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火葬場で
泣いた…
「ねぇあなた、咲希さんがかわいそうよ…」端にいた早瀬蒼さんに問いかけた
「何とかして欲しい」
「私にですか…」
「大輝さんと同じ顔してるから良いじゃなくて」
親父の早瀬さんが
「傍に居てあげたら良いだろう」
マスクだけ外した。
髪を触り、肩を抱きしめた。
顔をあげ、
「大輝さん…?」
頷きかけた蒼
「付き合うか?…」
…あ?
白石雄介夫妻が
「でも早瀬さん…今葬儀の最中ですが…」
「四十九日過ぎたら正式に御両親に挨拶に行きますよ」
「私も医師会の会議もありますので叉改めてご挨拶をさせていただきます」
早瀬さん…
山崎社長…私達はこれで失礼致しますよ。
棺が出てきた。
親族でお骨納めする事でしょ、
わざわざありがとうございました。
「失礼ですがご一緒に納めて頂けませんか?…あなた達居たなら仏心っていうのないのですか?…」
志摩理事長…
顔を見上げて
「志摩さん…?」
「話してしても良いのですか?」
「仏様も喜びますよ笑っ」
「これって何ですか?…」
喉仏ですが
「こちらは?」
「金属ですよ…お怪我されて大腿骨につなぎ止めの金属を容れたままでしたねぇ」
皆で骨を箸で納めた。
「ありがとうございました」
これを持ちまして、ご苦労様でした。
お寺の和尚様の日付が決まりましたら、
早瀬さん、山崎さんに志摩理事長、
「四十九日の法事を納めます?」
「いいえ結構です、お墓に納めますので。彼岸入りに来ます」
「そうでしたか」
「今は正式にしたら咲希さんに負担かかりますよ…」
先生…
「いや母が亡くなった時、父の親が居たそうで、全面的に祖父母がしてくれたそうでした」
「どちらの土地に居ました?」
「石狩市に住んでた親父そうだろ」
「ああ…」
咲希、お骨箱と兄の蒼が持った大輝の位牌、
咲希の車の後座席に起き、位牌を助手席に置いた。
親父…
お前咲希さんに一人にさせるのか…
「車をどうする?」
心配してた白石夫妻が
亜沙子行くのか?…
だってまだ蒼さんと正式にお付き合いしてないから私が行くわ。
早瀬さんと蒼さんが
「すみません、私の娘ですから」
「お母さん良いよ!」
「私が全面的に支度するから大丈夫だから…」
「兄達も行くか?」
「皆で押しかけるつもりなの…一人にさせてよ…」
助手席に蒼が腰かけた。
え?…
「出しな…咲希さんごめんよ」