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クラブ内は揺らぐことのない歓声に包まれている。

「声を上げているのは本当に食べ物がいるのではなく、このユニークフィールドの特性らしいですね」


「俺の名前はペパロニピザ!捨てられ腐った悲しきピザ!だけど折れないココロはキザ!キミのココロをへし折るキラー!」

オォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!


するとペパロニピザから大量の音符が放たれる!


そして地面に衝突し――

パァァァァァン!!

爆ぜる!


「なっ、何これぇっ?!」

「ラップを歌うと攻撃が来る…ってのか?!」


みかんとにんじんが声を上げる。


「BPM130の自己紹介ラップだYO!避けてみな!!」

その瞬間、たまごが叫ぶ!


「わかりました!これはペパロニピザさんのフードアビリティです!BPM…テンポが早ければ早いほど攻撃が強くなるんですよ!」

「な、なるほど…」


すると、ペパロニピザが僕にマイクを投げてくる。

それを僕は反射的に受け取る。

「YOUも来いYO!」

「えっ、えぇぇ?!」


そんな声と同時に僕は壇上にテレポートさせられる。

「まずは自己紹介から頼むYO!」

オォォォォォォォォ!!!!!!


一気にクラブが湧き上がる。

「(即興で…?いや、やんなきゃ…今の心境をそのまま…ぶちまける!)」


HEY!  HEY!  HEY!  HEY!  HEY!  HEY!  HEY!  HEY!

僕の心のなかで構成したリズムが響き渡る。


「ほう…140…!」


「SUNの様に光放つBODY!ココロもカラダもずっしりヘビー!尋ねる『ワタシの欠点ナニー?』さぁさぁ宴だ急げよhurry!」

オォォォォォォォォ!!!!


するとペパロニピザが吹き飛ぶ!

「よっし!」

「…やるねBaby…MEもTRY!!」


ドゥン、カッ!ドゥンドゥンカッ!

「(リズムが…変わった…!)」


「MEの!バトルは急・展・開!相手はすでに?精神崩壊!おいおいおいおいダイジョブかい?そんなMEは?大・天・才!」

オォォォォォォォォ!!!!!!!!!


「(やばい――!このまま行くとみんなに攻撃が…!食い止める…それしかない!!!!)」

その瞬間、りんごがオーラを放ち始める!


「あれは…ただフードパワーを開放しているだけじゃない…もしや…覚醒?!」

「おい、何か風が吹き始めてるぞ…?!何だこれ…!」

「て、てかこのままじゃ攻撃がりんごに直撃しちゃうよ…?やばいじゃんっ!」


「(なんだか…不思議な気分だ…!何でもできそうな…感じがする!)」


その瞬間、りんごの手から物凄い風が生成され、それは音符攻撃に当たり――


バァァァァァンッッ!!


――跳ね返す!


「あれはもしや…りんごさんのフードアビリティ!恐らくは………衝撃波



つづく

小説版「ひみつのおるすばん」

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