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フォローやいいね👍やコメントしてくださった方、本当に感謝してます😭✨️
これからも宜しくお願いします!
そしてものすごく遅くなりましたが、
久しぶりに投稿させて頂きます🙏💦
設定¦吸血鬼パロ
💛🖤···▸吸血鬼 ❤️···▸人間
※・ご本人様には一切関係ごさいません。
苦手な方はスクロール❌
お好きな方は是非ご覧下さい。
↓ ↓ ↓
[5話]
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宮舘side
ここに来てから、もう数週間も時が過ぎた。
宮舘はいつものようにベッドで寝て、太陽の昇らない朝を迎えて、を繰り返していた。
そんな日々にも少しずつ慣れていく。
出される料理も絶品だし、
渡される衣服も気に入ってるし、
落ち着く温かい湯船だって、
なんでも用意してくれた。
もう逃げるのも諦めてしまいそうなくらい。
❤️ (でもやっぱり帰りたい……)
そう思いながら、朝なのか夜なのか分からない今日をここで1日を過ごす。
そんな毎日だった。
でもその中で一つ、厄介な点が───。
◇◆◇◆◇
ーー朝(?)
🖤 「髪すごい事になってる、笑」
💛 「寝癖、……かわいい」
ダイニングテーブルに座っている宮舘を見て、二人はクスクスと肩を震わせた。
そして、宮舘の隣に腰掛ける。
❤️ 「……そんなにですか?」
岩本はどこから持ってきたのか、ブラシを手に軽く掲げた。
ゆっくり宮舘の寝癖を直していく。
❤️ 「これくらい自分で……」
💛 「じっとしてて」
❤️ 「…」
宮舘は大人しく動きを止める。
髪の毛にブラシが通る。
髪を引っ張らないように、岩本がゆっくりとブラシを動かす度、寝癖で乱れた髪が少しずつ直っていく。
宮舘はされるがままになってる。
その姿が何だか妙に可愛くて、
岩本は無意識で口元が緩んだ。
🖤 「俺もやりたかったんだけど?」
しばらく黙っていた目黒が、ようやく口を開いた。
でも岩本は無視して宮舘に集中する。
🖤 「……明日は俺ね」
目黒はズイッと顔を寄せて、
拗ねたような口調で宮舘にそう言った。
💛 「おい、近い」
岩本は宮舘の肩を引き、目黒から遠ざけた。
二人の視線の間にはパチパチと火花が舞う。
❤️ 「…」
❤️ (”また”始まった……)
この二人の小さな嫉妬?取り合い?は
日常茶飯事で、宮舘はほぼ呆れかけていた。
❤️ (なんでそんな俺に執着するんだ…?)
胸の奥に浮かんだを疑問をぎゅっと押し込めるのだった。
◇◆◇◆◇
厄介なのは、これだけでは終わらなかった。
ーー庭。
❤️ 「あ、うさぎ…」
月明かりの下。
宮舘は二人と庭を散歩していた。
すると、
近くの茂みから一匹のウサギが。
宮舘はしゃがんでウサギの毛並みを撫でた。
❤️ 「……かわいい」
宮舘の表情が柔らかくなる。
気づけば無意識のうちに笑みが零れる。
すると、
その姿を後ろから見ていた二人が───。
がしっ。
目黒が後ろから宮舘の頬を掴む。
そのまま顔を空に向ける。
目の前には不機嫌そうな二人の顔。
🖤 「……何?その顔」
💛 「そんな風に笑えるんだね」
💛 「俺達には見せないくせに」
❤️ 「…」
❤️ 「すいません……」
───まさかウサギに嫉妬してる…?
◇◆◇◆◇
ーー書庫。
💛 「何読んでるの?」
❤️ 「料理の本です」
🖤 「ふーん…」
二人は宮舘と向き合う形で座っている。
でも、さっきから宮舘は本にしか視線を向けない。
まるで二人は空気のよう。
❤️ (……視線が痛い…)
ページを捲る音だけが響く。
宮舘は少し怯えながらも、本を読み進めていく。
その時───。
岩本の手が、読んでいた本に伸びる。
そして何事もない様な表情でその本を宮舘から奪い取った。
❤️ 「……え?」
💛 「ちょっと休憩」
🖤 「そうそう」
❤️ 「でも…まだ半分しか、」
💛 「本は逃げないでしょ?」
❤️ (ここでもか……)
◇◆◇◆◇
ーーバルコニー。
宮舘は何気に目に入ったバルコニーへ足を運んだ。
相変わらず外は夜空が広がっている。
でも、この景色にも慣れ始めていた。
ふと目線が腕に落ちる。
服の裾を捲ると───
岩本に吸血された時の噛み跡が残っていた。
❤️ (まだ残ってたんだ…)
宮舘はその噛み跡にそっと触れる。
その時───
🖤 「それ……」
❤️ 「っ!!」
さっきまで居なかった筈の目黒が、気づけば宮舘の背後にいた。
光のない瞳で腕の噛み跡をじっと見つめる。
🖤 「それ、早く隠して」
目黒が服の袖を素早く下ろそうとした。
💛 「なんで?」
すると反対側から岩本が顔を覗かす。
裾を持つ目黒の手首を掴み、噛み跡が見える様に捲り上げる。
💛 「別に隠さなくてもいいよ」
💛 「本人は気にしてないんだから」
🖤 「やだ、俺が気にするから」
❤️ 「……??」
宮舘を挟んで、また二人の厄介な小競り合いが始まった。
❤️ (噛み跡一つで……?)
◇◆◇◆◇
ーーティータイム。
❤️ 「はい、どうぞ」
テーブルの上にティーカップを置いた。
温かい湯気がもくもくと天井へ昇る。
二人は同時に目を見開いた。
💛 「え…」
🖤 「……どうしたの急に?」
❤️ 「ただ紅茶が飲みたくなっただけです」
💛 「キッチンで作ったの?」
❤️ 「はい、そうですけど…」
🖤 「………そっか」
❤️ 「?」
きょとんとした顔でそう言うと、
宮舘は当たり前のように二人の間に座った。
二人は密かに視線を合わせる。
でも何も言わない。
宮舘はカップを持ち上げ、そっと傾けた。
───その瞬間。
❤️ 「…あち、っ……」
思ったより熱かった紅茶に舌をやられる。
慌ててカップをテーブルに置き、
口元をぱたぱたと手で扇ぐ。
🖤 「…ふっ」
❤️ 「笑わないで下さい……」
ちょっと涙目で目黒を見上げる。
目が合った瞬間。
目黒の表情が軽く一変した。
🖤 「……かわいい」
そう言って、宮舘の頬を包み込む。
徐々に近づいてくる目黒の顔。
───キスされる。
そう思った瞬間。
宮舘は咄嗟に顔を逸らした。
❤️ 「……っ」
口にされる筈だったキスは、着地地点をズレて頬に落ちた。
一瞬、頬に柔らかい感触。
ほんのり香る紅茶の匂い。
触れられた場所から段々と熱が湧き上がる。
🖤 「あ、逃げられた」
💛 「さいてー」
❤️ 「……」
宮舘は顔を真っ赤にして俯いた。
頬に手を当てる。
赤面になってるのが自分でも分かるくらい熱い。
以前からキスされる事は少々あったけど、
いつのタイミングでしてくるか分からない。
だからいつも、二人に振り回されては寿命が縮むような環境で息をしているのだった。
❤️ (これもこれで厄介……)
◇◆◇◆◇
ーー寝室。
秒針は深夜を指してる時間。
💛 「じゃあ、おやすみ」
───カチャッ。
部屋のドアが閉まると同時に、外側から鍵がかけられる。
それすら、宮舘にとってはもう日常の一部となる出来事だった。
❤️ (….…そこまでしなくてもいいのに)
目を閉じてそう思うが、言ってもなんの意味がないと分かっているから今日も大人しく眠りにつく。
すると、もうすぐ寝そうって時に───
💛「明日って祭りがあるんだよね」
🖤 「うん。何年ぶりだろう?」
💛 「さぁ…、でも行かないよ」
🖤 「当たり前じゃん。」
廊下から二人の話し声が聞こえた。
宮舘は思わずベッドから飛び起きた。
そしてドアに耳をくっつけて。
❤️ 「祭りって、なんの…??」
扉越しに声をかけた。
二人の会話が一瞬途切れる。
すると、すぐにドアが開いた。
🖤 「聞いてたんだ」
❤️ 「ちょっと気になったんで…」
💛 「…大したものじゃないよ、」
💛 「屋台とか”人”がいっぱい来るだけ」
───人。
その言葉を聞いて、
宮舘は思わず目を輝かせる。
もしかしたか、助けてもらえるかも。
宮舘の中に小さな光が指す。
❤️ 「……行きたいです」
🖤 「え?」
❤️ 「あ、えっと、…行ったことなくて、」
❤️ 「……ずっと夢だったんです」
そう言って、宮舘は軽く口角を上げる。
まるで本当に、ただ祭りに行く事だけを夢見るかのように。
出来る限りの平然を装いながら。
❤️ 「お願い、してもいいですか……?」
しばらく沈黙が落ちる。
二人は少し躊躇いながらも───
💛 「……いいよ」
宮舘のお願いは断れなかった。
❤️ (やった……!)
🖤 「だから、今日はもう寝な」
❤️ 「はいっ。おやすみなさい」
────────
──────
ベッドに横になる宮舘。
いつも寝てるベッド。
窓から差し込む不気味な月明かり。
鍵を掛けられてる部屋。
いつもと変わらない光景の筈なのに、
なぜか今だけ、それすら心地よく感じた。
───それは、明日への淡い期待のお陰。
この屋敷から、
この森から、
あの二人から、
誰かが助けてくれるんじゃないか。
そんな”もしかしたら”を妄想する。
そう思うだけで、
少し息がしやすくなった気がした───。
つづく。
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コメント
9件
個人的にめちゃくちゃ好みで読み終わってすぐ2周目突入しちゃいました 続き楽しみにしています!
確かにあの2人にされたら厄介だなぁ
🖤VS💛最高すぎる♡ 2人から溺愛されてる❤️も愛らしい♡ 3人で仲良く暮らしてって欲しい気持ちと、❤️帰れるといいなって気持ちと…ああっ!どっち?!どっちが幸せ?! 続きも楽しみです♡♡