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(ハカの病室)
ハカ:(ベッドの上で苦しそうにしていて、腕から点滴で抗がん剤治療役を投与していた)
ユウマ:ハカ…ごめんな…こんなに状態なるまで気付けなくて…(そばに置いてある椅子に座ってハカの手を握っている)
ミレイ:ユウマ…ハカちゃんはきっと大丈夫だよ…
オッキー:ハカ…助かるのかな…
ユウマ:(内心)ごめんなハカ…何もしてやれなくて…ただこうやって手を握ることしか出来なくて…ほんとうにごめん…もしちゃんと気づけていたらこうはならなかったのかもしれないのに…
コウ:ハカちゃん!
光彩:ハカちゃん!
ナギ:ハカ!
ハルト:ハカ!
(三人とも走ってきたのか息切れしていた)
ミレイ:コウ!光彩!それにお父さんに博士!仕事はどうしたの?
ナギ:んなもん置いてきた!それよりハカは!ハカは大丈夫なのか⁉
ハルト:ハカちゃんは大丈夫か⁉
コウ:オッキーから聞いて急いで来たんだよ!それよりハカちゃんは⁉
光彩:ハカちゃんは⁉ハカちゃんは大丈夫なの⁉
オッキー:さすがに知らせたほうがいいと思ってたんだ。
ユウマ:コウくん…親父…博士…ハカが…膵臓がんの末期に近いって言われた…
コウ:え…
光彩:うそでしょ…そんなのいや…ハカちゃん…どうして…
ハルト:は…?
ナギ:うそ…だろ…ハカ…こんなの…何かの冗談だろ…
ミレイ:お医者さんの話によると膵臓がんになったら治る可能性はほとんどないって…(目から涙が溢れていた)
光彩:そんな…いや…やっとコウくんも目覚めて…また…皆で一緒に過ごせると思ったのに…
コウ:光彩…
光彩:ねえハカちゃん…こんなの冗談でしょ…何かのドッキリでしょ…ねえ…噓だって言ってよ…(泣き崩れる)
(その日の夜、ユウマの部屋)
ユウマ:ハカ…ごめん…早く気付けなくて…ごめんな…(泣いていた)
ミレイ:ユウマ…いる…?
ユウマ:(急いで涙を拭う)姉貴、どうしたんだ…?
ミレイ:ちょっとこっち来てくれない?
(ある部屋の前に来る)
ユウマ:姉貴、ここって博士の部屋じゃ…
ミレイ:しっ…耳澄ませてみて…
ユウマ:分かった…
(耳を澄ませるとナギが泣いている声が聞こえてきた)
ナギ:頼む…ハカ…お前までいなくならないでくれ…メグリを失って…ハカまでいなくなったら俺は…俺は…(メグリの写真立てを抱きしめて泣いていた)神様…お願いだから…娘を…ハカを…連れて行かないでくれ…あいつは…十七歳じゃ抱えきれないものを抱えて…まだ幸せになれていないんだ…
ユウマ:博士…
ミレイ:博士もそうとう辛いようね…
ユウマ:そうだと思うよ…おばさんを失って…さらにはハカまでいなくなったら…
ミレイ:ユウマ…やっぱりそうだよね…
(光彩の部屋)
光彩:ハカちゃん…お願い…いなくならないで…(ベッドの上で泣いていた)
ナナエム:光彩…大丈夫?(光彩の隣に座る)
光彩:エムくん…(ナナエムに抱きつく)
ナナエム:わぁっ、どうしたの?もしかしてハカのこと…?
光彩:私たち…また大切な人を失うの…?どうして…どうして…神様はこんなことするの…どうして大切な人を守ってくれないの…(ナナエムの胸の中で泣きじゃくる)
ナナエム:そうだよね…もう…大切な人を…失いたくないもんね…
光彩:お願いだから…神様…どうか…どうかハカちゃんを奪わないでください…
ナナエム:大丈夫だよ…僕はずっとここにいるから…今は思いっきり泣きな。(光彩を抱きしめて優しく頭を撫でながら安心させる)
コメント
3件
ナギもそうだもんね、メグリちゃんも失って、ハカちゃんも失うなんてね、、、、