テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
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#鬱展開
Mist-404
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#終末世界
シノーペ🪐🌙『✎☡中』
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【 大丈夫だから安心して 】
uppln (♂) × lt (♀)
序盤mmie要素あり
長いです()
2ペアとも、付き合ってる&同棲設定あり
mmmr様の二次創作です
御本人様には関係ありません
地雷の方はUターンお願いします!
__ uppln side __
up「ltさんに甘えてほしい!!」
mm「急にどうしたんですか…」
up「だから俺は考えた!!ホラー映画を見させようと!!」
up「てことで映画館貸〜して☆」
mm「いや人の家の前でそんな無茶言わないでください」
休日の午後7時、俺はmmさんの家の玄関口に立ち尽くしていた。
なんでかって?いいアイデアが急に出てきたから。
mm「ていうか私、流石に映画館は持ってませんって」
up「そりゃそうだよね笑」
up「俺だって、mmさんに映画館は期待してないって笑笑」
mm「なんかイラつくなこいつ」
up「ま〜ま〜、ほんとに欲しいのはDVDだからさ、落ち着いて落ち着いて笑」
mm「門前払いしてやろうか」
up「そしたら他のメンバー当たるから」
チッと彼女は小さく舌打ちをする。同棲中のiemnさんに聞こえてもいいのか、と思ったけれども、俺には関係ないことなのでひとまず置いておく。
それよりも自分達のことだ。
up「……だめ?」
mm「ていうかわざわざ私じゃなくても、サブスクとかでいいじゃないですか」
up「これが一番手っ取り早いからさ〜」
up「mmさんにとって一番怖い映画を貸してもらえるし」
mm「それって、こんなんでビビってたんだや〜いって後でバカにされるパターンじゃないですか!増々貸す気がなくなりましたね」
up「バレたか」
iemn「mmさ〜ん!誰と話してるんですか〜!!?」
二人であべこべ話してると、家の中からiemnさんが出てきた。
どうやらあまりにもこちらの話が長いので、彼女の様子を見に来たらしい。
iemn「…upさんじゃないですか」
up「どうも笑」
俺は軽く頭を下げて会釈する。
突然家に凸った上に夜に差し掛かっている時刻なので、iemnさんとはいくら面識があろうと正直気まずい。
恐らく相手も似たようなことを思っているからのか、義務感からなのか、彼も会釈を返してくれた。
mm「……あッ!!」
mmさんは互いにお辞儀をし合っている俺達を見比べると、何かを思い出したかのような表情を見せ家の奥へ引っ込んでしまった。
iemn「……mmさんはどうしたんでしょう?」
up「さあ?」
一緒に頭の中にハテナを浮かべていると、何かを持ってきたmmさんが、笑顔と共にそれを俺に向かって差し出す。
mm「upさんがお望みの、ホラー映画のDVDです!」
mm「iemnさんが一番怖がっていた物を持ってきました!!」
iemn「え、」
かくして、俺は無事、怖い映画のDVDをゲットすることができたのである。
……iemnさんの面子は無事ではないけれど()
実行は早いほどいい。俺はその日早速、ltさんと同棲してる家のテレビにDVDをセットし、いつでも観れる状態にした。
時刻は午後8時。あれから爆速で家まで戻り、食事や入浴などを全て済ませたらこの時間になった。裏を返せば、映画を見終われば、いつだって寝れるということでもある。
俺は準備万端なこの状態で、ltさんにホラー映画を観てもらうべく声をかけた。
up「ltさ〜ん♡映画観よ〜♡♡」
lt「やだ」
up「えぇ〜!?なんでなんでなんd(((」
lt「(((うっさい」
lt「お前が機嫌よさそうに何かをやろうって言ってくる時は、だいたいろくでもないこと考えてんだよ」
up「正解♡流石lt♡」
lt「ふふん、崇めたまe__」
up「流石、大好きな俺のことよく見てるね♡」
lt「だまれ」
up「ツンデレなltもかわいいよ♡」
lt「だまれ」
up「……」
up「…ltと映画観るの楽しみにしてたのに、一緒に観れなくて俺悲しいよ、」
lt「ッッ……」
普段は押してばかりの俺が珍しくしょげた演技をすると、彼女は動揺したように息を詰まらせる。
その次の彼女は眉毛をぐっと真ん中に寄らせて、映画を観るか観ないか逡巡している。ツンデレな癖にコロコロと表情が変わるから見ていて飽きない。
俺が彼女のことをかわいいと思いながら凝視していると、考えあぐねている彼女が新しい言葉を紡ぎ出した。
lt「……えっと、その映画のタイトルってなに…?」
up「『侵略怪異とその館』だってさ」
lt「ふ〜ん……」
lt「それってもしかしてホラー系?」
up「うん」
up「なに、怖いの?笑」
lt「まったく」
lt「むしろ、upplnの方が怖がってんじゃない?笑」
__あれ、おかしいな。
俺の見立てだとltさんはホラーが苦手だと思っていたのに。この反応をみると、もしかして平気なタイプか……?
てか待て待て。さっさとこの冗談に反論しとかないと、俺がホラー映画にビビるカッコ悪い彼氏になってしまう。それは嫌だ。
こんなことにグダグダ考えている時間はない。
up「もちろんいけるよ」
lt「あ〜ね?」
彼女は曖昧な相槌をうつ。俺が本当にホラーがいける口とは思ってなさそうな口調だ。
俺はその彼女の油断につけ込み、とあるゲームを提案する。
up「だからさ、勝負しようよ」
lt「勝負…?」
up「映画を観て、相手より怖がらなかったら勝ち。相手より怖がったら負け」
up「こんな楽勝なゲーム、ltなら負けないでしょ?」
lt「いいよ、やってみせる」
少しおだてれば、彼女はすぐ手に乗ってくる。彼氏として、彼女が純粋すぎて詐欺や誘拐に巻き込まれないか心配になるほどだ。
ま、そうならないように俺が側にいるつもりだけど。
俺はリモコンを操作し、テレビを起動する。その間に、彼女はつまみ物を用意し部屋の電気を消してくれた。
lt「こっちの方が雰囲気出るでしょ?」
彼女は、自分の首を絞めることになるかもしれないのにわざわざ電気消すんだ、という俺の疑問に先立って答えた。どうやら本気で勝負するつもりらしい。
DVDが起動できたので、同じソファーで隣り合って座り、いよいよ映画を見始める。
あれから1時間ほどが経っただろうか。
暗闇の中、テレビから出る音だけがリビングに響き渡っている。ltさんはもちろん、俺もさっきからひと言も喋っていない。
映画の内容は簡単に言うと、宇宙人が地球に侵略してくるというありきたりな話だった。彼らは人のいない館を拠点にし、そこから人類を次々と連れ去ってしまうというストーリーである。
俺はそれを悠々と眺める。別に怖いものは平気だし、映画自体には興味がない。俺にとっての問題は、ltさんが怖がっているかどうかだ。
何度も横を見ていては彼女に怪しまれるため、俺は映画が始まってから一度も横を向いていない。果たして彼女はどんな表情をしているのだろうか。そろそろ盗み見てもいい具合だろう。
up「チラッ」
lt「……」
駄目だ。暗闇のせいで顔が全く見えない。彼女はただじっと映画を観ていることしか分からなかった。
…失敗だった。俺はこっそり心の中でため息をつく。俺の予想が外れてltさんは甘えてくれないし、そもそもでホラーも苦手ではなかった。
結局あれから進展はなく、映画はあっさりと観終わってしまった。
up「おやすみ〜」
明日に向けてまた別の案を考えないとなぁと思いつつ、俺はltさんに挨拶をしながら自室へと歩き出す。
ドアを開け、ボスッという鈍い音を立ててベッドに倒れ込んだ。ダラダラとベッド脇のローテーブルに置いてあったスマホを取り、翌日のためのアラームを設定した。
今日はなんだかうまくいかなかった。そんな日はさっさと諦めて早く寝るまでだ。
そう感じて布団を被った矢先、部屋のドアがノックされる。
なに〜?と声をかけながら扉を開けると、廊下にいたltさんに抱きしめられた。
驚いて硬直していると、ltさんは俺の胸に顔を埋めながら、小さく呟く。
lt「……怖い。一緒に寝よ」
up「怖くて眠れなかったの?」
俺の胸と密着したまま、彼女は声を出さずにこくりと頷く。
up「笑、いいよ」
胸の中の彼女を愛おしく思いながら、俺はその小さな背を抱きしめ返す。
彼女もそれを受け止め、しばらく無言で抱きしめ合う時間が続いた。
lt「upさん、好き」
彼女がふと呟く。せっかく滅多に言わないことを言ってくれたけど、俺の胸に顔を埋めていたせいで、彼女の声はぐぐもってしまっている。
せっかく好きと言ってくれるのなら、ならちゃんと聞きたいというのが彼氏心だろう。
だから俺はまた少し悪戯をした。
up「ん?なんて?」
up「聞こえなかったわ」
そう言って抱きしめるのを辞める。すると、彼女の真っ赤な顔があらわになった。
lt「はぁッッ!?そんなことある、ッ!?!?」
up「ねぇ、もう一回言ってよ。もう一回」
lt「ッッ〜〜///」
lt「や、やだ…!!!」
up「ん〜?♡言わないと、残念だけど一緒には寝れないな〜♡」
lt「ッなんでそんなこと言うの…!!」
彼女は赤い顔に加え泣きそうな顔で、はくはくと口を開け閉めしている。彼女の頭の中では、また恥ずかしい思いをして俺に好きと言うか、一人で怖い思いをしながら寝るか、という究極の二択が秤にかけられているのだろう。
up「ねぇ〜、ど〜するの〜?♡」
lt「………」
up「どっちにするの〜?♡ねぇ〜ぇ♡」
lt「……………ぁ……ぅ゙、!泣」
up「ぇぁ、ごめん…」
どうやら困らせすぎたようだ。そのせいで彼女を泣かせてしまった。
up「ごめんね。ほら、一緒に寝よ」
そう言って部屋の中へと彼女の背中を押す。彼女は俺に促されて、半ばしゃくり上げながらベットの上に寝転がった。そこに布団をかけ、俺は部屋の電気を消して布団の中へ潜り込む。
彼女はベットの中で俺に背を向けて寝転がっていたが、まだ泣き声を上げていた。ここまでくると、俺も流石に悪い気がしてきた。
up「lt__」
隣にいる彼女を引き寄せ、ハグをしながら頭を撫でた。
up「ほんとにごめん。俺が悪い。ltに甘えてほしくてからかいすぎた」
lt「…………ううん、」
lt「……上手に甘えられない私が悪いから」
そう言うと、彼女はくるりと体をねじり俺に向かい直る。
もう泣き止んだようで、目は赤いがもう涙は出ていない。
そしてまた俺を抱きしめると、今度はちゃんと目を合わせて告白してくれた。
lt「……uppln、好き、大好き、」
lt「…だから……こんな私でも、うまく好きって言えないくても、離れないで…ほし……」
最後はまた泣き出して言葉にならなかった。
どうやら、自分に愛想がなさすぎて、俺が離れてしまうのではないかと心配していたようだ。
俺は空いた部分の文字を埋めるように、自分の言葉を繋いだ。
up「ほしいもなにも、俺がltの側を離れたくないんだよ。大丈夫。絶対離れない」
up「俺も大好き」
lt「………uppln、!泣」
その夜は、泣きじゃくる彼女を抱きしめながら眠った。
大丈夫だと安心させながら頭を撫でて。
ちなみにltさんは怖いもの苦手設定です
負けず嫌いだからそれを我慢して見てました笑
てか我ながら今回のltさんかわいすぎじゃないですか!?
かなりお気に入り
コメント
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うわあ、もう……最後のシーン、本当に良かったです……!ltさんが「上手に甘えられない私が悪いから」って言うところで胸がギュッと締め付けられました。upplnさんの「絶対離れない」という言葉が、彼女の不安をちゃんと受け止めてくれる優しさに溢れてて。映画のくだりから徐々に気持ちが溢れていく流れが繊細で、すごく好きな回でした。甘えたいけど甘えられない不器用さが愛おしいですね…☺️