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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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ども、主です。それでは本編どうぞ!


ー💜side

目が覚めると、もう日は高く昇っていてあの人間はいなかった。置いてあるのは、昨日の美味しそうなニンジン。昨日は全部食べたから、きっとまた用意してくれたんだろう。

???「あ、おはようさん!よく眠れた?」

寝相が悪いのか、彼は髪の毛がボサボサの状態で部屋に入ってきた。何故か体が火照り、鼓動が早くなる。俺はぽかんとしたままで、毛づくろいすら忘れていた。彼が「食べないの?」と聞いてきたので、我に返って慌てて食べる。相変わらず美味しい。

???「そうだ!ねぇ、俺と一緒に住まわへん?この部屋、俺1人で使うのももったいないと思うしさ!」

その時、心臓が飛び出そうになった。、、、一緒の部屋に住む!?こんな薄汚い俺と、、、?頭の中が整理できない中、それを読み取ったのか、その人間はにっこりと笑って、俺をそっと撫で始めた。

???「ホント、かわええなぁ。でも、これじゃ怒られてまうなぁ〜。、、、ちょっと洗えばおちるかな。」

そんな独り言を呟きながら、俺を抱き上げた。そして知らない部屋に連れていき、温かい水で俺を洗い始めた。これがお風呂ってやつか、、、。檻の中だったら、数年に一回お風呂はいるくらいだもんなぁ。生温かくて、気持ちいい。よく檻に遊びにきた猫が言ってたな、「お風呂は濡れるからイヤだ」ってね。今思えばそんなに嫌なものかなぁ。

???「そういえば、名前、決めんとな!あ、俺の名前、知らへんよな。俺は🧡!よろしくな!!」

威勢のよい自己紹介だなと思いつつも、だいぶスッキリした感覚が体中に走り回る。🧡さん、そういえば檻の中でイケメンだと一部のメスうさぎの中で噂されていた時期があったような、、、。お風呂から上がった俺は、クッションと同じくらいふわふわのタオルで体を拭いてもらい、抱き上げられた初めて彼と見つめ合った。近くで見ると、顔も整っているし、エメラルド色の瞳が本物の宝石のようだ。

🧡「うわぁ、、、!洗うとめっちゃきれいになるやん!!ほら、自分を鏡でよく見てみ!!」

そう言われて、俺の何倍もある大きさの鏡に俺が映し出される。前にも見たことはあるが、俺は他のうさぎよりも知能が高い。そのためか、あんまり鏡にも驚いたりはしなかった。それよりも、自分の姿に驚いていた。まるで雪のように真っ白なのである。そして、ガサガサだった毛並みは整い、良家で飼われているうさぎのようだった。

🧡「名前、、、何にしようかなぁ〜」

俺が驚いている間に名前を考えてくれていたようだ。でも、俺にはちゃんとした名前がある。まぁ、自分でつけた名前だけどね。俺は字の書き方を知らないから、なんとかして伝えなくちゃ。俺は必死にジェスチャー(?)をやって、彼に俺の名前を伝えようとしていた。

🧡「ん、、、?数字の7が2つに森の絵、、、?、、、あぁ!賢いんやな!💜って言うのか!んじゃ、これから💜くんって呼ぶな!」

俺は目を丸くした。伝わったんだ!そうだよって伝えたい。俺はぴょんぴょん跳ねて、彼にありがとうを伝え、それを見て彼は、俺の頭を撫でながらにっこりと、笑みをこぼした。


はい!いかがでしたでしょうか?いいねやコメントフォロー、よろしくおねがいします!それじゃ、おつてぬ〜

王子と醜いうさぎの恋物語【完結済】

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初コメ失礼します! 🧡君めっちゃ優しい…💜君も可愛い…抱きたい() あの…フォロー失礼します!

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