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……
🇧🇾 まだきっと、私たち。
静寂を破るようにベラルーシは言う
何処か怯えた声だ
🇧🇾 やり直せるはずなの、まだ、まだ、
俺たちは何も言わない、見つめるだけだ
🇧🇾 だから、頑張りましょう？！わかるでしょ！
🇧🇾 流石に、色々まずいってことぐらい、
小さな体とは思えないほどの大声で
🇧🇾 私達、幸せに向かっていくんでしょう?!
🇧🇾 あの人の支配を乗り越えて!!
あーあ、
ベラルーシ、お前もそっち側かよ
🇧🇾 だから、こんなこと…
🇧🇾 や、やめにしましょう?
ベラルーシがそっと手を握る
その手は震えている
🇧🇾 貴方なら、きっとわかってくれるわ！
🇧🇾 私達、欧州でも最底辺だけど、
🇧🇾 きっとうまくできるわ！…
🇧🇾 だから、お願いよ…
そういうベラルーシがどうにも気に食わなくて
腹が立ったので
🇧🇾 きゃっ？！
殴ってやった、
いい教育だ
🇧🇾 ちょ、やめ、やめてっ！！
そのまま数分間、
止まることなく殴り続けた
ボロ雑巾のようになったベラルーシを見て
いい気分になる
🇷🇺 ハハ、上手くできるって?
ベラルーシを見下しながら言う
🇷🇺 もう無理なんだよ、
🇷🇺 今更すぎる、遅すぎたんだよ
そう言い放つと
ベラルーシはもどかしそうな顔をした
🇷🇺 ッ……すまない、悪い… ことを、した、
そう言って、ボロ雑巾のようになった
ベラルーシを抱きしめてやる
🇷🇺 全部、お前のため、なんだ
🇧🇾 うん……知ってるわ…
ベラルーシの顔はよく見えない
🇷🇺 ……俺たち、幸せになるんだよ
🇷🇺 そしてさ、
🇷🇺 まだきっと、俺たち。
強く抱き締めて言う
🇷🇺 ……親父と違うってこと証明するんだ
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