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【 すれ違い↴ 】
gso(♀) × mmntmr(♀)
mmgsでもある
恋愛要素なし
恐らくバッドエンド
mmmr様の二次創作です
御本人様には関係ありません
地雷の方はUターンお願いします!
「大丈夫ですか?」
__あぁ、こんなつもりじゃなかったのに。
私に才能はあった。
“努力する才能”が。
mm「gsoさん……?」
けどそれだけ。
体よく”努力”とは言っても、積み重ねが人よりちょっと得意なだけで、本当は何の才能もなかった。
「お前、最近よく頑張ってるよな〜」
ふとしたきっかけは、担任の先生の何気ない一言。
それが私を変えてしまった。
頑張ることは偉いこと。
それはそうなのだけど、私の認識は少し違っていた。
いいや、狂っていたのかもしれない。
一番をキープするため、脇目も振らず打ち込んだ。
皆が休んでる時も、遠くで談笑してる時も、ついには、風邪を引いて頭が働かなくなっても、私は勉強を続けた。
その結果、テストでは学年1位。
ほっと胸を撫で下ろした。
もちろん勉強だけではない。
苦手な運動だって、苦しかったけど頑張った。
努力したんだ、辛くても。
でも、”あの人”には敵わなかった。
“あの人”は急に現れた。
確か転校してきたんだっけ、
覚えてないや…。
姿を見せた瞬間から、彼女はどんどん私を追い越してくる。
その圧倒的なセンスで、才能で。
もちろん努力もしているんだろうけど、私は彼女の努力を認めたくなかった。
だって、認めたら私は壊れてしまうんだから。
でも、器用すぎる彼女には、努力なんていうのは無縁のものだったのかもね。
「すごいなぁ…!!」
gso「……」
私を一言褒めてくれたあの先生も、今は彼女に夢中。
「あ!mmちゃんここ教えて?」
「またmmさんが1位ですよ〜!」
誰だってそうだ、私以外は。
認めない、認めない、認めたくない。
「……なの、」
「あんなの、うそだよ……」
みんな、気づいて……
夢を見たんだ。
悪夢だった。
私と彼女が、それぞれ違う天秤の皿に掛けられている状態。
最初は彼女の方が軽かったはずなのに、天秤はぐんぐんぐんぐん傾き、私を軽くしていった。
あぁ、私に価値なんてないのかなって。
トラウマであり、現実を模した生々しいナイフ。
“努力”しか才のない私と、”努力”が必要ない天才のあの子。
果たして頑張ってるのはどっち?
褒められるのはどっち?
……そうだよね、
「……〜、」
…………………………………ん?
「〜〜〜?」
……………………………………………………………え?
mm「gsoさん……?」
mm「大丈夫ですか?」
……あぁ、こんなはずじゃなかったのに。
gso「ははは……、」
あんたにだけはッッッ””””
心配されたくなかったのにッッッ””””……!!!!!!!
コメント
1件
うわあ…このエピソード、胸がぎゅっとなるね。 「努力する才能」しかないって自分を定義して、それでも追い越されていく感覚、すごくリアルだった。天秤の比喩が痛いほど刺さる。 ラストの「あんたにだけは心配されたくなかった」の叫び、すれ違いの構造がしっかり効いてる。 gsoの内面の抉り方、本当にうまいなあ…。続き、どうなるんだろう。