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僕らの台本の1ページ

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2023年09月19日

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🐤side






🐤「やっぱここ、ベストスポットだねぇ〜」






といって、いつも初兎ちゃんと会う教室に来た。

生徒会長が気を利かせて鍵を空けておいてくれたようだ。







🐇「…うん…」


🐤「…初兎ちゃん?」






やっぱり、目が少し潤んでいる。






🐤「…初兎、おいで?」




というと、無言でとことこ歩いてぎゅっと胸に顔を埋める。





🐤「…ごめんね。」

🐇「え…」

🐤「その…多分、女の子たち…だよね。」

🐇「ッ…」




多分図星だ。


でも初兎ちゃんの事だから、鈍感だから嫉妬心に気づいていないと思う。ただ、女の子達に変な気持ちを抱いてるのは態度からして事実だろう。






そんなの、







🐤「初兎」







可愛いがすぎる。







🐇「な…んッ…?」










ちゅ、と音を立てて初兎ちゃんの唇に自分の唇をそっと重ねる。






🐇「ッ…!?///」

🐤「俺、初兎ちゃんしか見てないから…」

🐇「ふぇ…///」






今にも爆発しそうなぐらい、ぶわあぁぁと赤みを増す初兎ちゃんの顔。






🐤「彼女がこんなに可愛いんだもん〜♡

他の子見るなんて無理っ。」






といってぎゅーっと抱きしめてやると、






🐇「…///」







うわぁガチ照れしてる…可愛い








🐇「りうちゃ、」

🐤「ん?なーに?」





と答えるや否や、






🐇「…外…///」





外?





ちら、と廊下を見ると…






🍣「ばれた」

💎「…なんでばれたの」






え?




ヱ?




ゑ?







🐤「なんでいんの!?///

てか、いつから居たの!?///」



💎「おいで、っていったとこ…ぐらい…//」




だいぶ序盤じゃんか!!





🍣「なんか…ごめんね…///」




🐤「〜ッ!!///」

🐇「いむくんとないちゃんこそ、一緒に居るん新鮮やね//」




と初兎ちゃんがいうと、





🍣「元々お昼一緒に食おーぜーって話してたんだよねw」

💎「そうそうっ」

🐤「まろちゃんとアニキは一緒じゃないんだ?」

💎「う、うん…」





と、しどろもどろになるほとけっち。








💎「ないちゃん!2人の邪魔になっちゃうから行こう!!」

🍣「え、あ、そうだなw

んじゃ。また午後頑張ろうな!w」







と言って去っていく。








🐤「ごめん、初兎ちゃん…まさか、人がいると思ってなくて…」

🐇「ん、嬉しかったから…いいっ…///」

🐤「これからも、してもいい…?」





と聞くと、何度もこくこく、と頷く初兎ちゃん。






🐇「あとりうちゃ、?これ…」





といって差し出してきたのは





🐤「…お弁当…?」

🐇「うん…」

🐤「初兎ちゃんの手作り…!?」

🐇「そう…///」

🐤「やば、めっちゃ嬉しい…!!」




ぱかっとお弁当の蓋を開けると、彩り豊かで、とても華やかなご飯が出てきた。





🐤「美味しそうすぎる…」

🐇「ふふ、お口にあいますように。」

🐤「何から食べよ〜…初兎ちゃんのおすすめは?」

🐇「これかな…。…はい、あーん」





な、!!?

これは、無自覚でやっているのか…?







🐤「あ、…。ん!!おいし…!」

🐇「ほんと…!?よかったぁ…」




そういって安堵する初兎ちゃん。

やっぱり初兎ちゃんの作った料理は格別だ。





🐤「んじゃあお返し。はい、あーん」

🐇「! …あーんっ。ふふ、りうちゃんがくれたからもっと美味しい」

🐤「はぁぁ…俺幸せもの過ぎ…。」

🐇「僕もっ。」





🐤「…ね、初兎ちゃん」

🐇「ん…?」

🐤「せっかくだし、写真撮らない??」

🐇「!撮る!」




ぎゅっと近づき、何パターンか撮るうちの最後。


5.4…とカウントが迫りくる。




残り2秒で、





🐤「初兎ちゃん、愛してるよ」






そういい、ちゅ、と頬にキスを落とした。




その瞬間、シャッターが切られた。





🐇「〜ッ!?///」




キスを落とした部位を手のひらで触りながら、口をパクパクと動かす初兎ちゃん、可愛すぎない?





🐤「ごめんごめんw

でも、ほんとだよ?初兎ちゃんのこと、誰よりも愛してる。

だから、不安になったらコレ見て…?」

🐇「…ありがとっ…!」




少しは不安を取り除いてあげられた…かな?



__


【7話の補足】



5話にて

🐤⇒「俺だけに向けられた 愛しきもの の声しか聞こえなかった」


7話にて

🐇「こんなに応援しても届くわけが無いのに。一番星の君は、僕を見つけてくれるのかな」


一番星がみる「一番星」は君だよ




__


💬書いてって言ったら沢山書いてくれる君が好き。ちゅ!(※は?)

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