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こんにちは楓愛です!
前回の答えほぼわかっちゃってるようなものですよね(笑)
どんどん快楽に堕ちていくローレンをご堪能ください!
では本編どうぞ!
愛玩標本
第8話「甘い檻」
スタート
「」lr
()kz
〈〉fw
【】ib
『』lrの心の中
⚠️この作品はご本人様に一切関係ありません⚠️
〈君ってさ、素直になったら……ほんとにかわいいんだよね〉
不破の指が、ローレンの喉元から胸元へと這う。
優しく撫でるだけ。それだけなのに、身体がぞわりと反応してしまう。
くすぐったいのではない。
それは――求めてしまっている感覚。
(そんな顔、してたか? 最初は、歯食いしばって威張ってたくせに)
葛葉が後ろから囁く。
低くて、耳をくすぐるような声。
吐息が触れるだけで、頭の奥が痺れるようだった。
「おい……やめろ……」
口ではそう言っても、身体は嘘をつけない。
いつの間にか、手は彼らの指を拒まず、触れられることを待っていた。
【……素直に、なっちゃったね】
イブラヒムがローレンの頬を撫で、ゆっくりと唇を奪った。
逃げようと思えば、首を動かせばいい。
なのに、ローレンは……動けなかった。
『なんで……こんな、はずじゃ……なかったのに……』
頭では、そう思っている。
だが、身体の奥が――その声すらも快楽に変えてしまう。
(“甘い檻”ってのはさ、痛みじゃできねぇのよ)
葛葉の声が低く響いた。
(優しさと、快楽と、甘やかな言葉。
全部混ぜて、ゆっくりじっくり、お前の心を溶かすんだよ。
わかるか? それが“支配”ってやつだよ、ローレン)
「……っ」
思考が、曇っていく。
なぜ自分は、ここにいるのか。
なぜ逃げようとしないのか。
わからない。ただ、ただ――
『気持ちいい……って、思ってる……?』
そう尋ねたのは不破だった。
ローレンは歯を食いしばる。
「違う、違う違う……っ。そんな、わけ……」
〈でも、感じてんじゃん?〉
あっけらかんと笑いながら、不破はローレンの耳元に舌を這わせた。
それだけで、びくん、と腰が跳ねる。
自分の反応が恥ずかしくて、情けなくて――でも、気持ちよくて。
〈ねえ、認めちゃえば? 楽になれるよ?〉
優しく、囁かれる。
甘く、甘く、檻の中に誘われるように。
「……俺は……もう……」
その言葉の続きを、ローレン自身も知らなかった。
ただ、喉が勝手に震え、唇が形を作ってしまう。
「……きもち、よく……して、ください……」
その瞬間、三人の空気が変わった。
勝ちを確信した捕食者たちのように、同時にローレンへと口づけを与え、手を這わせる。
【よく言えました、ローレンくん】
イブラヒムが囁いた。
【もう君は、逃げられないよ。だって、自分から望んだんだからね】
甘い快楽と支配の檻――
ローレンは、もうそこから出ようとは思わなかった。
🔻To Be Continued…
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第8話をご覧いただきありがとうございます!
逃げることを選ばなかったローレン
これからが楽しみですね
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沢山のコメント待ってます😊
次回
第9話「共鳴」