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コンコン🚪
布団の中で蹲っていると玄関のドアからノック音が聞こえてきた、
「誰?…」
私は恐る恐るインターフォンを見るとすまない先生と雪さんが心配そうにしていた
「あ…何で?… 」
雪「桜ー!居るのか?」
私はインターフォンのボタンを押し応答する
「何で…?」
雪「桜っ?大丈b…」
「何で来たんですか?…」
雪「え?」
違う…こんな事が言いたいんじゃない…違う…何でこんなことしか言えないの?…伝えなきゃいけないのに…どうして?…どうして?…
すまない先生「桜ちゃん!あの日の事は誰も気にしていないから!」
「帰って!帰ってよ!」
違う!帰らないで…何で…?どうして言えないの?…
すまない先生「でも…」
「帰れ!!」
すまない先生「っ!」
「あ…」
すまない先生「…」
言っちゃった…傷付けた…私が…もう、本格的に戻れなくなった……まぁ、皆さんが死なないんだったら…もう…戻らなくても。
すまない先生「帰らない!」
「えっ?」
すまない先生「君の本当の気持ちを知るまで僕達は帰らない!」
雪「ずっと居座るぞ!」
「どうして…そこまで…」
雪「大事な《仲間》だから!」
「っ!…」
涙が…止まらない、何で悲しくないのに涙が出るの?…あぁ…私はやっぱり…戻りたい元の日常に戻りたい…
「…」
変わる為に……私はドアを開ける
雪「あ…」
「外…寒いですから入って下さい…」
ちゃんと…伝えよう、この言葉を