テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
🐱→→→→→🍆
🍆を嫁にしたい片想い拗らせ🐱
と、訳が分からないと困惑する🍆。
ご都合主義の設定です。
ご本人様達とは無関係です。
全てフィクション。
トップの注意詳細は必ず読んでください。
短めのアホみたいなお話です。
それでは、お楽しみください。
ネコおじから「ぼんさんは1人じゃ何するか分かったもんじゃない、から俺が責任取って面倒見てやる」と震える手で小さな箱を渡された時は何言ってんのコイツと馬鹿を見る表情をしてしまった。
数秒固まって、「は?」と間の抜けた声を出すと、「だ、だから…」と目の前でぷるぷる震える俺より少し背の高い男は顔を真っ赤にしだした。
「俺が!!あんたを嫁にしてやるって言ってんだ!」
「…………はぁ?」
耳がぶわりと立ち、背後に見える尻尾は倍ぐらいに膨らみビビビビッと立ち上がっている。
真っ赤な顔で、額から汗を流し、ウロチョロ動く目線。とその手にはブランド物の洒落た小箱。
「…ネコおじ?…えーと?ん?」
「ッ…、ぼんさん、は、黙って俺に、着いて来ればいい!!」
「はぁあ???」
分かったか!!と逆ギレみたいな事を言われ、本当に何言ってんだこいつと背中を向けて走って行くネコおじを見た。
胸に押し付けられた箱は、断ることも出来ず受け取ってしまって……
それが、運の尽き……
「なんで、付けてないんだよ」
「………」
「…ぼんさん…まさか、付けて欲しかった?」
「…………」
「はぁ〜、仕方ないなぁ〜、ん、指輪、貸して」
「……持ってきてねぇーよ」
はぁ?なんで?!と椅子に座り休んでる俺の横でにゃーにゃー騒ぐネコおじ。
あのあと、気付いてはいたが一応確認の為開けたそれは、まぁ〜シンプルながら繊細な柄が入った大層立派なプラチナリングが入ってて…ソッと閉じた後に「はぁあ!?」と一人、部屋の中で叫んだ。
「あのね、ネコおじ?なんのドッキリなのこれ」
「ドッキリじゃない!嫁にしてやるって言ってんだ」
「だからさ、それ、なんなの?俺男?ね?分かる??」
「ぼんさんが男なのは知ってる…」
「なら、何なのこれ」
「俺が、ぼんさんを生涯面倒見るから、嫁にしようと…指輪…」
「……いや、いやいやいや、そこからおかしいのよ!俺別にネコおじに面倒見てもらわなくていいから!」
「…はぁ!?な、もう、先約があるってのかよ!」
「ちーがーうー!あーーーっ!もう!あんた、本当にプロデューサーなの!?頭硬すぎんだろ!」
「頭硬いのはぼんさんだろ!嫁に来い!」
「アホか!なんでそーなる!行かねぇーよ!」
「なんでだよ!」
「俺は、女の子が好きなの!しかも、俺が嫁を貰う立場なの!俺は嫁にはなれないの!」
「…………????」
「だーーーーっ!!なんで、そこ、わかんねぇーの!?…え?て首傾げてんじゃねぇーよ!」
「ぼんさんは、俺の嫁だろ?」
「こっ、こいつ、マジでッ!!!!」
頭おかしいだろ!!とコミュニケーションが取れないネコおじに痺れを切らしてプンプンと席を立ち部屋から出ていく。その後ろを「俺の嫁になるって言え!」とネコおじもプンプンしながら追いかけて、ワーワー2人して声を上げる。
その光景を見ていた、同じく休憩中のドズルは「…ん?」と首を傾げた。
「ねぇ、おんりー?」
「…はい」
「僕の聞き間違いかな?」
「………」
「ネコおじが、ぼんさんにプロポーズして嫁にしようとしてるの…」
「俺も、そう聞こえました」
「え、ネコおじ、ぼんさんの事好きなの?」
「俺には、分かりません、ただ揶揄ってるだけ、か、も?」
「んー??」
隣で携帯を片手に固まっていたおんりーはドズルと同じように首を傾げ処理の追いつかない脳をフル稼働させる、が、それでも意味が分からなかった。
いつもの光景、こう、何度も続くとメンバー達もはいはいと慣れてきて何も言わなくなっていた。
今日も、嫁に来い、行かないの攻防は続いていて休憩中くらいゆっくりさせろ!とぼんじゅうるはピリピリしていた。
やっとの事で一人の時間が出来て、そんな喫煙所からの帰り道、廊下でネコおじに声をかけられる。
「ぼんさん」
「ゲッ!…な、なんだよ、嫁には行かねぇーぞ」
「…その事なんだけど…わかったよ、本当は嫁になって貰いたかったけど…」
「はぁー、やっと諦めたか?」
「致し方なし…嫁が嫌なら、夫でもいい、俺の番になれ!」
「ばっ、ばぁぁぁあか!あほ!あーーーほ!!」
「はぁ!?ば、バカで阿呆はぼんさんだろ!!頑固者!」
「なんで、わっっかんないのかなぁ!?!?え?!俺がおかしいのか!?あぁ”!?」
語尾が強くなる、怒りをぶつけるようにネコおじに詰め寄り、人差し指をグリグリと目の前で番になれ!と叫ぶ男の胸板に押し付ける。
「誰が!お前の!番に!なる!かよ!!」
「なんでだよ!こんだけ言ってんだからなれよ!」
「なんで、なると思ってんの!?頭おかしいだろ!」
いて、いてて、とぼんじゅうるからグングン押されるそこに、眉を寄せるネコおじ。
「第一!俺は!ネコおじの事!そんな目で見てない!ので!番に!なれない!」
わかったか!?と顔を上げてネコおじを睨みつけようと、した。
「ッ………」
「あ?」
ネコおじが、上を向いたぼんじゅうるの顔を喉を鳴らし見つめていて、その顔が、ワーワー言い合いしていた時と明らかに違くて…あ?と少しぼんじゅうるは心配するように首をかしげた。
チュッ…
「…………………」
スローモーションで近づいてきたネコおじの顔、グレーの睫毛がふるりと震えてゆっくり閉じる、黙ってればイケメンなのにな、と遠く考えていたら、唇にしっとりとした熱が押し付けられプチュンと離れる。
「…ぼんさん、番になって」
「………………………」
(…ん?え?な、にが起きた?)
固まって動けないぼんじゅうるをいい事に、ネコおじはそれが拒否ではないと勝手に解釈し再度唇を重ねる。
「ん…ぼんさん」
「…ん、…ん?」
角度を変えて、軽いキスを数回繰り返し、低く腰に来るいい声で「番になれ」と呪文のように続ける。
「………ッ!?!?!?」
ネコおじの少しざらつく舌先が、ペロリとぼんじゅうるの唇をひと舐めした時、キスをされたと理解した。
未だにほわんと瞳を溶かして「俺の、番…俺の…ッ」と熱い吐息を零し唇を、ぺろぺろと舐めてくるネコおじ。
その頬目掛けて、強く握ったぼんじゅうるの拳がめり込むのは…そう必然的だった。
「何やってんだ!ばぁぁぁぁあか!!!」
その後、耳まで真っ赤に染め上げたぼんじゅうるが「ばかっ!ばかっ!!」と語彙力を低下させた言葉を呟きながら廊下を走っているのを、数人のスタッフが目撃したのだった。
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シャオ🦎🔰@がんばり中
コメント
8件

なんですか!この可愛い2人は!はよくっついてお幸せになってください!

🐱さん積極的でなければ🍆さんが気づかない鈍感です。照れてる🍆さん可愛い。🐱さん頑張って。
くっっっっっ🫰❣️ こんな可愛い🐱初めて出会いました…これは折れるのも時間の問題…🥰 あと最近更新なくて寂しかったですおかえりなさい!