(ฅдฅ*)コン… ฅ(•д•*ฅ)チャー♪
みんみん蝉でーす
よっしゃ書くぜー!!
今回は若干るぅりーぬ入ります。さとりーぬのイチャイチャはもうちょっと先です…(´;ω;`)
それでは本編へ
ᏚᎢᎯᎡᎢ
─ ✄ ─── キ リ ト リ ─── ✄ ─
〜るぅと〜
ころちゃんの帰りがやけに遅くて玄関まで行ってみる。玄関に着くとそこには泣きじゃくっているころちゃんがいた。
何があったんだろう?誰かにいじめられたのかな?
僕はとても心配になる。
僕が聞いてもころちゃんは『失恋』としか言わない。それでもなんとか話を聞き出すところちゃんはさとみくんと莉犬がキスしている所を目撃してしまったらしい。そっかぁ、さとみくんと莉犬がね…。まさかさとみくんに僕の莉犬を取られるなんて…。しかも僕のころちゃんの方は使うだけ捨てて…。ふーん…。
ふふっ。あははっ。そんな事されたら黙っていられると思ってるのかな?
大丈夫だよ。安心してね。
大事な大事なペット−ころちゃん−
大事な大事な人形−莉犬−は僕が奪い返すからね。
僕はころちゃんに首輪を付けてアレを呼ぶ言葉を言う。
💛「ضطظعـفقتثججمنيدفطثدو」
ころちゃんの涙がすぅっと引いて、いつもの笑顔に戻る。
💙「あははっwるぅちゃんゴメーンwwwなんか泣いてたっぽいwww」
やっぱり良い子ですね。
〜莉犬〜
俺は家に帰ると速攻で押し入れの中に閉じ込もった。さとみくんと沢山キスしちゃった…////マフラーも貰っちゃったし。いっぱい貰ってばっかだよぉ…////
でも、明日の学校は少しだけ楽しみかも。
薄暗い押し入れの中で1人さとみくんの事ばっかり考えていると、急に襖が開く。
びっくりして、襖の方を見るとるぅ兄が立っていた。いつものころ兄や学校の皆に見せる笑顔だったけれど何か違和感を感じる。
❤「るぅ兄…?」
俺が呼びかけてもるぅ兄は俺を見つめて、ニコニコしている。なんでかよく分からないけれど、その笑顔を見ていると背中がゾクゾクする。それなのにハイライトの無い黄土色の瞳から何故か目が離せない。
るぅ兄に腰と頭に手を回される。脳では嫌だって拒絶反応が起きているのに、体が動かない。こんなの…俺の体じゃないみたい。
そしてるぅ兄は俺にキスしてきた。
❤「!?」
俺は何故か抵抗出来ない。体がカタカタと震えるだけ。
今度はるぅ兄の舌が俺の口の中に入ってくる。俺の舌と絡まりあって上手く息が出来ない。
❤「ん”ーっ!?ん”ーっ!!!」
俺の口の中でぐちゃぐちゃと互いの涎混ざる水音が絶え間なく鳴る。嫌なはずなのに…頭がぼーっとしてくる。
💛「は…」
るぅ兄と俺の唇が離れる。開いた口から見える舌に俺のか、それともるぅ兄のかもうどちらのか分からない涎が銀の糸となって俺の舌とるぅ兄の舌の間に1本の細い橋を掛けていた。
俺は息が切れ切れでぜぇはぁぜぇはぁと荒い呼吸を繰り返す。
そして休む暇も無く、またディープキスをされる。もう酸欠で頭がクラクラしてくる。そのまま押し入れの中に押し倒される。俺は怖くなってるぅ兄の舌を噛む。
💛「っ…!」
ザリッと嫌な音が鳴る。るぅ兄はやっと俺の中から舌を引っ込めた。
💛「…やはりあの男のせいで…………」
るぅ兄はハイライトの無い瞳で俺を見つめながらぶつぶつと呟く。いつものるぅ兄じゃない…。
❤「こんなのっ…おかしいよっ!!」
俺はるぅ兄に目を覚してほしくて今の気持ちをぶつける。でも、るぅ兄には届かなかった。
💛「おかしい…?ころちゃんに頼まれて口で性処理をしていたくせに…?」
❤「なんで知って…!?」
💛「僕のおもちゃ達の行動なんて全部把握してるんですよ?」
おもちゃ…?もしかして俺達の事?
💛「僕の大事な人形に付いた変な虫も対処しなきゃ…」
❤「虫って…さとみくんの事っ!?」
💛「それ以外に誰がいるって言うんですか?」
るぅ兄じゃない…。るぅ兄は勉強ができて、頭が良くて、運動もできて、皆からの憧れで…あれ…?これも違う…。
❤「誰…?」
💛「誰ってるぅとですけど?」
❤「るぅ兄じゃないっ!!」
💛「……ははっ、あははっ、あははははははっ!」
るぅ兄はこんな笑い方しない。『ふふっ』って感じだ。
一体、この人は…俺の目の前にいる人は誰なんだ?るぅ兄のフリをした誰か…。
〜ころん〜
なんで僕は玄関で泣いていたんだろ?なんかあったのかな?
部屋に戻った僕はさっきの事をずっと考えていた。すると、スマホが通知を伝えてくる。
あ、なんかラインが来てる。僕はスマホのロックを解除してラインを開く。それは衝撃の内容だった。
ラインが送られてきたのは、クラスのグループライン。その中の映像でさとみくんと莉犬くんがキスしている映像だった。
💙「なに…これ?」
合成映像なのだろうか?それにしては出来すぎている。
しかもこれ、家の前じゃん…。許せないんだけど…。僕より、莉犬くん選ぶとか。僕の方がずっと側にいたのに…。
さとみくんが反論しているけれど、僕は皆にいつの間にか『拡散しよ』とだけ打ち込んでいた。そして気味が悪くて、そのままスマホの電源を落としてソファに投げる。
するとタイミング良く、るぅちゃんが部屋に入って来た。そこからの記憶は無かった。
次に目が覚めると、僕は和室にいて莉犬くんを蹴っていた。
なんで和室にいんの?移動したっけ?
訳が分からず、頭の中がパニックになる。とりあえず、莉犬くんを手当てしなきゃ…!
💙「莉犬くん、大丈夫…?」
❤「え?う、うん…ッゴホッゴホゴホッ」
莉犬くんは急に口を押さえて咳をした。吐血もしていて、さらに僕はパニックになる。
💙「ごめ…どうして僕が莉犬くんを蹴っていたか分からなくて…僕がここに来た経緯とか話せる?」
莉犬くんは苦しそうだったけれど、僕にゆっくり経緯を話してくれた。
❤「ーーーーーーーで、それで俺が性処理に来なかったから、ころ兄が和室に来て、俺を押し入れから引きずり出して、無言で蹴ってた…かな」
💙「え?」
❤「違った…?」
💙「ううん…」
莉犬くんは一体何を言っているのだろう。僕は莉犬くんに
性処理を頼んだ事が無いのに
なんで実の弟を性処理に使わないといけないのだろうか?しかも学校で放課後にすれ違って『相手よろしくね』?
僕…そんな事言ったことないのに…
💙「僕、性処理頼んだ事無いんだけど…」
❤「え?」
💙「実は言うと、学校に居た時に帰りの会から放課後までの間の記憶が無いんだよね…。さとみくんと話していた時の事は覚えているし、バイトに行ったのも」
❤「え、でも…ころ兄は確かに俺に言ってたけど…あれ?」
莉犬くんが何かを思い出した様だ。
❤「あの時のころ兄、なんか変だった」
💙「変…?」
❤「うん…」
一体何なんだろう?何が起こっているのか?僕達には検討すらもつかなかった。
─ ✄ ─── キ リ ト リ ─── ✄ ─
終わりでーす!!
疲れたぁ…
るぅりーぬに関しては若干でも無かった。
次回予告!!
ころちゃんに起こる異変っ!?
それでは次作でお会いしましょう!!