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僕の夏休み

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僕の夏休み

6 - 長い廊下の先では

♥

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2024年08月13日

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あらすじ:実家にある墓の隣にある大きな扉に行こうとしている僕(ゆうき)・かける・しゅう。だがその扉の先には、長い階段があり、またその先には長い廊下があった。だがその廊下を歩いていくと、なにか音がした。この先にはなにがあるのだろうか。


しゅう 「それも…そうだな!行くぞ! ゴールはすぐそこだぜ!」


2人 「あぁ !!」


かける 「でもしゅう、もうちょい休んだ方がいいんじゃないか?だって、今起きたばっかりだし…」


しゅう 「だからもう行けるっての!そんなに俺が体調悪く見えるか? 」


かける 「そんなことはないけど…まだなんかしんどそうに見えるぜ?」


しゅう 「俺からしたら大丈夫だから、もうそんなに心配すんなって!」


かける 「わかったよ。でも無理はすんなよ!」


しゅう 「あぁ…もう絶対無理はしねーし、心配もかけさせねーから!」


かける 「頼んだぜ…?てか、今何時だ?」


僕 「今は…えぇっと、最初に出たのが何時だっけ?」


かける 「家出たのがだいたい、13時だろ?」


僕 「え…今…13:00なんだけど…」


しゅう 「時間変わってない…だと?」


かける 「や、やばくねぇか?ここの時間止まってんのか??」


僕 「さすがに、2、3時間はたってる…よね…?…チラッ…やっぱり何回見直しても

13:00に変わりないよ…」


しゅう 「じゃあここはどこなんだよ…」

と、話していると、奥からなにか声が聞こえた。


??? 「ーー!!神をーーー…称えよぉー!」


しゅう 「なんか奥から聞こえてくるぞ!?」


かける 「しゅうが音を聞き取れるようになったな!かなり近づいてるんじゃないか?」


僕 「でも、さっきの言葉を聞いた?   〈神をーーー……称えよー!!〉って、言ってたじゃん!絶対危ないよ…! 」


しゅう 「だからってここから引き返して帰るなんてできねぇだろ?」


僕 「それは出来ないけど…」


かける 「じゃあこの先進んで、何かに出

会ったり、襲われたりしたら、逃げよう。」


しゅう 「そうだな。 」


…テクテクテク…ピチャ…


僕 「ん?なにか踏んだか?暗くてよく見えないな…」


僕はなにか水のようなものを踏んだきがした。


かける 「ライトで照らしてみるか?」


僕 「あぁ…カチャ(ライトを照らす)       は、はぁっ…! 」


しゅう 「ゆうき、お前何をそんなに驚いて………はっ…?」


そこには、たくさんの血溜まりがあった。


僕 「な、なにこれ…」


かける 「これ…どこから流れてきたんだろうか…」


しゅう 「辿ってみようぜ…」


2人 「あぁ…。」


僕たちはその血の跡を辿ることにした。血の匂いが鼻の奥を突き刺すような感じだ。

〜辿ること10分〜






かける 「この血…どんだけ続いてるんだよ…」


僕 「ゴホッ…ゴホッ………グッ…吐きそう…」


かける 「は、はぁ!?え、ちょ、ちょっと…待って…!」


僕 「ハァッ…ハッ…オェエ…」  ボトボトボト…カチャン


僕が気持ち悪くて、吐いてしまうと、黒い何かの液体と、鍵のようなものが出てきた。


僕 「はぁ…はぁ…ゴホッ…な…にこれ…」

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