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ども、主です。それでは本編どうぞ!


ー💜side

???「こんなところで迷子さんか?」

その声に思わずビクッと体が震え、振り返る。そこにいたのは、オレンジ色の襟足の長い髪の毛に、エメラルド色の瞳、豪華なパジャマ姿。見て分かる。王族の一人だ。早く逃げないと、またあの檻に捕まっちゃう。必死に逃げようとしても何故か、全然力が入らなかった。

???「おっとっと。そんなところから飛び降りたら危ないで?見ると、、、かなり長い間、食べ物もらってなかったんやな。可哀想に。」

そう言って、その人間は俺をふわふわのクッションに置いて、どこかへと走り去ってしまった。今なら逃げられるかも。そう思って、そっとその部屋から出ていこうとした。すると、また誰かがひょいと抱き上げた。さっきの人間だ。彼の手元には、美味しそうなニンジンがいくつかあった。

???「俺、うさぎって何食べるんかわからないけど、これで良かったら食べてや。うまいと思うで?」

彼が転がしてくれたニンジンを恐る恐る頬張った。美味しい。こんな美味しいの、生まれて初めてかもしれない。俺は夢中でニンジンを食べた。「うまいか?」なんて、時々聞いてくる人間は優しく微笑んでいた。こんな人間、この世にいたんだ。

???「にしても、どこから来たんや?庭からか?食用のところにこんな可愛いうさぎいたっけ?」

可愛い。その言葉を聞いて、体が熱くなるのを感じた。みるみる体が火照っていく。でも同時に「食用」というワードを聞いてゾッとした。

???「あぁ〜ゴメンな。安心しぃや。俺、うさぎの肉はそんな好きじゃないんよ。だから取って食おうなんてことはしないからな。ゆっくり食べてや。」

そうやって、人間は俺の頭を撫でた。温かい。彼のぬくもりなのだろうか。俺は食べているうちに眠くなっていき、床にへばりついてしまった。

???「ははっ、眠くなっちゃったん?可愛いなぁ。」

その人間は、自分の部屋らしきところへと俺を連れて行くと、元のふかふかのクッションに戻した。そして、自分もベッドへと潜り込む。俺は彼の「おやすみ」というささやき声のままに、深い眠りについてしまった。そう、それはまるで、海に沈み込むかのように深いものだった。


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