすぎていたようだ。
「……だめだめ、こんなんでへばってちゃ、これから先大変だ」
ペシッ、と頬を叩く。
その時、扉をノックする音が聞こえた。
「どうぞ」
キィ、と音を立てて扉が開かれた。
「何、no兄」
「naさんからjpさんがずっと篭ってると聞きまして」
「なので、一緒にお菓子でも食べようかと」
「生憎、お腹は空いてないよ」
「naさんお手製クッキーですけど」
「食べる」
「素直……」
相変わらず、子供っぽいリーダーだ。
何時も大人ぶってるけど、こっちの方が好きだな。
「……美味しい」
「jpさん、確か嗅覚は残ってるんでしたっけ?」
「うん」
「良かったです」
「あれ、紅茶も持ってきたの?」
「はい! こちらもnaさんお手製ですよ!」
「……ん、いい匂いする。これ高いやつでしょ」
「えーっと、今日の依頼人から貰ったって言ってました」
「……毒とか入ってないよね」
「毒味はしてるそうです」
「………じゃあ今ここで飲んでみて」
「いいですけど……」
少し困惑した様子で紅茶カップを取る。
すると苛つくほど似合う上品な仕草で紅茶を飲んだ。
「お〜、なかなかに美味、ですね!」
「……って、jpさん?」
「……なんでno兄の癖に様になってんの」
「馬鹿にしてます!?!?」
「してる」
「ハッキリ言った! 酷い!!」
「あ、このクッキー美味しい」
「無視!?!?」
……あぁ、やっぱり。
no兄と居ると、安心する。
※ ※ ※ ※ ※ ※
「なんで、ここに居るんですか」
玄関に突如現れたよく見知った人物に驚く。
だって、貴方は、ここを離れた。
jpさんを、__見捨てた。
「なんでって、勿論、jpに会いにだよ」
「っふざけないでください! 貴方はjpさんを捨てた!」
「……捨てた?」
「っ貴方は、本当に……っ!!」
「naさん、落ち着きな」
「……etさん……」
「アイツに害は無いし、言ってることも本当だよ」
「でも……!」
「naさんてば、焦りすぎなんだよ」
「……」
「jpが大切な気持ちは分かる。でも今は落ち着いて」
「今は、アイツ、yaくんに意識を向けて」
「etさん、そんなに聡明だったっけ」
「ひど…………」
「……んまぁ、yaくんらしいか」
「で、聞くけど、なんで今更ここに来たの?」
「jpを、助けに来た」
「……は?」
「jpをあのまま放置すれば、jpを苦しめるだけだ」
「……もう、手遅れかもだけど」
辛そうに目を閉じる。
___yaくんには、言ってなかったか。
「yaくん、それについては、私達に考えがあるんだ」
「考え?」
「うん。yaくんには荷が重いと思って言わなかったんだけど……」
yaくんはまだ子供だ。
出来れば、こんな事をさせたくない。
でも、
彼の瞳は、jpを助けたいという強い信念が宿っていた。
ならば、それに応えなければ。
「____________」
全ては彼を救う為。
__あの、
復讐に燃える” 大罪人 “となった家族を、
救いたいだけなのだ。
※ ※ ※
「そろそろyaくんが来た頃かな」
「さて、物語もクライマックスが近付いてる」
「是非とも、この” 大罪人 “を、」
_____。
第三章 罪。
「……本当に、それでjpは救われるのか……?」
「それは、分からない……」
「けど、これしかない」
「っ……」
悔しげな顔で俯く。
当たり前だ。大切な家族に、こんな事をするだなんて。
でも、こんな事を出来るのは、私達しかいないんだ。
「大丈夫、私達ならやれる」
「etさん……」
「さぁ、計画を立てよう」
「では、皆さんを会議室に集めてきます」
「あ、ねぇ、ttはどうする?」
「…………解放します」
「! 大丈夫なの?」
「ttさんを、信じます」
「……そうだね。ttなら、大丈夫」
「では、地下室に行ってきますね。皆さんはetさんとyaくんに任せてもいいですか?」
「おっけー! yaくんもいいよね?」
「うん」
「それでは、会議室で」
彼を救う計画の、始まりだ。
闇から、救い出してあげるための。
※ ※ ※ ※ ※ ※
「ttさん……」
「ん? naさん?」
「そうです」
「何しに来たん?」
「……解放しに来ました」
「……なんでや?」
「皆さんと会議する為です」
「会議?」
「はい。jpさんの件です。参加しますか?」
「…………なるほどな」
「ええよ。参加したる」
「! 良かったです。では、行きましょう」
ttさんに害意はない。
……やっぱり、ttさんは、ttさんだなぁ。
「あ、jpの能力対策はどうする?」
「あっ……そうでしたね、能力があるんでした……」
「あんま使わんもんな」
そうだった。この世界に来た時からjpには能力があるんだった。
あまりにも日常を送りすぎていて忘れていた。
「にしても、jpにだけチート能力貰えるとかずるくね〜?」
「jpさんは愛されてますからね。当たり前です」
「おわぁ〜、jp過激派のお方?」
「過激派ってなんですか。jpさんの右腕って言ってください」
「過激派じゃん……」
「さぁ、着きましたよ」
「はや」
※ ※ ※ ※ ※ ※
「さて、みんな集まったかな?」
「mfくんお久〜」
「はいはいお久」
「冷たいなぁ〜……」
「yaくんがjp裏切るからだよ」
「……裏切ってないもん」
「jpは、大切だもん……」
「……そう」
「なら、良かった」
少し、雰囲気が柔らかくなった。
やっぱり、みんなjpが大切なんだ。
あの、ちょっぴり頑張り過ぎちゃう優しいリーダーを。
「んじゃ、まずは______」
会議は着々と進んでゆく。
最初の重苦しい空気は何処へやら。
今は明るく、優しい空気に変わっていた。
今の今まで、叶う事の無かった事が叶ったからだろうか。
彼を救える事が、助けになれる事が、
嬉しいのかもしれない。
※ ※ ※ ※ ※ ※
「…………」
誰も、
俺を、
許さないでくれ。
惨めで、弱くて、何も出来なかった俺を。
「ごめん………」
みんなを地獄へ落とした事。
「ごめん………………」
あの子を救えなかった事。
「ごめん…………………………」
みんなの優しさに漬け込んだ事。
「ごめん、なさい………………………………」
幸せに、なろうとしなかった事。
「……どうして、こう、なっちゃったんだろう」
今更罪に気付いても、
手遅れだった。
「あれ、そういやjpにはバレてへんの?」
「さぁ……? あの人の考えはよく分かりません」
「そか〜……」
なんやろか。
jpが、苦しんでるような気がした。
「………………ごめんね………………」
※ ※ ※ ※ ※ ※
頭が、痛い。
目の前も眩む。
気持ち、悪い。
声が、聞こえる。
聞いた事がある声だ。
周りが、炎で燃え盛っている。
ここは……?
「その女がいるからダメなんだ!!!!」
「そいつを殺せ!!!」
殺せ……?
誰を……
あ、れ……
これっ、て……
「悪魔の女だ!!!!」
「そいつを野放しにしてれば、世界が滅ぶ!」
違う……
それは、違う……
「そいつの能力は危険なんだ!!!」
「そいつを庇うって事はお前らも死ぬ事になるぞ!!」
嫌だ、
やめて、
この子は、
まだ、夢が、あって……
「埒が明かない! そいつら諸共殺せ!!!」
「……jpさん、」
あ、
「今まで、ありがとうございました」
ああ、あ、
目の前に血飛沫が舞う。
綺麗な水色の髪がハラリと落ちる。
俺は、救えなかった。
俺は、また……
バッ、と飛び起きる。
背中にゾッとするほどの悪寒が走る。
顔は熱いのに、背中は冷たくて気持ち悪い。
頬に冷や汗が伝う。
____また、この夢だ。
もう何年も前の事なのに、
未だに、忘れられない。
「お、ぇ……」
急激な吐き気に襲われる。
机には資料がある。せめて床に吐かないと……
「おぇ……ぅ」
ご飯を食べていなかったからか、透明な胃液しか出ない。
「……汚しちゃったな」
これで、何回目だろう。
またnaさんに迷惑掛けるな……
「……ごめんね」
何度目かの謝罪を、誰もいない空間に吐く。
誰にも届かない、自己満足の謝罪を。
人を殺し、世界を脅かし、仲間にも罪を犯させ、
____あの子を、救えなかった事に。
自己満足でいいから、
ただ、謝りたい。
己の” 罪 “を償いたい。
「ご、めん、なさい………………」
謝るには遅すぎた。
※ ※ ※ ※ ※ ※
第四章 ■■。
こほん。
えーと、何から話そうかな。
あ〜、っと、皆さん、こんにちは!
あ、えと、あ、今日は土砂降りですね!!
え? 快晴? え? 小雨?
あ、そっか、これを聞いてるのは今日とは限らないんですね……
まぁ、今日も生きている事には変わりは無いですから、いいですよね。
死んだらこれを聞けてませんから。
え? 当たり前の事だ?
あ、そうでしたね。
でも、皆さんこういう言い回し好きですよね?
え? 好きじゃない?
それは悪い事をしましたね。
こほん……そんな事はさておき、
今日は昔話でもしようかと思ったんです。
と言っても、平和なものでは無いんですが……
……いいですか?
……ありがとうございます。
では、お話しますね。
あぁ、そうだ、
一緒に見に行きませんか?
何をって、昔を、です。
語りより映像を見た方が早いかなって。
では、行きましょう!
これは、この世界に初めて来た時ですね!
いわゆる、異世界、ってやつです。
まぁ、みんな何度か異世界に行ってますが……
(ここまで、酷いものじゃなかったなぁ……)
……あれ、考えもバレちゃってる?
じゃあ次から口に出しますね。
「わぁ〜! このお菓子美味しそうです!」
naさん、相変わらずだなぁ〜!
ふふ、他の人の笑顔を見ると、こっちまで笑顔になりますね!
「この釘バットいいな……」
etちゃん、物騒……
その釘バット何処で使う気ですか?
「チキンだ! 食べたい!」
yaくん、チキン好きですよね!
幸せそうに食べるから、お腹空いてきちゃうんですよね!
「羊、可愛い……」
hrさん羊と似てますよね!
本人は気にしてるみたいですけどね!
「お、この眼鏡いいねぇ」
確かに確かに!
mfさんにピッタリです!
「そろそろ新しいパンツ買おうかなぁ〜」
svさん、それは……
とっても素敵ですね! 似合うと思います!
「ふむ、この眼帯は俺のパワーを抑えるのにいいぞ!!!」
ぱ、パワー?
ttさんてたまに変な事言いますよね……
「おぉー! この世界にもポピーあるんですね!!」
noさんは相変わらずお花マニアですね〜!
お花っていい匂いがして好きです!
「このギター、とんでもなくいいヤツだな……」
urさん、ギターが似合いますよね!
いわゆる、色男? あ、違う?
「き、キツネだぁぁ! 可愛い!」
dnさんも狐ですけどね……
モフモフっていいですよね!
おっと、場面が、
…………
あー、ごめんなさい。
ここから、平和じゃなくなっちゃいます。
……やっぱり、平和って長く続かないんですね。
「そいつを殺せ!!!」
「そいつを野放しにしてれば、世界が滅ぶ!」
「■■!!」
……何が、いけなかったんでしたっけ。
…………何も、悪くない?
貴方なら、そう言うと思ってましたよ。
本当に、貴方は、
優しすぎます。
……こんな能力が無ければ、平和でいれたんでしょうね。
こんな、世界を飲み込む能力が無ければ。
…………全部、自分のせいなんです。
この能力が暴走してしまったから。
だから、せめてみんなだけでもって、自殺、したんですけど、
……それも、ダメだったみたいです。
もう少し、自分の死を重く受け止めるべきでした。
自分が、愛されているのなんて、分かっていたのに。
自分が死んだら、みんな悲しむって、
……分かっていたのに。
それを、自分は簡単に壊した。
本当に、馬鹿ですよね。
映画じゃ軽いワンシーンって、
現実じゃこんなに重いんですね。
……いや、当たり前ですね。
さて、そろそろ時間です。
付き合って下さってありがとうございました。
もう、貴方とはこんな風に会えないでしょうね。
貴方を苦しめていた自分は、消えた方が、いいんですよね?
「jpさん」
※ ※ ※ ※ ※ ※
第五章 優しい人。
「jpさん、今日の昼、」
「広場に来て、でしょ?」
「! ……えぇ、そうです」
「それだけ? もう行っていい?」
「……はい」
「待って、いますね」
「うん」
きっと、
俺は罰を受けるのだろう。
優しい、易しい罰を。
俺は大罪人としての罪を受け入れよう。
___________
_______________
____________________
「勝てるかなぁ……」
「び、ビビらなくて大丈夫ですよ! き、きききっと勝てます!」
「noさんが一番ビビってんじゃん」
「ビっビビビビってませんよ!! 最年長ですから!」
「声震えてんぞ最年長〜」
「そりゃチート能力持ち相手に無能力だとねぇ……」
「なんというか……多勢に無勢?」
「それ人数じゃね?」
「じゃあ無能力に能力?」
「何その造語。合ってはいるけど合ってない感じする」
「どっちだよ」
「ぶっ」
「あ、dnが吹いた」
「dn今日ゲラやなぁ」
「! 来ました!」
「「!」」
皆が警戒態勢に入った途端、
広場に『怒りの業火』が広がった。
「っ、随分なご挨拶だなぁ! jpさん!」
「先制攻撃してみたんだけど、ダメだったかな?」
「くぅ! 武闘派なjpさんもいい!」
「何ときめいてんですかurさん!」
naがurの頭を叩いた。
どうやら結構痛かったらしい。イケメンがしちゃいけない顔してる。
「うおっ」
『楽園の熱風』の鋭く熱い風がyaの頬を掠った。
「わっ、こっちも!」
「クソッ、身動き出来ねぇ…!」
「jpの狙いはなんだ!?」
明らかな足止めだ。
何か狙いがあるはず。
「そちらの司令塔が迷惑ですので」
「っ! mfくんとnaさんだっ!」
「へぇそのお二人か」
「っ!? 誘導……!」
流石、賢い。
世界を半分牛耳るだけある。
いや大分、分かりやすいっちゃ分かりやすかったけど。
「拘束させてもらうよ」
『哀色の束縛』で二人の身柄を拘束した。
見えない『何か』で縛り上げられている。
「まずいな……」
「どうしましょうか……」
「どうしようもないでしょ」
「そうですね……」
あっさり会話が終わってしまった。
まぁ、蟻が龍に喧嘩を売るようなものだ。
無理に決まってんだろ。
「勝手に無理って決め付けないでくださいよ!」
「やべ声に出てた」
「mfくんてそういう所ありますよねぇ!」
「何馬鹿やってんの……? 本当に司令塔?」
「「司令塔です!」」
「ハモリやがった……」
「……jpさん、一回、話し合いませんか?」
「話し合う義理はない」
「俺を止めたいなら、殺してみせろ」
「っ!」
「………殺しません」
「どうして?」
「jpさんが、大切だから」
「………」
動きが固まった。
この隙を、私は逃さない。
「yaくん!!!」
「はい!」
「っ」
気配を消してjpの後ろに回っていたyaが鞭でjpを捕らえる。
瞬間、naとmfを縛っていた『何か』が解ける。
「はーい暴れないでね〜?」
「……」
「さて、と、話し合いましょうか、jpさん」
「俺は情報何も話さないよ」
「いえ、情報とか、そんなのどうだっていいです」
「私は、貴方の気持ちが聞きたい」
「……俺の、気持ち?」
「はい。皆さん、聞きたがっていますよ」
naの一声を初めに、
みんなが次々と、『貴方の気持ちを教えて』と声を上げる。
気持ち、気持ちねぇ。
「そんなのとうの昔に消えてるさ」
「……? どういう事です?」
「そのままの意味。俺はもう、お人形さんになっちゃってるってワケ」
「…………中身の無い、空っぽなお人形さんに」
「何を、言って……」
「もう、いいんだよ」
「もういい」
「早く楽にしてくれよ」
つらつらと弱音を吐く。
俺は最初から何も変わっちゃいない。
何も無い、
空っぽな人間のままだった。
大切な家族も救えない、
どうしようもない、
ダメ人間だった!!
※ ※ ※ ※ ※ ※
第五章 君は独りじゃない。
もう、諦めていた。
もう、知っていた。
もう、終わってた。
もう、もう。
もう、いい。
俺の復讐は終わった。
とうの昔に終わっていた。
俺自身の手で、終わらせていた。
あの子の、
rnの仇討ちは、終わっていた。
それなのに、まだ突き進めと言うのか。
まだ罪を犯せと言うのか。
俺をどれだけの大罪人にすれば済むのだ。
どれだけ家族を悲しませれば済むのだ。
……嗚呼分かった。
” 俺が死ねばいいのだな? “
俺が死ねば全て終わるのだな?
なら、そうしよう。
きっと、誰も悲しまない。
最高の、ハッピーエンドだ。
この悪夢の物語を終わらすには、これが最適解だ。
もしみんなが悲しむ時は、俺に関する記憶を消せばいい。
絶対に出来る確証は、ないけれど。
これで、いいじゃないか。
嗚呼……やっと、
自由になれる。
______
「ふざけないでください!!」
バチン、と音が響く。
naの手が、ほんのり赤くなって、
jpの頬が、真っ赤になっている。
叩いたのだろう。それもかなり強く。
「貴方が死ねばハッピーエンド……?」
「そんな事、あるわけないじゃないですか!!!」
「最悪のバッドエンドですよっっ!!!!!!」
「、え……」
「どうして、貴方はそんなに自分を卑下するんですか……?」
「どうして、自分の命より他人の命を優先するんですか……?」
「ふざけるのも大概にしてください!!」
「あ……」
初めてだ。こんなに怒ってる顔を見たのは。
綺麗な顔が、涙でぐしゃぐしゃになってる。
「……そんなに、泣かないで……」
つい、
つい零れてしまった本音。
途端、目の前が潤む。
これは自分が言えたことでは無いな。
「泣かないで、なんて言うんだったら、」
「自分を、大切にしてくださいよっっ……!!!」
「貴方が死んで、どれだけの人が悲しむと思っているんですか?」
「自分だけが傷付いたらみんなハッピーではい終わりって、なるわけないじゃないですか……」
「貴方が傷付くことで、どれだけの人が傷付くのか分かってますか?」
呼吸も忘れて言葉を重ねる。
もう涙で前も見えない。
自分はどれだけぐちゃぐちゃな顔をしているのだろう。
「それを知っても、まだ死のうとか言うんですか?」
「…………」
「また、私達を置いていくんですか?」
「あ、……」
「私は、貴方の本音が聞きたいんです」
「本音を」
「……っぅ……」
「しにたく、ない………」
「みんなと、一緒にいたいよ……」
「それが、聞きたかった」
「たとえ、貴方が歪んでしまっても、大罪人になっても、罪を犯しても、」
「貴方は、本当に、優しい人なんですから……」
ポロリ、ポロリとjpさんの掌に涙が落ちる。
反射で自分の顔が見えた。
……ああ、なんて酷い顔。
これじゃあ、皆の前に晒すには恥ずかしい。
その時、ふと目頭に暖かみが来る。
原因は、細くて長くて綺麗なjpさんの指だった。
暖かい、温もりだった。
「うん、うん……」
「ごめんね、ごめんね」
「俺、rnの事ばっかで必死だった」
「これじゃあ、リーダー失格かな……?」
「そんなことないっすよ!」
後ろに立っていたurが声を張る。
すると、みんな次々にurの言葉を肯定する。
「jp、お前はもう、独りじゃない」
「今まで独りだったお前に言われたくないよ」
「おい!? 今は感動する名場面でしょぉ!?」
「お前が言うと臭い台詞になるんだよ」
「酷ぉい!!!」
あぁ、
戻ってきた。
いつもの、くだらない日常が。
※ ※ ※ ※ ※ ※
最終章 主人公と大罪人。
「naさーん! 買い物いこー!」
「いいですよ〜」
「あっおいyaくんそれ俺の!!!」
「urのものは俺のもの〜!!!」
「ふっざけんな! それ三十万したギターだぞっ!?」
「三十万!?!?」
「知らなかったのかよ!!!」
「mfくーん」
「ん? dnどした〜」
「この刀どう? カッコイイでしょ」
「えぇ……それだけの為に来たの?」
「うん」
「即答……」
「……まぁ、カッコイイんじゃない?」
「でしょぉ?」
「このお茶美味いなぁ〜! hr君ナイス!」
「それ程でもぉ〜!」
「ttさんも、この羊羹美味しいです!」
「やろ? svさんの財布からお金取って買った」
「tt、今、なんて?」
「やっべ聞かれてた」
「いくら取った?」
「……一万円」
「嘘でしょ。本当は?」
「……二千円」
「それならいいかぁ〜、ってなるか! 大分取ってんなぁ!」
「なんで安いってならないんや!?」
「魂胆はお見通しですよ〜?」
「なんか……僕だけぼっち……」
「どしたんno兄、ぼっちで悲しいの? ならどんまい」
「jpさん辛辣ぅ……」
「……あれ、髪切らなかったんですね?」
「まぁいいかなって」
「フゥン……まぁ、可愛いのでいいですけど」
「可愛いとか女の子に言えよ」
「ふふ、じゃあまた女装します?」
「するか。ふざけんな」
「えー、あれ好きだったのに……」
「……no兄もするならいいよ」
「! jpさん、ツンデレですね〜」
「………」
「ちょ、睨まないでください、めっちゃ怖いです」
「ならあんな事言わないでよ」
「はっはっ、」
______君だけは、気付いているのだろう。
俺だけは、ただの仮初なのを。
それを、君は許容するのだね。
見逃してくれるのだね。
あぁ、本当、
「” no兄といると、安心する “」
「あらあら、デレてますね」
「そうだね」
「えっ、めっちゃ素直……」
「なに、悪い?」
「いや、嬉しいです」
「貴方が僕を信頼している事が」
「へぇ……」
一体、彼には何が見えているのだろう。
確かなのは、俺とは対極なモノを見ている事だ。
「僕は、何も言いませんし、止めませんよ」
「………」
一体何処まで見えているのだろう。
これが年の功、というのかな。
「ははっ、no兄て本当、」
「主人公みたい」
「ふふ、」
” 大正解ですよ “
「……あー、だから知ってたのか」
「俺が、no兄に殺してもらおうとしてる事」
「…………………とんだバッドエンドですね」
「そりゃそうだよ」
「人の死を、感動もののハッピーエンドになんかしたら癪に障るからさ」
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※ ※ ※ ※ ※ ※
この物語は、
主人公が大罪人を殺すかもしれない物語である。
※ ※ ※ ※ ※ ※
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〜 あとがき 〜
はい、お疲れ様でした。
ここまで読んでくださりありがとうございます!
終わり方がハッピーエンドとは言えないですけど、
まぁ、ハッピーエンドとは一言も言ってませんのでね。
この物語で言いたいのは一つ、
自分を大切にしろ、という事です。
これだけ長くてそれだけ? とか言わないでね。傷付いちゃう。
まぁ、結局のところ、死ぬかもですけど。
死にたくないってのはちゃんと本音なのでご安心を。
死ぬのが怖いなんて当たり前ですよ。
死にたい人なんていませんから。
辛い苦しい消えたいって人はいるかもですが。
もしnoさんに殺してもらった場合、jpさんが最後の能力を使ってみんなから自分の記憶を消します。
能力は合計四つあります。
能力名の頭文字読んでくだされば分かると思うんですが、
喜怒哀楽を元にしています。
最後の能力の名前は『喜びの最期』という名前になります。
まぁ、名前は割と適当に作ったんで………
実は物語も割と適当だったんですよね。
最初にこういう世界観でこういう物語、って適当に決めてから、
それから全部アドリブでしたねw
その場で即興で書いてました。
なので二千字くらい書いて納得しなくて消す、なんてザレでしたね。
本当に行き当たりばったりでした。
色々と補足出来てないところもあると思いますので、
そちらはコメントで聞いて下さい。出来る限り回答致します。
あと、短編集とかイラスト集とかも後で出しますのでお楽しみに!
キャラデザも出します! 見た目変更が無い人はないですけど……
十二人分もキャラデザするとか無理ゲーッスよ。うん。
そう考えると無月さん(公式絵師様)凄いな……
短編集では、作中で語られなかった裏話が書かれています!
最後ら辺にnoさんがまた女装します? て聞いてましたけど、
その女装したお話も入ってますので。
今の話聞けば分かると思いますが、
短編集は完全に私の趣味でございます!
本編のような暗い雰囲気は一切ございませんのでご安心を!
本当におまけって感じです。
イラスト集は時間がかかるかもです……
なんてったって指描きっすから。
それに重い。助けて。
挿絵描いてる時、ネット落ちて描いたの消えた時は発狂しました。
さてさて、ここまで長かったですね。
本にしたら薄いかもですが。
あと、この物語は、ハッピーエンドとは言ってはいませんが、
バッドエンドとも言ってないんです。
とんだバッドエンド、とは言ってますが、
それはjpさんが殺したもらう事が、ですので。
もしかしたら、直前で怖くなって生き続けるかもだし、
大罪人は死ぬべきだ、となるかもしれないし。
結局、この物語は貴方の想像の中のメンバーさんの判断によって終わり方が変わるんです。
二次創作なんて私達の妄想ですからね。
本人ではないんですから。
自分の想像するメンバーさんが物語を進めているんです。
私はそう思ってます。
結論から言うと、この話はメリバって事ですね。
私はこの物語の終わり方を、
皆さんに委ねます。
皆さんの好きにしてください。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
夢の世界を楽しめたなら何よりです。
それでは、またね!