テラーノベル
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【〇〇side】
〇〇「アラスター、今日も帰ってこなかったの?そう・・・」
バーカウンターで弱めの酒を飲みながら、ハスクにそう尋ねる。
あの件から2日が経ち、私はあの曲を完成させようとかかりきりになっていた。
部屋から出るのはみんなの食事を用意するときと、休憩がてらにみんなと話すときくらいだ。
缶詰めになっていた私を見かねて、今日はハスクが酒盛りに誘ってくれたのだ。
――1時間前――
ハスク「〇〇、お前の好きそうな酒があるんだ。息抜きに、一杯どうだ?」
エンジェル「へぇ、なら俺にもくれる?とびきりキッツいのをさぁ」
ハスク「またか?分かったから飲み過ぎるなよ」
ありがたく誘いに乗った私は、エンジェルと共にカウンターに腰掛ける。
〇〇「そういえば、アラスターは?昨日食事を持って行ったんだけど部屋にいなくて」
ハスク「お前と出掛けて以降、帰ってないんじゃないか?俺も見かけてない」
エンジェル「アラスターなら、昨日の夜中に街で見かけたぜ?誰か探してるみたいに見えた」
エンジェル「でもマジで機嫌悪そうでさぁ・・・触らぬ悪魔に祟りなし。声掛けなかったんだよ」
〇〇「そう・・・・・・」
人捜し・・・?
あの時、”出かけの用事がある”と言って出て行った背中を思い出す。
〇〇(明日になっても戻らなかったら、探しに行ってみよう)
少しの不安と心配を抱えたまま、ハスクの注いでくれt酒を少量流し込んだ。
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