❤️「お邪魔します」
🩷「おじゃましまーす!」
💙「いらっしゃい」
涼太と佐久間はちゃんと手土産を持ってやって来た。
🩷「阿部ちゃんは?」
💙「コーヒー買いに行ってる、俺の家にもてなしの用意がないのにさっき気付いたって」
🩷「にゃはは、翔太っぽいわー」
親しい仲間うちであっても手土産を用意する涼太と佐久間、お茶の一杯でもちゃんと用意しようとする阿部ちゃん。
いつも通りのラフな感じで思ってた自分がちょっと恥ずかしい。
💙「今日ほんと頼む」
❤️「それにしても翔太がそこまで悩むって、よっぽどだね」
💙「だって……」
本人がいないのに赤くなって俯くのを見て佐久間はニヤニヤ嬉しそうだ。
🩷「ほんとは阿部ちゃんだーいすき、なんだもんなー?」
💙「なっ、うるさい!」
❤️「佐久間、今翔太の機嫌損ねないで」
🩷「あっそっか、ごめんごめん」
ちょうどそのタイミングで阿部ちゃんが帰ってきた。
2人が持ってきてくれたお菓子や阿部ちゃんがCMするパイをつまみながら、国立、振付、お互いの番組…いつも通りに色々な話題に花が咲く。
❤️「2人はドラマもあるし、撮影でなかなか会えないんじゃない?」
💚「うん、頻度は減ってる。できるだけ間を縫って時間作るようにはしてるけどね」
きたきたきた。
💙「涼太たちはどう」
🩷「俺らは会えなくてもラブいスタンプとか、現場の写真送り合ったりしてる」
💚「へぇ、それいいね。それで会えた時には直接伝えるんでしょ?」
🩷「もっちろん!」
やっぱり阿部ちゃん勘付いてるな、自分からそっちに話を持っていこうとしてる。
❤️「俺からはあんまり言わないけどね」
💚💙「「えっ、そうなの?」」
思わず声がかぶった。
涼太のことだから薔薇を散らしたベッドとか作って佐久間にこれでもかというくらい濃厚な愛の言葉をかけてるものだと……いや、それは涼太のイメージがおかしい。
🩷「俺はいっぱい言って愛を伝えたいタイプだけど、舘さんはあんまり好き好き言うと軽くなっちゃうように感じるタイプだもんなー」
💚「あぁ、なるほど……」
目から鱗といった様子の阿部ちゃん。
俺のはただ言いたいけど言えないだけだから、涼太とはまたタイプが違う。
頼むからここで納得しないでくれ、阿部ちゃん。
❤️「それで言うと翔太は言いたいけど言えないタイプだよね」
💙「えっ?あっ、あぁ、うん」
ナイス涼太。さすが俺をよくわかってる。
対して俺の挙動不審な返事。
💚「みんな色々なんだね」
🩷「そーだぜ。ちなみにさぁ、翔太はどれくらいの頻度で言う?」
💙「その…付き合ってから、1回も」
❤️🩷「「え???」」
それはさすがに聞いてないといった反応で、今度は涼太と佐久間の声が重なった。
第4話→まきぴよさん
コメント
10件
どーなるんだ!?まきぴよさん!!🫣
しょっぴーは恥ずかしがり屋さんだからなかなか愛の言葉言えないよね〜(笑) でもそんなしょっぴーがとても可愛い
パスがむずいんよ。175キロくらい出てるんよ😇😇