テラーノベル
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ソファに腰掛けて、舘さんを膝の上に向かい合わせに座らせる。これだと顔がよく見えるし、普段見れない角度から舘さんを堪能できる。
目が合うと、どちらからともなく唇を重ねた。
「…ふ、っ…んぅ、ん♡」
「ん…舘さん、会いたかった…」
歯列を割って舌をねじ込むと、口内で絡み合う。濃厚なキスに興奮が抑えられない。
「めぅ、ろ…っん、ふ♡…っ」
外で会うことが多いから、こんな風にキスをするのも久しぶりだ。
あまりやりすぎると歯止めが効かなくなるから、気をつけないと…と思いながらも、舘さんの色気に翻弄されてしまいそう。
柔らかな唇に、艷やかな甘い吐息に、蕩けた顔…
こんなの我慢するの無理じゃない?
「…舘さん、ダメ。俺、我慢できなくなる」
「…じゃあ、やめる?」
「んー、……やめない♡」
「なにそれ笑 でも、キスだけにしてよ?」
「わかってますよ」
そう言うと、再び唇を重ねた。
深く口付けながら、シャツの裾に手を差し入れて素肌を弄る。
「言った傍から…っ!目黒っ!」
「触るだけだから」
「〜〜〜〜〜もうっ!」
舘さんの肌は温かくて、もっちりとした弾力と滑らかさが、手に吸い付くようで気持ちいい。
「んんっ …ぃや、だめ、目黒…っ」
「もう少しだけ…」
指先が胸の突起を捉えかけたとき、オーブンのタイマーが終了を報せる音を鳴らした。
「はい、おしまい!」
「……タイミング良すぎない?」
いや、この場合俺にとっては悪すぎか。
不満全開の顔で舘さんを見ると、少しホッとしたような顔してるから…なんだか悔しくて
「もう一回だけキスさせて?」
そう言って、思い切りシャツを捲くり上げ、胸の突起のすぐ側に吸い付いた。
「あっ!んんっ…!何っめぐ、ろ…っ!」
くっきりと跡が付いたのを確認して、捲くり上げたシャツを下ろして整える。
「これもキスでしょ?」
「この…っ、ばか目黒ぉ!!」
顔を真っ赤に染めた舘さんに頬を抓られたけど、俺は満足。
「ふはぁ♡うまぁっ!」
焼き立てのラザニアを頬張ると、幸せな気持ちに満たされる。
パスタとクリームソース、ボロネーゼが層になって、とろっとした中身と表面のチーズの香ばしさが堪らない。
「何か、じゅわっとしたのがある…これ何?」
「ボロネーゼに大きめにカットしたナスとズッキーニが入ってマス」
「何その言い方笑」
「ちょっと怒ってマス」
「ごめん、ホント。てか、マジこれ美味しい!」
「……それは、良かったデス」
「もうやめてそれ〜(苦笑」
「…反省してる?」
「してる!してます!ごめんなさい」
「…もう。今度ダメってことしたら暫く会わないからね?」
「それだけは絶対ムリ!本当にごめんなさい!」
「……しょうがない、許す」
「ありがと♡これも、本当にありがと!めっちゃ好き♡美味しい!」
「ふふっ。良かった、喜んでくれて」
フニャッと笑った舘さんが可愛くて、つい手を出したくなるのを我慢する。
でも、これだけは言わせて
「可愛い♡」
「すぐそれ言う…」
…何か、舘さんを呆れさせてばっかり。
でもしょうがないじゃないか。本当にそう思ったんだから。
舘さんに思ったこと、すぐ伝えたい。
可愛いも、好きも、かっこいいも。
言葉にしないと、伝わらないでしょう?
「…目黒」
すっと舘さんの手が伸びて、俺の口許を親指の腹で拭った。
「ソース、付いてた笑」
そのまま、ごく自然な流れで自分の指をペロリと舐めて、「うまっ♡」って、ソースの味を確認してる…
一連の動作を凝視していた俺と目が合うと、ふふっと笑った。
「目黒も子供っぽいとこあるよね笑
そういうとこ可愛いよ」
「も”ーーーっズルい!そういうとこっ」
何が?と言いたげな顔した舘さんを横目に、顔が緩むのを誤魔化すようにラザニアを頬張った。
「そろそろ俺行くわ」
時計を見て、舘さんが荷物を手にする。
「目黒、明日から撮影入るよね。体調気をつけて、しっかり食べて休めるときは休んでね」
めっちゃ彼女じゃん♡
「ありがと。舘さん、飲み過ぎないでね?」
「わかってるよ笑」
「俺以外の人に隙見せないでね」
「俺、外では酔わないから。大丈夫」
「…今日は、本当にありがとう。会いたいって思ってたから、ホント、嬉しかった」
「…急にしおらしいね?」
「ん、」と両手を広げた舘さんに、吸い込まれるように抱きついて、ぎゅうっと力を込める。
「大好き」
「俺も、好きだよ。……大好き」
「……愛してます、舘さん」
「なんか、照れる…」
「ふはっ!かわいいっ」
「もう…。…俺、行かなきゃ」
「うん」
腕を解いて離れかけたとき、口角にちゅっとキスされた。
「…なんでちょっと外すの?」
「今度会ったときまでお預け」
唇に指を当て、いたずらっぽく笑って見せると、踵を返してさっさと玄関へ向かって行く。
も〜〜〜、俺の恋人のあざとさ何なの?
愛おしすぎてクラクラする。
「舘さ〜ん、ズルいって〜〜」
「ふふっ。ちょっと仕返ししとかないと、俺も気がすまないの」
綺麗な微笑みを浮かべた恋人は、付け入る隙も見せずに玄関の扉を開けると振り返り、
「お邪魔しました。…またね」
それだけ言って、そっと扉を閉めた。
もう、本当、ズルい。
玄関の壁に背中を預けて、緩む口許を手で覆った。
俺は、あの人に何度恋するんだろう?
お疲れさまです。作者です。
毎度読んでいただいてる皆様ありがとうございます。
あっと言う間に番外編も4話目。この辺で番外編終わってもいいか?いいのか?そもそも番外編って何だ?
そうだ、前作に繋ぐための空白の約3ヶ月のあれこれ書こうと思ってたんだ!(思い出した)
その前作は只今修正中なのでなんとでもなる(ずるいぞ)
修正作業しながら、番外編はあと1話赤サイドで書いて終わろうかなと思ったり…。
その間に他のお話も書きたい…。えちぃやつ、とか?
公 式 でとんでもない ゆ り ぶっこまれて正直心乱されてた…。でもめげずに🖤❤️推してく〜!
りあるはリンクしないがモットーです。妄想の世界なのだから…!
コメント
4件
めめだて本当にありがたいですー!!! 毎回好みドンピシャの作品で最高すぎます✨

めめだて妄想が足りなくなると、ここで供給させて頂いてます🤭今回も満タンになりました‼️