この世界は 美しい 。
そして とても 悪どい __ 。
_______________♡
《 この世界での淡いキス 》
h「 お父様 、 *佐人 (サヒト) 様が 来られております 。 」
※明人の 父の 友人
王「 ご苦労 。 もう戻っていいぞ 。 」
h「 失礼します 、 」
この街は 三つの国 に 別れていて 一番 左側の国
*ソフィア国 真ん中 *アサザスト国 そして 一番右 の国
*ローヴィス国 の 国が 並んでいる 。
俺の父 春田智之 は 真ん中の国 アサザスト 国の 王様 だった 。
※ 全部 勝手に名前 付けました 許して
* 簡単な地図
そして 今日 アサザスト国に来られた 佐人様 は 隣の国
ローヴィス国の 王様 だ 。
佐人様 も 俺と 同い年の 17歳の 男の子 が いるらしい 。
ガチャ _ 。
h「 ふぅ 、 良くあんな 毎週 会ってられるよな … 。 」
h「 俺が疲れるわ 。 」
佐人様 と 父は 毎週 会って 仲良くしている 。
だけど 、 ソフィア国とは あまり 親しくない らしく 俺は お会いしたことがない 。
h「 勉強 するか ぁ 、 」
この街では 19歳 までには 必ず 結婚を しないといけなく 、
王の 息子は 英明 に ならなくちゃいけない 。
正直 お見合い とかは 結構してるけど
中々 いい人は現れない 。
h「 風呂 、 入ろ ~ っと 。 」
あっという間に 夕方になり 洗面台へと向かった 。
すると 父が 遠くから 俺に話しかけた 。
王「 明人 、 少し来なさい 。 」
h「 ぇ… ? はい 。 」
少し 不穏な空気で 長々としてる 廊下 を 小走りで 走った 。
王「 今日から 来てくれた お手伝いさんだ 。 」
?「 精一杯 お手伝いさせていただきます ッ 。 」
u「 御崎 詩 です 。 よろしくお願い 致します 。 」
彼は 少し 暗い表情で ペコリ と 俯いた 。
h「 あ ~ うん 、 よろしくね 。 」
唐突に 俺のお手伝いさんが 来て 吃驚した 。
元々 一人っ子だったから 寂しかったし 年近そうだから たくさん話せるかも と 喜んだ 。
h「 早速 なんだけど 、 お風呂の 沸かし方 教えてくれない ? 」
u「 ぇ 、 其れ位 僕が しますけど … 」
h「 ぃや ー いっつも 勝手に湧いてて 、 俺そういえば 風呂の沸かし方 しらねぇの
ヤバいな って 思ってさ w 」
h「 教えてほしいんだ 。 」
u「 変な人 … こき使われるのかと 思ってた じゃん ボソ 。 」
h「 ん? どうした ? 」
u「 あ… 、いえ 。 教えますので お風呂場 まで 案内 お願い したいです 。 」
h「 ん! ありがと 、 ニコ 。 」
u「 … ! ドキ 」
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h「 てかさ 、 うた ? って 、 何で 急に此処 きたの ? 」
u「 ぇ 、 あ ~ 、 其れは 詳しくは あまり … 」
h「 内緒に しとくからさ っ 、!! だめかな 、? 」
u「 少しだけ 話しますね 。 」
元々 僕は ソフィア国 の 王の息子で 王族 だったんです 。
だから 今の 貴方と同じ 立場 に いたんです 。
だけど ある日 俺の 父が一番大切にしていた リング が突然なくなって
一番 父の近くにいたのは お前だろ って 言われてしまって
あの国から 追い出されたんです 。
u「 まぁ 、 反論できなかった 僕が 悪いですよね … 」
h「 は 、 ぁ ? … それじゃあ 、 犯人の思う壺じゃん 、 」
h「 なにそれ 。 おかしい ッッ ! 悪くねぇのに 悪者扱いされた ってことだろ ? 」
h「 ホントの 父親なら 、 なんで 自分の息子を 追い出すんだよ 。 なんで 信じないんだよ っ !! 」
u「 それだけ 、 僕のことが 鬱陶しかったんですよ 。 」
u「 俺のために 怒ってくださって 有難う 御座います 、 貴方は 心優しいですね 」
違う 違う 。 ホントは こんなこと 言いたいんじゃない 。
思い出したら 内臓が 潰れたみたいに 苦しいし 痛いけれど
本当は 、 まだ あの国に 居たかった 。
息子として 恥じなく かっこよく 父の傍にいたかった 。
u「 ぅ 、ぁっ … ポロッ 。 」
その日は 俺は 泣き崩れた けれど 、 そんな俺を 貴方は ずぅっと
優しく 抱きしめて 背中を 擦ってくれた 。
続き
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