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友達、というほど親しい訳じゃないが、彼女と話すと素の自分でいれるので、楽だった。


その姫菜がわざわざ電話してくるなんて。しかも最初の一声が…


嫌な予感しかしなかった。



「何って…最近は色々あって援交やってないけど。」


平常心を装って答えるが、心臓の音は正直だった。


「まじ?じゃあ、その前かな…」


何やらぶつぶつ言ってるのが聞こえ、余計に不安が煽られる。


客が引っ掛からなくなったことに関係してるのは間違いない。


私は、携帯を握りしめて問いかけた。


「何なの?はっきり言ってよ。」


なかなか返答が返ってこないことに対し、怒りを込めて言った。


「……」


電話越しに、沈黙が流れる。怒らせたかな、と心配になった頃、小さな溜め息が聞こえてきた。



「あのさ、あたしが昨日相手した客が言ってたんだよね。美里ちゃんって子はお金だけ騙しとってヤらせてくれないので有名だって。そうやって男を弄んでるんだって。美里って、あんたのネットでの名前だよね?そんなことしてんの?」


その瞬間、全てを理解した。私ははそんなことしていない。だとしたら、噂を誰かが広めたことになる。


これで、私を断る客がいっぱいいる理由が分かった。そしてその犯人は1人しかいない。


あの日。店長に援交が見つかった時に相手するはずだった客。それしか考えられない。


私が嘘をついたことを根にもってそんないやがらせをしたのだ。



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