“浩太はどう思う?付き合った方が良いと思う?”
何であんなことを言ってしまったんだろう。
気づいた時には口から出てしまっていた。
その時の浩太の驚いたような、困ったような顔がずっと頭から離れなかった。
できることならなかったことにしたいけど、今さらなかったことになんてできない。
「浩太、なんて思ったかな」
そのことばかりが気になってしまって、あまり眠ることができなかった。
二度寝しようかとも思ったけど、時計を見ると6時を少し回っていて二度寝するには時間がなかった。
「起きよ」
二度寝を諦め、起きることにした。
昨日、滝井さんに誘われご飯に行くのに仕事を少し残していることを思い出し、早めに出勤することにした。
途中、朝ご飯におにぎりでも買おうといつものコンビニに寄ると、見覚えのある後姿を見つけた。
「浩太?」
出勤するにはまだ早すぎる時間帯で、半信半疑で名前を呼んで******
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