どぞ!
あ→雨栗
こ→米将軍
ル→ルザク
お→おんりー
______________________
米将軍side
ル「ね、もしさ、もしもだよ、」
あ「ん?」
こ「なに〜?」
ル「僕が」
ル「…ッ僕が、ッ」
ル「死んだとしたら…」
ル「2人は、ッ悲しんでくれる、ッ?」
あ「…?」
こ「いや…」
ル「、ッそう、だよね、ッ 」
ル「僕なんか死んだって、」
ル「どうでも…いい、ッよね、ッ(半泣」
あ「私なら…死なせないよ」
こ「俺は助ける。」
こ「何があったのか、まずは聞きたい」
あ「私も。聞いて、死なせない。大事だから。」
ル「、! (驚」
ル「…ありがとう、」
そういって君は、どこか困ったような、嬉しいような、悲しいような、気持ちが揺らいだような、不自然な笑顔を見せた。
…人間味が、いつもより出ていた。
そして次の日。
何事もなく、また1日が始まるんだと思ってた。
…思ってたのに。
あ「るざぴ!」
こ「ルザクくん!!」
ル「…ッ”…ひゅーッ…ぉ”え…ッ”」
…大事な人の命が、遠くなっているのが分かった
こ「救急車…ッ!!」
あ「もう呼んだ!」
あ「るざぴ…ッあとちょっとだから!」
こ「死ぬなルザクくん!!」
ル「ッ”…ひゅ…ッかひゅ”…ッ”」
ル「…ックロ…ーゼッ、ト…ッ”!」
あ「クローゼット?」
こ「クローゼットがどうしたの!」
ル「…ッ”も”し、ッ僕が死んだら、」
ル「ッ見て…ッね…ッ、!」
あ「死なないで!」
こ「生きろ!ルザクくん!!」
…結局、ルザクくんは助からなかった。
今日…7月23日に天国に旅立った。
あ「…るざぴ…」
こ「ルザクくん…」
お「…るざ、ぴ…」
あとから来たおんりーちゃんは、るざぴの最後に立ち会えなかった。
その後のおんりーちゃんは、言うまでもなく顔…いや、全部が死にかけていた。
…今にも自殺するんじゃないか、ってレベルでね。
お「……」
お「、るざぴ、最後になんて言ってましたか、?」
こ「…あ、!」
あ「…クローゼット、死んだら見てって、言ってた…」
お「…じゃあ行きましょう。」
お「るざぴが最後、何を伝えたかったのか知るために。」
そのおんりーちゃんの顔は、死んでいたけど、でも、ぐっと涙を堪えていた。
今にも道路に落ちそうな量の涙を眼に留めて。
あ「…これがクローゼット」
こ「…なにが、あるんだろ。」
お「…?? 」
お「手紙…?」
その手紙を見ると、雨栗、俺、おんりーチャン、ドズル社、アツクラ、さんちゃんく!リスナー、ルザクくんのリスナー、…そして俺たちみんなに、それぞれに手紙があった。
「雨栗さんへ!
改めて、僕をさんちゃんく!に誘ってくれてありがとう!
さんちゃんく!として、最後まで一緒に居れなくてごめんね。
一応、僕が死ぬまでさんちゃんく!に所属はしてるけど、そうじゃなくてさんちゃんく!の最後まで。ってことだよ?
勘違いはしないでね!?
それで本題。
いつも、僕のこと見てくれてありがとう!
いつも「るざぴは?」って聞いてくれて嬉しかったよ。
雨栗さんは僕のこと分かってる気がしてさ、?
僕が自分から言い出せないって分かってるのかと思ってたんだ。
…勝手だけどね、?
リーダーはリーダーらしくてかっこよかったよ。
でもさ、リーダーだからといって責任は負いすぎないでね?
責任に押し潰されて死んじゃったら元も子もないしさ。
大事な人だから、死んで欲しくないから。
…こんな形で言うことになってごめん。
僕3ヶ月前位に、余命は後4ヶ月です。って言われたんだよね。
あ、ちなみに今書いてるの5月ね!
あと1ヶ月で死ぬ。って言われてさ、
実感わかなかった。
…言えなくてごめんね、
とりあえず、僕は!
雨栗さんと…こめしょーと…おんりーちゃんと…リスナーと…みんなと!
会えて幸せだったよ。
ありがとう。
身体は壊さないでね。
無理はしないでね。
ずっと見守ってるから。
…またね。」
そんな感じのことが、みんなに書かれていた。
でも、「みんなへ」の所に一つだけ。違うことがあった。
最後の文章
「また、会おうね!」
と、書かれていた。
…どういうことなんだろう。
結局みんなは、ルザクくんの死に落ち込んでいたが、手紙を読んで今は頑張っている。
もちろん俺も。
…ただ一つだけ。未だ気掛かり。
こ「…最後のあの文章…どういう意味なんだ…?」
あ「こめしょーも? 」
お「俺も気になります…」
お「…それに、俺たちの個人への手紙でも「バイバイ」じゃなくて「またね」ってなってましたし…」
ちなみに今は、気分で夜道を散歩している。
こ「…まぁ、会えるなら嬉しいけどさ、」
あ「…私も。るざぴに会いたいよ。」
お「…空に居るんだよね…?元気かな…」
そんな時。ひとつの人影が見えた。
こ「____ッ!!?」
あ「こ、こめしょー!?」
お「どこ行くの!?そんな走って!」
2人が俺を呼ぶ、その声が毎秒遠くなっているのが分かる。
でも今は、今までの人生で1番早く。早く、走らなければ。
こ「____ッ」
こ「ッ、ねぇ、君」
?「…どうしたんですか?」
そういって「君」は俺に微笑んで来た
こ「…久しぶり」
?「…よくそんなこといえるね、」
あ「ちょっとこめしょー!」
お「おいていか、ない、で…」
あ「…ッ!?」
お「その…子供…ッ、?」
?「…みんな、」
そう。
こ「…ルザクくん。」
る「…ふふっ、」
ルザクくんそっくりの、小さな子供だった。
髪の色、メッシュの入り方、目の色、仕草、声、喋り方、笑い方、なにもかもがそっくりだった。
あ「るざぴ…なの、!?」
お「るざ…ぴ…!?」
る「久しぶり」
る「会えて嬉しいよ?」
こ「…分かってたの?」
こ「こうなること」
る「…さぁね?(にこっ」
そういって君は、いたずらっ子のような、子供らしい笑顔を見せた。
『次の日、アツクラやみんなが押し寄せてきて泣いて喜んでいたのは、また別のお話。』
______________________
謎エンド?になりすみません…
コメント
8件
えっぐ!! めっちゃ良きです!!!
こは君天才!!!!?✨ めっちゃ感動やん…!!! すげぇっ!! まじですげぇっ!
やっぱ天才ですね 主さんって ほんと、凄すぎない!?