テラーノベル
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(数日後、病院のハカの病室)
ハカ:はぁ…はぁ…
ユウマ:やっぱりハカ…苦しそうだな…
ミレイ:ハカちゃん…しんどそうね…
光彩:ハカちゃん…
ハカ:ぁ…ユウマ…それにミレイさんに光彩さん…
ユウマ:ハカ大丈夫か?辛くないか?(側に置いてある椅子に座るとハカの手を握る)
ハカ:はぁ…はぁ…大…丈夫だよ…心配かけてごめんなさい…
ミレイ:やっぱり…しんどいでしょ…こんな状態になるまで…ずっと我慢してさ…
光彩:ハカちゃん…お願いだから…博士のためにも…生きて…
ハカ:はぁ…はぁ…パパも…心配してるの…?
ユウマ:昨日…博士泣いていたんだよ…“ハカをメグリのもとに連れて行かないでほしい”…そう言っていたよ…
ハカ:パパ…
看護師:(ハカの病室に入ってきて点滴を確認し終えるとユウマたちに話しかけてくる)あの、三途川さんの保護者でしょうか?
光彩:あ、はい。
看護師:担当医からお話があります。
ミレイ:私と光彩が行きます。私たちが戻ってくるまでユウマはハカちゃんを見てあげて。
ミレイ:(小声)光彩…今は二人きりにしてあげましょう…
光彩:(小声)そうね…
ユウマ:分かった…
ミレイ・光彩:(そっと病室を出る)
ユウマ:ハカ…ごめんな…俺…何も出来なくて…こんな状態になるまで…気付けなくて…ごめん…ごめんな…(頬を伝って流れた涙がハカの手を握る手に落ちる)
ハカ:はぁ…はぁ…私こそ…言えなくて…ごめんね…ユウマがいてくれるだけで…私…生きられるの…だから…そんなこと言わないで…(ユウマの手にそっと自分の手を重ねる)
ユウマ:ハカ…まだ…死なないよな…(声が震える)
ハカ:大丈夫だよ…私…生きるから…
ユウマ:お願いだ…ハカ…死なないでくれ…ハカがいなくなるなんて…俺…耐えられない…(ハカの手を握る手に思わず力が入る)頼む…死なないでくれ…
ハカ:ボケナス…死なないんだから…私…絶対に生きてみせるから…
ユウマ:ハカ…ありがとう…(涙を流しながらも軽く微笑む)
(まさかその数日後、絶望が襲い掛かるなんてその時はまだ思いもしなかった)
(診察室)
担当医:三途川さんの保護者ですね。三途川さんについてお話がありまして…
ミレイ:もしかして…悪い話でしょうか…?
担当医:三途川さんなんですが…ここ最近病状が徐々に悪化しており末期の症状である吐血や背中やみぞおちの激しい痛み、食欲不振などが続くようになりまして…もう長くは生きられない可能性があります…長く生きられたとしても三か月程度かと…
光彩:ハカちゃんの余命が三か月…いや…こんなのうそですよね…何かの間違いですよね…こんなのいや…受け入れられるわけ…(大粒の涙が目から溢れ出る)
ミレイ:え…ハカちゃんの余命が三か月…こんなの…いや…後三か月しか一緒にいれないなんて…うそだよ…こんなのうそだよ…ハカちゃん…いなくなるなんていやだよ…
担当医:申し訳ありませんが根本的な治療は出来ません…鎮痛剤や解熱剤などで少しでも苦痛を和らげることぐらいしか…
光彩:いやだよ…ハカちゃん…いなくなるなんて…そんなのいや…(泣きじゃくる)
ミレイ:光彩…
(ハカの病室)
ハカ:すぅ…すぅ…(眠っていた)
ユウマ:(ハカの手を握ったまま)少し落ち着いたみたいで良かった…
(この後姉貴からハカの担当医の伝言を聞いて絶望に堕とされるなんてその時まだ想像もしていなかった)
コメント
4件

ハカ大丈夫かな😭
ハカ、、、、余命三ヶ月なんて、、、、ユウマは、ハカが希望なんだからハカが居なければ、ユウマなんてとっくに居ないかも知んない。