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あらすじ:実家にある墓の隣にある大きな扉のところに行こうとしているゆうき・しゅう・かける。彼らはその大きな扉の中にある階段をおり、2時間進んだ先には何があるのやら…
僕 「…?…あ!なにか、光が見えるよ!! 」
2人 「え!?ほんとに!?(マジで!?)」
しゅう 「行ってみようぜ!」
2人 「あぁ…!」
タタタタタタタタタタッ…….!
かける 「う、うわぁ…なにこれ…」
そこには、レンガの壁でできた、天井が低い、長い長い廊下があった。壁にはろうそくがついていた。それにろうそくがかなり長いので最近変えられたものだろう。
僕 「今度は廊下が続いてる…ろうそくが唯一の灯火だな…」
しゅう 「行こう。」
2人 「うん…。」
コツコツコツコツコツコツコツ……
〜1時間後〜
僕 「なんかだんだん暗くなってないか?」
かける 「あぁ…なんか薄々感じてたよ…」
しゅう 「こんなことがあると思って懐中電灯と、乾電池10本持ってきたんだ!」
かける 「しゅうまじでナイス!」
僕 「ときどき役に立つね!」
しゅう 「ときどきってなんだよw また進んでいこうぜ。」
コツコツコツコツコツコツ…………
〜4時間後〜
かける 「かなり歩いてきたな…マジで足が棒になっちまうよ…。 」
僕 「でもなんかあっちから音がしてくるよ? 」
しゅう 「え?聞こえるか?幻聴じゃねえの?」
僕 「違うよ!ほんとだって!ほら、太鼓の音となんか…呪文を言ってるような声… 耳を引っ張って聞いてみなよ! 」
かける 「クイッ👂🤏 ・・・ほんとだ…マジで聞こえる…お前どんだけ耳がいいんだよ…!」
そう。僕は生まれた時から目と耳がよかった。だから言葉だってすぐ覚えたし、ちょっとした物音だけで起きて、泣いてしまう面倒な子だった。
しゅう 「俺には聞こえねぇけど、とにかく出口に近くなったってことだろ?じゃあもう進むしかねぇよ!」
2人 「そうだな!!」
テクテクテクテクテクテクテク……
〜30分後〜
しゅう 「はぁ…はぁ…やっと…ついた…」
かける 「おい…しゅう…大丈夫か?もう顔真っ赤だぞ…俺とゆうきは休憩をとったけど…しゅうは、ずっと動いてたじゃねえか…バテてるんじゃないか…?」
しゅう 「いや…大丈夫だ…ガクンッ・・・」
2人 「しゅう!!!」
僕 「1番体力があるしゅうが、倒れちゃった…!」
かける 「ゆうき!持ってる水をくれ!」
僕 「あ、あぁ!」
〜10分後〜
しゅう 「ん…あぁ?」
かける 「あ!しゅう!!!やっと起きた… おい!ゆうき!しゅうが起きたぞ! 」
僕 「ほんとか!?……はっ!しゅう!!」
しゅう 「俺は今までなにを…!」
かける 「約10分前ぐらいに倒れて、熱中症になってたんだよ!」
しゅう 「あぁ…だから頭が…痛えのか.. 」
かける 「行けそうか?」
しゅう 「あぁ、もういけるぜ。心配かけてごめんな…。 」
僕 「大丈夫だよ!しゅう言ってたじゃん!「何かあった時はいつも3人一緒だ」 って言ってたじゃないか!」
しゅう 「それも…そうだな!行くぞ! ゴールはすぐそこだぜ!」
2人 「あぁ !!」