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私の名は、アリス。
この世界での本名は別にあるけれど、今は便宜上そう名乗っているわ。
私はとある事情があって、異世界からの来訪者を保護し、元の世界へ帰す使命を帯びた組織に所属しているの。
その組織は『異界管理委員会』と呼ばれていて、異世界から来た人間を保護すると同時に、元の世界に帰れるように手助けしているわ。
異世界からやってきた人たちの多くは、何らかの能力を持っていることが多いみたいね。
例えば、剣の達人。
彼らは己の中のイメージを追い求め、技を極めようとする。
しかし、それは同時に心の中の戦いでもある。
どれだけ強い思いを抱いていても、それが強ければ強いほど迷いが生まれやすいのだ。
その迷いこそが、彼らの心を乱し、やがて大きな隙を生むことになる。
心の乱れは肉体にも伝わり、動きは鈍くなる。
逆に、心の弱さを克服した者だけが、真の実力を手に入れることができると言えるかもしれない。
どんな状況であろうと揺るがぬ信念を持ち続ければ、必ず勝利を掴むことができるはずだ。
心の強さ、優しさ、勇気、素直さ、忍耐強さ、向上心、前向き、プラス思考、希望。
この世に存在する全ての物質を分解し再構成する事によって、あらゆるものを創造する事が出来る能力。
ただし自分の命を除く全てを対象に出来る為、例えば自分自身を分解した場合は自分も消える事になる。
ただし対象の強度によっては、自分の肉体のみを再構築したりも出来る。またその逆も可能。
ただし自身の質量を上回る物は生成出来ない。その為、自分の体より大きい物を生成する事は出来ず、仮に出来たとしても形を維持する事が困難となる。また、自身の体積以下の小さな物体であれば自由に生成する事が出来る。その際はイメージにより形状を変化させる事も出来るが、質量保存の法則を無視する様な複雑な形状の物を作る事は難しいとされている。
また、魔法を行使する際は必ず詠唱が必要となる。この詠唱とは言わば呪文の様なものであり、これを口にする事によって魔力の流れを制御すると共に体内で練られた魔力をより明確な形と成し、放出する際に安定させる為の補助的な役割を果たすものである。その為、必ずしも必要なものではないのだが、慣れてしまえば無意識下で行える様になるらしい。因みに魔法の行使に慣れていない者が無理矢理省略しようとすると、暴発の恐れもある為に注意が必要。
尚、詠唱の際は言葉を口にする必要は無く、ただ念じるだけでも問題無いとされる。但しその場合、威力の低下は免れないが。
魔素量エネルギーに関しては人並み外れているものの、その扱いは不得手である。しかし、生まれながらにして強大な力を持つ彼であるが故に、それに見合った膨大な量の魔力を内包している。