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ゴォォォォォォォォォ!!!!!

会場内に凄まじい衝撃波が発生し、音符攻撃を全て跳ね返す!


「…仲間に、手出しはさせない」


カッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッ


「なんてことだYO…200テンポ…聞いたことがないYO…!」


「まだまだ僕は未熟なんだけど!仲間を守れないかもだけど!心から歌うラップはミレド!この先歩いてゆくよ未来を!!」


オォォォォォォォォ!!!!!!!


りんごの真心を込めた純粋なラップは会場を震わせ、ペパロニピザの心までも震わせた。


「…あぁ、あぁぁ…!MEのラップには『素直なココロ』が足りてなかったんだ…!MEの、敗けだYO」


するとりんごがペパロニピザに近寄る。

「そんなに悲観しなくてもいいと思うよ?今日は楽しかった。ありがとう」

「…Thank you from the bottom of my heart.」

ペパロニピザはそう言い残して、光の玉となって消えた。

その言葉の意味はわからなかった。だけど、少し、分かった気がする。『…ありがとう。』なんて、言ってるように思えたんだ。



〜その次の日。


「ふわぁ〜あ」

僕は大きなあくびをしながら起きる。


「(昨日ので疲れたし、今日は1日中寝てようかな…)」

なんて思っていたその時。


「りんごぉぉーーー!!!!!!!」

「うぉぉぉぉ?!」


にんじんが血相を変えて僕のところに走ってきた。

「来たぜ、フードキー!!」

「…あっ、今日フードキーの日か!寝てなんていられない!」

「ほい、これ!」


にんじんがフードキーを二個渡してくる。


「…え、なんで二個?」

「ペパロニピザの分だよ!」

「あ、そういえば!」

「早速召喚しちまおうぜ!」

「うんっ!」


そしてフードロックに鍵を差し込む!

カチャ!


パァァァァァァッッッ!!!!


「HEY!HEY!HEY!早速召喚してくれたんだなベイベー!」

「ペパロニピザ!」

「YO!YO!元気にしてたか〜い?」

「まだ一日しか経ってないけど…?」


「おいりんご、あと一個もさしちまおうぜ!」

「あ、うん」


カチャ


「あ、しゃっす、じゃがいもっす」

「「じゃ、じゃがいもだー!!」」

「よろしくっす」

「うん、よろしく!」

「自分はこれからずっと鍋の中にいるので用があったら声かけてほしいっす」

「おけ!」



するとみかんとたまごが起きたようだ。

「ふわぁ〜あ、おっはよぉ!」

「おはようございます…あ、ペパロニピザさん召喚されたんですね」

「そうだYO!よろしくだYO!」


するとじゃがいもが出てくる。

「じゃがいもっす、よろしく」

「さっき召喚したじゃがいもくんです」


みかんが驚く。

「えっ、じゃがいもだったんだぁ!よろしく♪」

「しゃっす」


そしてじゃがいもが鍋に戻っていくと同時に卵が声を上げた。

「…って、そうだ!今日新しい情報が来たんですよ!」

「新しい情報…?」

「はい、一日に一回、カミサマから情報を受け取れるんですが…今朝、重大情報を手に入れました」

「重大情報…?」

「はい…実は、ここ数日で、エネミーたちが徒党を組んで活動しているようなのです」


「「「「徒党…?(だYO…?)」」」」



つづく

小説版「ひみつのおるすばん」

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