なんでも許せる方のみ閲覧可
ワンクッション
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zm side
02:31
何か言葉を発そうとも、rbrの圧に押された俺は上手く口を動かせないでいた。
rbrが俺の事をそんな風に思っていたなんて考えても居なかった。
俺にくっついて来た時期からは、
『一緒にいてくれるん嬉しいな〜!』
とか、そんな感じの事しか考えて居なかった。
たまに周りの仲間が、
『zm、アイツちょっと可笑しくないか、?気を付けろよ、。』
と、俺に言っていたのはそう言う事だったのか。と今更思う。
rbrは、今までで見た事ないような顔で俺を見つめている。
いや、実際には俺が気付いていないだけで見られてたのかも。
、、、、、ちゃんと、愛してくれてる、、って事、、?
俺の事を見つめたままのrbrは置いといて、
ここからは俺の軍に入る前、過去の話をしようか。
俺を産んだ親は、俺が生まれて来た事を喜んで居なかった。
俺は母の浮気相手からデキた、生まれてこない方が良かった子。
勿論。学校になんて行かせて貰えなかった。
その為、頭の出来は最悪。
言葉は簡単な単語だけしか話せなかったし、
文字なんて読めるわけがなかった。
家にも入れて貰えなかった。
もう家って言って良いのか分からなかったよ。
俺は路地裏で、死んだねずみやゴキブリを食べて死から免れていた。
路地裏では怖い人が沢山いて、
薬物を売っている大人や、俺みたいに捨てられた子供。
そいつらの食い物をバレないようくすねる事も、少なくは無かった。
よくそいつらとは喧嘩をした。
『ここは俺らの陣地だ。』
とか訳の分からない無い事を言って、
殴りかかって来た時は流石に死ぬかと思った。
けれどそこで俺は自分の力に目覚めた。
咄嗟に手が出た。
その時、相手の腹を殴り、ぶっ飛んで行った。
何が起きたかまだ理解出来ない頭は、
相手の仲間が俺を見て逃げて行った事で、現状を把握した。
あぁ、なんや、俺やれば出来るやん。
そこからは人に暴力を振るって生活した。
暴力を振るい、相手が俺には勝てないと理解した時、
そいつは俺に従うしか選択が無くなる。
たまに、精神的に不安定になっていたのか、
夜に大泣きしていた記憶がある。
その時は自分が何で泣いているのか、さっぱり分からなかった。
大人になった今、何で泣いていたのかは良くわかる。
ある日、いつもの様に路地裏で人を殴っていると、
耳の鼓膜が破れる様な、初めて聞く音を耳にした。
『ーーーーー。ーーーーーーーーーーー戦争ーーーーーーーー。』
音と一緒に音声も流れて来て、
頭の悪い俺が聞き取れたのは『戦争』という単語だった。
コメント
7件
うわーー続きめっちゃ気になる!✨zmニキにそんな生活させてたなんて、あの親許さん...💢
境 遇 最 悪 す ぎ て ッ ッ z m 彡 幼 少 期 か ら つ お い の 最 高 で す 大 好 き で す 有 難 う 御 座 い ま した
今日も最高すぎる~😭💗 ししし死んだ鼠とGちゃん食ってたん…? zm彡になんてもん食わせてんだよ. zm彡の過去辛ぁ…🥺🥺💦 この糞親…私も目覚めそうです。✊💢