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ども、主です。それでは本編どうぞ!
ーななside
母さんが王国をあとにしてから数年。私とれんは、名門学園に入学した。お互い友達もたくさんでき、別に困ったことはなかった。いや、ないと言っては嘘になる。母さんが行方不明になってから、父さんが体調を崩すことが多くなって、国の政治が混乱状態になっていた。だから、ここ数ヶ月父さんと会話をしていない。
れん「なな姉、母さんのことなんだけど、、、。」
なな「どうしたん?いつも母さんのことなんか言わないくせに。」
れん「だって、、、国中どこを探しても見つからないんだよ?絶対なにかおかしいよ。」
そう言ってれんは母さんの置き手紙を取り出した。れんは、母さんが出ていったときに、寝ていたからね。
『これを読んだ皆へ
*ざっくりした内容を伝えることも出来ませんが、これからしばらくは戻ってこれないと思います。🧡さん、本当にごめんなさい。貴方を置いていってしまうのは本当に大罪だと思います。しかし、俺にはもう一つ、この生命より大切なことを思い出したんです。どうか、お体にお気をつけて。by💜*』
れん「、、、改めて読むと、、、意味深だよね、、、。」
なな「、、、何する気?」
れん「なぁ、未来爺さんのところに行こうよ。」
なな「なんでや。」
れん「未来爺さんは、未来や相手の場所を当てると評判の占い師だよ。」
なな「なるほど、、。んじゃ、行ってみよ!」
れん「うん!」
そうやって、私達は王宮を囲う森を抜けて、未来爺さんの元へ。こじんまりとした小屋だけど、占い師っていう雰囲気はある建物だった。王宮の扉の何十倍も軽い扉を開ける。そこいいたのは、どこにでもいそうなお爺さん。でも、私達のことを見ると、目をかっと開いて跪いた。
未来爺さん「これはこれは。まさか王女と王子がここへ来なさるとは。さぁさぁ、お座りください。」
なな「あ、、えっと、、それはええんよ。ただ、母さんのことについて聞きたいん。」
れん「今、母さんはどこにいるか、教えてほしいんだ!」
未来爺さん「、、、。」
未来爺さんはじっと目をつむっていた。考えているのか、寝ているのか。よくはわからないけど、母さんを探してくれているならそれでいいと願った。それからの時間は長く感じた。未来爺さんはゆっくりと目を開いて、私達に真っ直ぐな眼差しを向けた。
未来爺さん「、、、💜様は異次元にいます。」
なな・れん「え?」
未来爺さん「あの方の心と会話をしてきました。彼は異次元の空間にいらっしゃり、とてもあなた方が行くような場所ではないとおっしゃっております。それでも行くというのならば、命を掛けなければなりませぬぞ。それでもよろしければこの先をお話しましょう。」
私はれんと顔を見合わせた。もしかしたら、父さんに迷惑かけちゃうかな。でも、とりあえず聞いてみよう。
れん「なな姉、1回父さんに確認してみようよ。未来爺さん、明日聞きに来てもいい?1回父さんに確認してきます。」
未来爺さん「良いでしょう。今晩ゆっくりお話しなさいな。」
私達は王宮に戻り、父さんのいる王室のドアを震える手でノックした。
はい!遅れてすみませんでした!いかがでしたでしょうか?いいねやコメント、フォローよろしくおねがいします!それじゃ、おつてぬ〜