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幽霊になったら、その辺を浮いてたいです。
すきなこのなまえは、コノちゃん。やさしくて、とってもしっかりもの。
ねぇねぇ、コノちゃん!すきだよ!
コノちゃん!だいすきだよ!
コノちゃん。コノちゃんもみえないの?
「え!?エイカちゃん!どうしておそらをとんでるの?」
コノちゃんはびっくりしました。
エイカちゃんもびっくりしました。
コノちゃんはみえるんだね!あえてうれしいな!
どうしてかわからないけど、おそらをとべるようになったんだ!
おかあさんも、わたしのことがみえないみたい!だからいっしょにあそぼうよ!
「うん!いっぱいあそぼう!」
コノちゃんとエイカちゃんがあそびにいこうとしました。
すると、コノちゃんのおかあさんがあわててコノちゃんをよびました。
「コノちゃん!エイカちゃんが……エイカちゃんが、こうつうじこにあって……」
「そんなことないよ!エイカちゃんはここにいるもん」
コノちゃんのいうことは、しんじてもらえません。
いっしょにいるはずなのに、コノちゃんのおかあさんにも、エイカちゃんはみえていないみたい。
コノちゃんは、ないてしまいました。
コノちゃん、なかないで!わたしはここにいるよ!
コノちゃんにしか、わたしのことはみえないんだよ!
エイカちゃんはひっしに、コノちゃんをなぐさめました。
コノちゃんは、エイカちゃんのことをみました。
「エイカちゃんは、しんじゃってるの?じゃあ、エイカちゃんはおばけなの?」
おばけ。そうかもしれないね。
でも!それなら、ずっとずっといっしょだね!!
つらくないよ!だってわたし、コノちゃんのことだいすきだもん!
エイカちゃんは、コノちゃんのおともだち。
コノちゃんは、エイカちゃんのすきなこ。